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おしゃれプロおすすめ!ブラウントーンの最新ニットコーデ4選

“ちょっとの更新”が素敵を左右するからこそ、去年可愛かったあのニットは、着こなしは、どうアップデートするのが正解? 去年から引き続きトレンドど真ん中のブラウンニットを今年らしく着るコツを、スタイリスト加藤かすみさん&エディター伊藤真知さんがレクチャーします! 「色のトーンを合わせる」「新素材ミックス」が合言葉なのだとか。

スタイリスト加藤かすみさん

スタイリスト加藤かすみさん


「今年は色も大事!トーンを合わせて大人っぽく」
表紙やファッション特集を数多く手がける人気スタイリスト。センスと理論に基づいた着こなし術にはファンも多く、「かすみさんのコーディネートは売れる!」は定説。

エディター 伊藤真知さん

エディター 伊藤真知さん


「パンツ派の私もスカート合わせに開眼しました!」
本誌をはじめ数々の女性誌で活躍するエディター。等身大のリアルなコーデやまねしたくなる着こなしセオリーで、私服スタイルも人気。昨年、初のスタイル本を刊行。

「ワントーンでも、きれい色を合わせる日も、全体のトーンをそろえて大人っぽく(加藤さん)

着慣れた形を、目新しい素材で。それだけでも更新感は出せるはず」(伊藤さん)

やわらかなブラウンベージュのニットコートを主役にしたコーデ

やわらかなブラウンベージュのニットコートを主役に、白多めでまろやかに仕上げたフェミニンカジュアル。「見た目はきれいだけどラクで快適、そんな着こなしが今の気分。スニーカーは以前のようにグイグイ主張せず、街着に似合うリアルハイテクも増えてきているので、淡いトーンにも合わせやすいはず」(加藤さん)。コート¥23000/ザ ヴァージニア ルミネ有楽町店(ザ ヴァージニア) Tシャツ¥13000/サードマガジン パンツ¥19000/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ウィム ガゼット) バッグ¥39000/RHC ロンハーマン(ステート オブ エスケープ) スニーカー¥15000/シシ

《Kasumi's Point》
通勤服も“走れそう”が今のリアル。スニーカーやロンT、ゴムウエストなどきれいめなスポーティ要素をさらりと。

着やすいブラウンのニットのコーデ

「自信を持って着こなせる定番のシルエット、そしてアップデートしたとはいえ着やすいブラウンのニットなので、“安パイ”なデニム合わせは封印! つやと揺れ感が美しいサテンスカートのおかげで、リラックスなニットもほっこりせず、コーデの幅が広がりました」(伊藤さん)。型押しのバッグやパイソン柄の靴で辛さもひとさじ。ニット¥12000/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ丸の内店(ビューティ&ユース) スカート¥19000/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ウィム ガゼット) バッグ¥30000/サマンサタバサ ルミネ新宿店(サマンサタバサ) 靴¥38000/ベイジュ(ピッピシック)

《Machi's Point》
昨秋、週4で着ていたざっくりタートルは旬のブラウンにして、今年もおかわり! ただし着こなしはつやスカートで女っぽく。

アイスピンクのパンツと赤寄りのブラウンニットのコーデ

ただでさえ色の幅が広いブラウン。特にきれいな色と合わせるときは、どこか雰囲気の似たブラウンを選ぶと全体がチグハグにならず上品に。「ちなみにパンツはややスモーキーで、大人にも使いやすいアイスピンク。今年のきれい色は“なじませ色”に近い感覚。パキッと一つで主役になるものより、茶色にもグレーにも合わせられそうな、あいまいさのあるものが重宝します」(加藤さん)。ニット¥18000・カーディガン¥22000/アンクレイヴ パンツ¥20000/ルーニィ バッグ¥54000/アマン(ア ヴァケーション) 靴¥18000/オデット エ オディール 新宿店(オデット エ オディール)

《Kasumi's Point》
相手がピンクだったらブラウンも“赤寄り”。色のトーンや方向性をそろえるのがきれい色とのコーデを品よく見せるコツ。

エコレザースカートにブーツを合わせたコーデ

「ふんわりモヘアとパリッとしたレザーという対照的な素材なら、同色のニット+スカートでも表情豊か。エコレザースカートにブーツを合わせると、つや感が連なって主張しすぎてしまうので、寒さを増す冬本番でもタイツ+フラット靴がおすすめです」(伊藤さん)。ニット¥28000・スカート¥29000/インターリブ(サクラ) ジャケット¥37000/ユナイテッドアローズ 有楽町店(ユナイテッドアローズ) バッグ¥24000/ドレステリア 新宿店(ザ・ディレッタント×ドレステリア) 靴¥23000/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店(バス×ビューティ&ユース)

《Machi's Point》
変わった感を出すには、毛足の長いモヘアやエコレザーなど、素材でインパクトを。真逆の質感でワントーンも洒落見えに!

撮影/魚地武大〈TENT〉 スタイリスト/加藤かすみ 取材・原文/伊藤真知 構成/三橋夏葉〈BAILA〉 ※BAILA2020年11月号掲載

【BAILA 11月号はこちらから!】

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