“ちょっとの更新”が素敵を左右するからこそ、去年可愛かったあのニットは、着こなしは、どうアップデートするのが正解? 人気コンビ・エディター伊藤真知さんとスタイリスト加藤かすみさんが提案するのは「フィット&フレアワンピ×ロングブーツ」。定番のニットワンピをより鮮度高く着こなすテクを教えてくれました。
スタイリスト加藤かすみさん
「今年は色も大事!トーンを合わせて大人っぽく」
表紙やファッション特集を数多く手がける人気スタイリスト。センスと理論に基づいた着こなし術にはファンも多く、「かすみさんのコーディネートは売れる!」は定説。
エディター 伊藤真知さん
「パンツ派の私もスカート合わせに開眼しました!」
本誌をはじめ数々の女性誌で活躍するエディター。等身大のリアルなコーデやまねしたくなる着こなしセオリーで、私服スタイルも人気。昨年、初のスタイル本を刊行。
《ニットワンピースのシンプルコーデ》は今年どう着る?
去年はこう着た
’19年11月号 撮影/遠藤優貴〈MOUSTACHE〉
今年はこう着る!
ラクして女っぽいフィット&フレアのワンピにロングブーツの新シルエットで
「体にフィットする以上、裾までピタピタしたIラインではただのボディコン状態。なので形は、絶対的にAラインを。凹凸感のあるリブや黒など、タイトでも響きにくい色や質感を選ぶのも大事です」(伊藤さん)、「一枚で着るアイテムだからこそ、ストールなどポイントになる小物も必須。縦のラインを強調し、スタイルアップして見える“流し巻き”は、可愛い揺れ感も出せておすすめです」(加藤さん)。ワンピース¥42000/アニエスベー ストール¥24000/オーラリー バッグ¥55000/マイケル・コース カスタマーサービス(マイケル マイケル・コース) ピアス(1個)¥14000・イヤカフ¥11000/ショールーム セッション(マリア ブラック) 靴¥59000/ベイジュ(ピッピシック)
《Kasumi's Point》
一枚で完結するワンピース。特に冬は露出が減るぶん、ラインを出して女っぽく。コートを羽織ったときにできる“すき間”がきゃしゃさや可愛さにもつながります。
《Machi's Point》
パンプスやショートブーツもいいですがややコンサバで、代わり映えしない印象。流行のロングブーツに“かぶせて”着る、そんな今年流の足もとがいいアクセントに。
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉 ヘア&メイク/桑野泰成〈ilumini.〉 スタイリスト/加藤かすみ モデル/松島 花 取材・原文/伊藤真知 構成/三橋夏葉〈BAILA〉 ※クレジット表記のないものは本人私物です ※BAILA2020年11月号掲載
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