冷蔵庫にある食材や加工食品を使って簡単に作れる、究極のお一人さま分時短鍋レシピ。仕事が忙しかった日でも帰宅後すぐに作れて満足度も高い、「サラダチキンのピリ辛トマト鍋」と「サバ缶ときのこの黒酢梅鍋」をお届けします。
1.サラダチキンのピリ辛トマト鍋
市販のサラダチキンとトマト缶で、立派な鍋に!野菜のビタミンが吸収されやすいよう、ツナ缶はオイル漬けを使って。
煮込まずともうまみがあふれる、さっぱり系テイスト
●材料(1人分)
市販のサラダチキン……1/4切れ(30g)
豆苗……1袋
玉ねぎ……1/2個
(A)カットトマト缶……1缶(200g)
(A)ツナ缶(オイル漬け)……1缶(70g)
(A)鶏ガラスープの素(顆粒)……小さじ1
(A)しょうゆ……小さじ1
(A)塩……小さじ1/3
(A)ペッパーソース……少々
(A)水……200㎖
●作り方
①サラダチキンは薄くスライスする。豆苗は根の部分を取り除き、玉ねぎは薄切りにする。
②鍋に(A)を入れて中火にかけ、ひと煮立ちさせる。ペッパーソースの量で辛さを調節して。豆苗を入れてしんなりしたら、サラダチキン、玉ねぎをのせる。
2.サバ缶ときのこの黒酢梅鍋
おなじみのサバ缶に、疲れを取る梅干しや黒酢を合わせて。きのこに含まれる不溶性食物繊維で体の中から美しく。
心地よい酸味がクセになる! しみ入る美味しさ
●材料(1人分)
好みのきのこ(今回はえのきだけ、しめじ)……計200g
サバ缶……1缶(190g)
しょうゆ……大さじ1
水……1カップ
黒酢……大さじ1
梅干し……1個
大葉(あれば)……適量
●作り方
①きのこは石づきを取り除き、食べやすいサイズに切る。
②鍋に①とサバ缶、しょうゆ、水を入れて中火にかける。ひと煮立ちさせ、きのこに火が通ったら、黒酢と梅干しを入れる。器に盛り、刻んだ大葉を添える。
身近な素材を、ムダなく、賢く料理に落とし込む達人。カフェやレストランのメニュー開発なども行う。
撮影/伊藤徹也 スタイリスト/中里真理子 調理/田村つぼみ 取材・原文/広沢幸乃 ※BAILA2021年12月号掲載