手軽に作れておしゃれ映えする“包む”レシピを、料理家のコマツザキ・アケミさんが伝授。今回取り上げるのは鍋料理。餃子や葉野菜で具を“包む”アレンジを加えることで、おいしさもワクワク感も無限大に!
料理家
コマツザキ・アケミさん
服部栄養専門学校で講師を務め、独立。スーパーで買える身近な食材を用い、緻密で美しい出来映えのメニューを提案。雑誌のほかCMの現場でも活躍。
1.餃子の皮で!【白チゲ風水餃子】
“包む”ことでストーリー性が出て栄養価もUP
●材料(2〜3人分)
餃子の皮(大判)……1袋(20枚)
冷凍むきえび(大)……4尾
ゆでだこ……50g
ミニトマト……4個
芽キャベツ……2個
しょうが(せん切り)……2かけ
ごま油……大さじ1
豚ひき肉……200g
しらす……50g
赤唐辛子(輪切り)……2本
酒……50ml
スライス干ししいたけ……7g
絹ごし豆腐……1丁
ズッキーニ……1/2本
鶏がらスープの素、塩……各適量
(葉野菜)サンチュ、クレソン……各適量
(トッピング)キムチ、ザーサイ、明太子……各適量
●作り方
①むきえびは2等分、ゆでだこは乱切り、芽キャベツは半分に切る。餃子の皮で“えび+しょうが”“たこ+しょうが”“ミニトマト”“芽キャベツ”の具を包む。餃子の皮の縁を水でぬらし、食材を真ん中に置き、両端を合わせる。片側に3つのひだを作り、反対側も同様にひだを寄せる。それぞれをぎゅっと押して形を整える。
②鍋にごま油を入れて熱し、豚ひき肉を炒め、しらす、赤唐辛子の輪切りもさっと炒める。酒、水1.2ℓ、干ししいたけを加え、煮立ったら一口大に切った豆腐、鶏がらスープの素を加え、弱火で約5分煮る。塩で味をととのえ、芽キャベツ入りの餃子を加えて約2分煮たら、残りの餃子、2㎜厚さに切ったズッキーニを加えて火を通す。
③鍋としていただく以外に、葉野菜に餃子をのせ、お好みでトッピングをのせて包んで食べる。
\中身はこんな感じ/
(右上から時計回りに)えび+しょうが、まるごとミニトマト、芽キャベツ、たこ+しょうが
撮影/清水奈緒 スタイリスト/野崎未菜美 調理/コマツザキ・アケミ 取材・原文/広沢幸乃 ※BAILA2022年3月号掲載