簡単なのにおしゃれなメニューに昇格する“包む”レシピを料理家のコマツザキ・アケミさんが伝授。今回は、ランチにぴったりの、ライスペーパーのにら饅頭風、油揚げで簡単カルツォーネ、香り包みおにぎりの3品をご紹介。
料理家
コマツザキ・アケミさん
服部栄養専門学校で講師を務め、独立。スーパーで買える身近な食材を用い、緻密で美しい出来映えのメニューを提案。雑誌のほかCMの現場でも活躍。
1.ライスペーパーで包む!【にら饅頭風】
人気の冷凍食品とにらを合わせて包むだけで立派な点心に変身☆
●材料(6個分)
ライスペーパー……3枚
冷凍ハンバーグ……3個
冷凍えびシューマイ……6個
にら……30g(3本)
塩……少々
ごま油、ポン酢……各適量
●作り方
①ハンバーグ、えびシューマイは袋の表示どおりにレンジで加熱する。にらは3㎝長さに切って塩をふり、かるくもむ。
②ライスペーパーは半分に切り、両面をさっと水でぬらし、ぬらしたキッチンペーパーにのせ、しんなりさせる。1枚のライスペーパーにハンバーグ1個、6等分したにらをのせて包み、計3個作る。同様にえびシューマイは2個ずつのせて計3個作る。
③フライパンにごま油を入れて弱火にかけたら②を入れ、ふたをして蒸し焼きにする。ポン酢をつけていただく。
2.油揚げで包む!【簡単カルツォーネ】
良質なたんぱく源を包む、新感覚糖質オフメニュー
●材料(1個分)
油揚げ(袋状のもの)……1枚
トマトの輪切り(1㎝厚さ)……2枚
ツナ缶(オイル漬け)……1/2缶(35g)
ピザ用チーズ……30g
バジル……適量
ガーリックパウダー、黒こしょう、塩……各少々
●作り方
①油揚げの片側の端を切って袋状にする。ガーリックパウダーと黒こしょうをふったトマトを入れ、油を切ったツナ、バジル、ピザ用チーズの順に詰める。
②端を楊枝で留め、トースターで約5分焼く。器に盛り、お好みでバジルを添え、塩をふる。
3.漬物で包む!【香り包みおにぎり】
おなじみの漬物が組み合わせや包み方でモダンおにぎりに昇華♪
●材料(4個分)
ご飯……茶碗1杯分(約150g)
市販の野沢菜漬け……4枚
市販の甘酢しょうが……4枚
セロリ(薄切り)……8枚
大葉……2枚
練り梅……適量
塩……少々
●作り方
①野沢菜漬けの茎は小口切りにする。ラップの上にご飯1/4をのせたら塩をふり、甘酢しょうが、セロリ、野沢菜漬けの茎をのせ、丸く握る。
②広げた野沢菜漬けの葉に、半分に切った大葉と①をのせて包む。練り梅をのせる。同様にあと3個も作る。
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「野沢菜わさび」200g ¥432/就一郎漬本舗
撮影/清水奈緒 スタイリスト/野崎未菜美 調理/コマツザキ・アケミ 取材・原文/広沢幸乃 ※BAILA2022年3月号掲載