30代からの洒落感に効く、ハイブランドのハズせない鉄板アイテムと、今の気分で取り入れたい新定番をご紹介。大人のおしゃれを盛り上げてくれる、人気ブランドの名品をチェックして!
1.フェンディ
フェンディの「バゲット」
アイコニックなFFロゴモチーフを軽やかに携えて街へ出たい
【名品】フランスパンを小わきに抱えたスタイルが由来の不朽の名作「バゲット」。小ぶりなハンドバッグを抱えて颯爽と街を歩く姿は、時代を超えて、粋を感じさせる。この「バゲット」には、バッグを絵画のキャンバスのようにして、素材、色、柄とたくさんのバリエーションがあり、自分好みの相棒が見つかる。リラクシーなストロー素材なら、こなれ感もお手のもの。
バッグ「バゲット」(ストラップつき 15×27×6)¥434500(予定価格、6月中旬発売予定)・ピアス¥49500・ブレスレット¥60500/フェンディ ジャパン(フェンディ) ワンピース¥26400/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ザポーズ)
フェンディの名作バッグのマイクロサイズ
極上のアクセサリーになるバッグが新しい選択肢
【裏名品】ここ数年で持ち運ぶ荷物が少なくなり、ラグジュアリーなバッグは、ラグジュアリーなアクセサリーへと華麗に変身。「バゲット」と並ぶ伝説的アイコン「ピーカブー」もこんなマイクロサイズに。“何に使うの?”と言うなかれ。たとえばTシャツとデニムの日。上質なレザーで美しく作られたバッグは、ごく小さい面積でも大人の品格を最大限に引き出してくれる。もともとがよく知られた名作だからこそ、極端な小ささがチャーミングに。
「ピーカブー アイシーユー マイクロ」(8.5×12.5 ×7.5) 各¥192500/フェンディ ジャパン(フェンディ)
2.ボッテガ・ヴェネタ
ボッテガ・ヴェネタの「パデッド カセット」
コンサバ好きもモード好きも、出会った瞬間に恋をした
【名品】“服は自分なりのスタンダードがある。さて何でアップデートする?”そんな大人たちの心をわしづかみにしたのが「パデッドカセット」バッグ。手持ちのスタイリングに合わせやすく、驚くほどモダンに味変してくれる。手に吸いつくようになめらかなレザーにボリュームをもたせ、グラマラスなシルエットに。色合いもキャッチーで、着こなしを楽しくシフト。
(上から)「パデッド カセット」(18×26×8)¥401500・「チェーン カセット」(18×26×8)¥528000・「パデッド カセット」(18×26×8)¥401500/ボッテガ・ヴェネタジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)
ボッテガ・ヴェネタの大ぶりジュエリー
おしゃれな“いいもの”とは、 投資したいセンスのこと
【裏名品】「パデッドカセット」のイントレチャートのように伝統を受け継ぐのもそうならば、時代に合った新しい価値観をデザインして提示するのもモードの大切な役割。ボッテガ・ヴェネタのジュエリーは、ジェンダーをはじめ、既存の宝飾界の美意識にとらわれない大胆さが魅力。見たことのないカタチでインパクトたっぷりなのに、今のおしゃれマインドに心地よくフィットするのはそういう理由かもしれない。
リング(右から)¥100100・¥133100・¥121000・¥145200/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) カットソー¥28600/オーラリー
3.サンローラン
サンローランのカサンドラロゴをあしらったバッグ
名品の顔には歴史的な名ロゴがある
【名品】1961年、ムッシュイヴ・サンローランは世にも美しいロゴを生み出した。優雅でありながらエッジィ。センシュアルなのに気品あふれる。相反する魅力を内包して力強く輝くロゴのエネルギーは、数あるブランドロゴの中でも唯一無二。新作バッグ「イカール」では、贅沢な高級ラムスキンのキルティングにブロンズのカサンドラが映えてひときわ美しく。
バッグ「イカール」(ポーチつき 58×43×8)¥504900・ピアス¥49500・靴(8.5)¥99000/サンローランクライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ) ブラウス¥25300/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(イウエン マトフ) パンツ¥26400/アマン(アーレット) 帽子¥12100/ギミックス(メゾンドリリス)
サンローランのフラットシューズ
日常使いできるいい靴はいい場所へ運んでくれるから
【裏名品】サンローランの靴といえば、まずは官能的なスティレットハイヒールを想像する人が多いはず。けれど、働くバイラ世代はフラットシューズも要チェック。ヒールに頼らずともとびきりエレガントな存在感は、さすがのひと言。ペニーローファーはゴツすぎず華奢すぎずの絶妙なさじ加減で、日常に取り入れやすく、お仕事スタイルのモチベーションアップにもひと役。
(右から)(1.5)¥103400・(1.5)¥103400・(1)¥99000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)
4.ブルガリ
ブルガリの「セルペンティ」
長く愛されてきたクラシックは年齢を重ねても長く愛せる
【名品】ジュエリーから時計、バッグまで、形を変えて広がるブルガリのアイコン「セルペンティ」。ヨーロッパでは、蛇は古代ギリシャやローマの時代から知性と生命力、官能を象徴する魅惑的なモチーフ。こちらのチェーンバッグでは、メタルの留め具にその姿が。バッグのボディはやわらかなフォルムにダスティな色使いがマッチ。今っぽいミニバッグだが、クラシックな落ち着きを備えたデザインだから、はしゃいだ印象にならず、長く使える。
「セルペンティ」(9×12×5)各¥110000/ブルガリ ジャパン(ブルガリ)
ブルガリの「プリマヴェーラ」
花ひらく春に着想した日本だけの限定アイテム
【裏名品】有名なボッティチェリの絵画と同じく「春」を意味する「プリマヴェーラ」は、ブルガリの日本限定コレクション。花を思わせる淡いピンク色のカーフレザーに、ジオメトリックなフラワープリントを組み合わせ、チェーンを埋め込んだロゴをあしらった。春の訪れのように持つたび華やかな気分を届けてくれる。スクエアシェイプのトートの内側には仕切りやポケットを備え、使いやすさへの配慮も細やか。
バッグ「ブルガリロゴ」(日本限定17.5×21×8.5)¥319000・イヤリング¥836000・ピンクゴールドのブレスレット¥825000・ホワイトゴールドのブレスレット¥605000・リング(右手)¥594000・(左手人さし指)¥1100000・(左手中指)¥227700/ブルガリジャパン(ブルガリ) オールインワン¥39600/ロンハーマン ニット¥29700/サンスペル 表参道店(サンスペル)
5.ジミー チュウ
ジミー チュウの「ガラ」
フォーマルにもカジュアルにも振れる優秀な名品シューズ
【名品】2014年の登場以来、定番として愛される「ガラ」。正統派なドレス靴であるオペラシューズをもとにしたデザインだから、フラット靴だけど、フォーマルな場面にもOK。もちろん普段のカジュアル服に合わせてもおしゃれ。オンオフ問わない汎用性の高さから、初めてのジミーチュウとして選ばれることも。新作は、肌を透かす繊細なレースにときめくボウをのせて。
靴「ガラ」¥97900/ジミー チュウ シャツ¥44000・パンツ¥45100/マディソンブルー デニムジャケット¥19910/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) ピアス¥36300・リング(左手)¥69300・(右手)¥35200/マリハ
ジミー チュウの「ボンボン」
キュートな相棒がいればお出かけが待ち遠しくなる
【裏名品】砂糖菓子の名前のついた、ころんと丸いシルエットのバッグが、このところ人気急上昇。バングル風のトップハンドルが華やかなデザインで、選べるサイズ展開、カラーバリエーションも楽しい。マチ広で見た目以上に荷物が入るし、どのサイズにも肩かけできるストラップがつく実用性も人気を後押し。新たに登場した「ボンボンスター」は、ブランドを象徴するスタースタッズをグラデーションであしらってさらにパワーアップ!
(右から)「ボンボン バケット」(23×22×14)¥291500・「ボンボン バケット エス」(17.5×17×11)¥221100・「マイクロ ボンボン」(12×11.5×7)¥141900/ジミー チュウ
撮影/東 京祐 ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/福田亜矢子 モデル/藤井夏恋 ※( )内の数字は編集部で計測した(高さ×幅×マチ)およびヒールの高さで単位は㎝です ※BAILA2022年7月号掲載