1. BAILA TOP
  2. LIFESTYLE
  3. 社会・経済・暮らし

【iDeCoの始め方2】金融機関を選んで口座を開設しよう!

手厚い税制優遇を受けながら老後資金づくりができる「iDeCo」。口座開設や商品購入の手順をまとめてレッスン! 今回は、金融機関の選び方と口座開設の仕方。NISAより申し込み手続きが複雑なので要注意。

iDeCo 始め方のステップ

《STEP1》いくら投資するか決める
→STEP1の記事をチェック!

《STEP2》金融機関を選んで口座開設

《STEP3》商品を選んで購入
→STEP3の記事をチェック!


《STEP2》金融機関を選んで口座開設

手数料で選べばネット証券

iDeCoを始めるには専用口座の開設が必要。金融機関(運営管理機関)を通して加入申し込みをするため、初めに金融機関を選ぶ。選択の際は、低コスト(信託報酬)で長期運用に向いた投資信託がそろっているかをまずチェック。次に見るべきは毎月支払う「運営管理手数料」。金融機関により0~数百円と幅があるので、無料のネット証券が望ましい。加入手続きがやや複雑なので、サポートサービスが充実しているとさらに安心。

つみたてNISAよりは申し込み手続きが複雑

手続きは「ネットで完結!」とはいかず、金融機関への資料請求からスタート。申込書が届いたら、記入前に必要なものの準備を。年金手帳に記入されている基礎年金番号が必要で、会社員は年金手帳を勤め先に預けている場合も。年金事務所の窓口で聞くこともできる。申し込む際の書類は2種類あり、「個人型年金加入申出書」はすべての人、「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」は会社員と公務員のみ提出。

申し込み時に必要なもの
【共通】・基礎年金番号・金融機関届出印・印鑑(認印不可) ・掛金引落口座情報・個人型年金加入申出書
【会社員】・事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書
【公務員】・第2号加入者に係る事業主の証明書(共済組合員用)
【自営業・主婦】・共通のもののみ

口座開設まで2カ月くらいかかる

加入申込書類の提出後は、2段階で審査される。まずiDeCo口座を開設する金融機関でのチェック。記入内容に不備があるとここで書類が返却されるので、記入もれや押印もれがないか送付前に確認を。金融機関での審査後、国民年金基金連合会による審査が行われる。すべて問題なく審査が進んでも、申込書の送付から口座開設完了まで2カ月くらいかかる。

監修/井戸美枝 取材・原文/佐久間知子 ※BAILA2022年9月号掲載

Feature特集

Feature特集

Rankingランキング

  • ALL
  • FASHION
  • BEAUTY
  • LIFESTYLE
  • EDITOR'S PICK

当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookieを利用する場合があります。詳しくはこちら