CDデビューから25年。同じ年に関西で生まれた同じ苗字の少年たちが、運命に導かれるように巡り合ってからは、30年以上の月日がたった。堂本光一と堂本剛。おのおのが誰にも真似のできない世界観を確立しながら、ひとたびグループとして並び立てば、唯一無二の圧倒的な存在感を放つ。KinKi Kidsであることを選び続けてきた二人が今、胸に抱く思いとは──。ともに歩む旅路は、これからもきっと、きらめく光で満ちあふれている。今回は二人へのQ&Aをご紹介。
二人で思い出の場所巡りをするなら、どこに行きますか?
光一 今はもうないけど旧テレ朝の1リハ!
剛 光一はNY、僕はフランスやドイツが好き。すでにかみ合わなそうだから(笑)。初めてのコンサート会場の武道館ならいいかもしれないけど、たまに行ったりしてるからなー。
自宅に招いておもてなしするなら、何をしますか?
光一 デビューしてから一度もお互いの家に行き来したことはないし、今後も絶対にないと思う。住んでる場所すら知らないしね。逆にエモい二人でしょ!(笑)
剛 家族以外、人を家にあげたことないから、おもてなしはできないよ(笑)。ただごはんを作って食べるくらいのことならできるくらいの用意は、いつも家にしてあるけどね。
二人で映画観賞するなら、何を観ますか?
光一 男同士での観賞?書けないような作品になるよね(笑)
剛 最近観た『アイアンマン』とかしか思いつかないけど、内容がわかりやすいやつがいいよね。『ジュラシック・パーク』とかSFなら楽しめる気がする。
好きな時代や場所に行けるならどこに行きたいですか?
光一 こういう質問、よく聞かれるけど、どっちにも行きたくないんだよね(笑)。それよりも10秒巻き戻して、その10秒前の自分を見られたらいいんじゃない?
剛 その時代へ行ったところで未来は変わらない。でも、家族が小さい頃どんな子で、どんなことを考えてたのかは見てみたいな。
KinKi Kids
きんききっず●1997年7月21日、シングル「硝子の少年」、アルバム『A album』の同時発売で、ミリオンセラーのCDデビューを果たす。正統にして異端、強い絆で結ばれるジャニーズ事務所初のデュオ。シングルオリコン初登場1位は45作連続。現在、「KinKi Kidsのブンブブーン」(フジテレビ系 土曜11時5分~)、ラジオ「KinKi Kids どんなもんヤ!」(文化放送 月曜24時5分~)がある。
『Amazing Love』
KinKi Kids ¥1210/Johnny’s Entertainment Record
45枚目のシングルは、デビュー曲を手がけた山下達郎さんが作曲、KinKi Kidsが作詩をした、記念すべきAnniversary Song。“君と僕の声”によって生まれる美しいハーモニーと一語ずつの音割りに注目。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILAhomme vol.2掲載
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