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【 #KinKiKids #堂本剛 スペシャルインタビュー】「これからも“愛”や“命”のことを伝えていきたいというのが僕の願い」【BAILAhomme2掲載】

CDデビューから25年。同じ年に関西で生まれた同じ苗字の少年たちが、運命に導かれるように巡り合ってからは、30年以上の月日がたった。堂本光一と堂本剛。おのおのが誰にも真似のできない世界観を確立しながら、ひとたびグループとして並び立てば、唯一無二の圧倒的な存在感を放つ。KinKi Kidsであることを選び続けてきた二人が今、胸に抱く思いとは──。ともに歩む旅路は、これからもきっと、きらめく光で満ちあふれている。今回は堂本剛さんのスペシャルインタビューをご紹介

堂本 剛

KinKi Kids 堂本剛

堂本 剛


どうもと つよし●1979年4月10日生まれ、奈良県出身、AB型。抜群の歌唱力とオリジナルなファッションセンスで注目を集める奈良人。シンガーソングライターとしても20周年を迎え、ラジオ「堂本剛とFashion&MusicBook」(bayfm78 土曜22時〜)や「つよしP」(GYAO!)での映像配信のほか、ZOZOとのコラボアイテム制作など、クリエイティブに活躍。

この大変な時代を生きていられるのは、大切な人の存在があるから。KinKi Kidsとして、とどまる美学もあるけど、変化と進化を続けて、これからも新しい景色をどんどん見せていきたいという思いを常に抱いています

25年という節目も自然のリズムとともにありたい

「25年間を振り返ると、記憶に残っている景色は色々ありますが、そんなにドラマチックなものではないですよ(笑)。デビュー当時は寝る暇もなく忙しかったから、昔の映像を見返しても、まったく覚えてなかったりします。“これなんやったっけ?”みたいに。だからあらためて映像を見て、“こうやったんや!”って、『金田一少年の事件簿』の再放送を楽しんでみたりね(笑)。ただ、覚えてないからといって、適当に過ごしていたわけではないし、全力でやっていたからこそ、なんですけどね。」

「新しいものを生み出していく側としては、常に進化していたい。“まだそんなことやってるの?”って思われるのも嫌だしね。自分が10代や20代のときに、“これだ!”と思ったものを40代になってもまだやり続けるのは、正直しんどい。年を重ねれば違う自分になっていくし、時代とともに変わっていかないといけない部分もあると思うから。それに、今の若者が感じる刺激と、僕たちの頃とでは比較にならないくらい情報量が違う。僕自身、新しいことが好きなのもあるけど、若い人たちの感覚を理解しておきたいんですよね。たとえば、1300年前の古い建造物の周りに近代的な建物が立つとき、そこに伝統的な技術が生かされていたりするみたいに、時代の変化を見つめ、時にそれを取り入れながら、ただ流されたりはしないように。何歳になっても、自分らしく生きることを大切にしていきたいです。」

「近年はコロナ禍でライブができなかったり、思うような活動ができないときもあったけど、たとえ会えなくても、ファンの皆さんを大切に思う気持ちは何一つ変わりません。ドライに聞こえるかもしれないけど、僕にとって目の前にいるかどうかはそんなに重要なことじゃなくて。この地球上にいる人のことも天に昇った人のことも同じように想いながら、歌い続けているから。」

「これからも“愛”や“命”のことを伝えていきたいというのが僕の願い。そのために自分には何ができるだろうって必死に考えて、一つずつ形にしていく日々です。もちろん、いろんな不安はありますが、ファンの人たちの存在が心の中にあるだけで、乗り越えられたことがやっぱりたくさんありますね。これはコロナ前からも思ってることだけど、こういう状況になって、より強く感じました。だって、僕はステージに立てるようになったけど、元気であっても会場に来ないという選択をする人もいるわけだから。本当に時代が落ち着いたときに、安心してライブ会場に足を運んでくれたらいいし、今だからこそ行きたいという人には来てほしいと思う。いろんな考えがあってのことなので、誰のことも否定したくないんです。」

「僕らはジャニーさんが引き合わせてくれたグループ。たまたま苗字が同じで、面白くなると思っただけなんじゃない?(笑)光一は、出会った頃はもっと引っ込み思案だったから、一緒に前に出ようとしたりしてたなぁ。でもその頃からキャラクターがかぶっていないことは気づいていたと思う。あとはジャニーさんだけの直感だよね。」

「これからも、“待ち合わせ場所”を提供してもらえる限り、そこに僕は行きます。シンプルに、ただそれだけ。5年前、20周年のイベントのタイミングで、僕は突発性難聴になってしまいました。あの場にどうしても立ちたいと思ったけど、当時は断念するしかなくて。それからあっという間に時がたち、気づいたら25周年に。今は、直接ファンの皆さんと時間を共有できることがいちばんの楽しみですね」

ひとつでも目指すところが一緒ならきっとうまくやっていけるはず

KinKi Kids 堂本光一さんスペシャルインタビュー
KinKi Kidsに質問! 二人の思い出の場所は?

KinKi Kids


きんききっず●1997年7月21日、シングル「硝子の少年」、アルバム『A album』の同時発売で、ミリオンセラーのCDデビューを果たす。正統にして異端、強い絆で結ばれるジャニーズ事務所初のデュオ。シングルオリコン初登場1位は45作連続。現在、「KinKi Kidsのブンブブーン」(フジテレビ系 土曜11時5分~)、ラジオ「KinKi Kids どんなもんヤ!」(文化放送 月曜24時5分~)がある。

『Amazing Love』

KinKi Kids ¥1210/Johnny’s Entertainment Record

45枚目のシングルは、デビュー曲を手がけた山下達郎さんが作曲、KinKi Kidsが作詩をした、記念すべきAnniversary Song。“君と僕の声”によって生まれる美しいハーモニーと一語ずつの音割りに注目。

取材・原文/山中ゆうき ※BAILAhomme vol.2掲載

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