CDデビューをしないまま、ジャニーズJr.を卒業した異色のグループ・ふぉ~ゆ~。その確かな実力で、KinKi Kidsをはじめとする先輩たちから抜群の信頼を寄せられている。苦節20年以上、30overの男たちの以心伝心する想いとは──。今回は福田悠太さんのインタビューをご紹介。
福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)
福田悠太
ふくだ ゆうた●1986年11月15日生まれ、東京都出身、B型。1998年1月に入所、愛称は福ちゃん。グループのリーダーとして活躍。現在、「ふぉ~ゆ~の王道テレビ~これにかけてるんで!Season2」(日テレプラス ※隔週金曜に新作登場 21時~)に4人で出演中。
「最近になって、それぞれソロの仕事をさせていただく機会が増えてきて。一人の現場でも、必ずグループの話をさせてもらうようにしています。“ふぉ~ゆ~っていう売れないグループで活動させてもらってるんです”って自虐ネタを言うと、必ず笑ってもらえる。“出た!そのネタ!”みたいな感じでね(笑)。うちのグループは綱渡り状態で20年以上活動をしてきて、いつもギリギリでやってきました。ただ、ピンチとチャンスは表裏一体でやってくる! 4人でアイディアを出し合っては壁を乗り越えて、なんとかものにしてきました。そういうときは、自然と息が合うんですよ。」
「30代になって、なんだか楽に生きられるようになってきました。いろんな経験を積んで、ちょっとだけ周りが見られるようになったのと、どう思われようと気にしなくなったからかな。小学生になって事務所に入所して、中・高通いながら、ジャニーズJr.として活動して、気づいたらあっという間に30歳。35歳の今、振り返ってみても、大枠はなんにも変わっていない(笑)。小さい頃からずっと楽しいことが大好きな子で、誰かをワクワクさせるためだけに生きてきたわけで。人からなんて言われようと、それだけは変えられないんだろうなぁ。やるべきことが明確になると心も穏やかになって余裕が生まれ、自分に正直になれる。それがグループにも還元されるし、強みにもつながっています!」
ふぉ~ゆ~
ふぉ~ゆ~●メンバー4人全員の名前に“ゆう”がつくことから、ふぉ~ゆ~というグループ名がつけられた。実力に定評のある舞台のほか、近年はバラエティにも進出、M-1出場まで果たすなど、幅広く活動。月4回のLINE LIVEと月1回のグループ番組を配信するなど、LINEで”友だち追加できるジャニーズグループ”としても注目を集める。
舞台『隅田川ヤングロード物語〜鳴呼!そりゃあいけねえぜ!〜』
10/22~10/30 ヒューリックホール東京
11/12~11/18 よみうり大手町ホール
11/26~11/27 大阪・松下IMPホール
出演/ふぉ~ゆ~(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介)、前野朋哉、野澤祐樹(ジャニーズJr.)、田中穂先(柿食う客)ほか
大人気のふぉ~ゆ~の主演舞台が、今年も帰ってくる!「放課後の厨房男子」シリーズ、『BORN 2 DIE』に続く今回は、下町の家族を描く、歌ありダンスありのドタバタコメディ。原案・演出の小林顕作氏とは5年連続のタッグにして初のオリジナル脚本に挑む。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILAhomme vol.2掲載
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