オフィスメイクには信頼感、洒落感、親近感が必要。「その人の素顔が見え隠れする」ことがオフィスメイクで大事な要素だというヘア&メイク河北裕介さんが、これまでとは一味違う「血色チーク」を教えてくれました。
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト 河北裕介さん
若さや可愛さにしばられないセンシュアルなメイクを提案。鋭い観察眼でその人の美しさを瞬時に見抜き、ミニマムなメイクで魅力を開花させる。
チークメイク編
丸みより骨格を意識した血色チークでヘルシーな親近感を演出
「チークが主張する甘めフェイスは場違いだけれど、血色がなさすぎてもヘルシーさに欠けるのが大人の肌。シェーディングにかかるように入れると、“入れました感”はなく、血色の気配を感じさせる頰に。ほら、自然でいて顔立ちまでキレイがかなうんだ」
NARS
肌と一体化する血色感。気のきいたスモーキーピンク
けぶるように発色する、マットなピンク。主張することがないのに、顔色が明るくなり、洒落感まで上昇。ブラッシュ 4081 ¥3700/ナーズ ジャパン
チークは頰骨の下あたり中央からいつもよりやや下め・横長を意識してふわりとオン
シェーディングにかかるように広げて、血色感と骨格感をさりげなくきわだたせるのが正解
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LAURA MERCIER
どんな人にも映える、名品チーク。骨格を引き立てながら、頰に洗練された血色感をもたらす。ブラッシュカラー インフュージョン 06 ¥3500/ローラ メルシエ ジャパン
撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉(人)、ケビン・チャン(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/池田メグミ モデル/森絵梨佳 取材・原文/中島 彩 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2020年3月号掲載