気になる悩みをカバーしながら、素肌の個性も生かしてくれるコンシーラー。ヘア&メイクアップアーティストのイワタユイナさんに、目もと、口まわりなどコンシーラーを塗るべき場所と塗り方を教えてもらいました。
30代が知っておきたいコンシーラーMAP
目もとと口角さえクッキリすれば美人度はグッと上がります!
「本格的なエイジング悩みが始まる前のバイラ世代が肌づくりで最も注力すべきは、目まわり&口まわりのくすみと影です。このエリアは表情によって動く場所なのでヨレやすいのが難点。スポンジでコンシーラーを丁寧に密着させ、くずれにくい土台をつくりましょう」イワタユイナさん
1.肌印象UP
顔の中心・眉間と鼻すじを整えることできちんと感を演出
2.ツヤを残す
鼻根のツヤは生かして脱・のっぺり顔!
3.目もと印象UP
“ハの字”ラインでクマを消し、黒目の上の点置きで光を集める
4.口まわり印象UP
ほうれい線は“はさみ撃ち”して老け見えの影をカモフラ
USE IT!
ローラ メルシエ リアル フローレス ウェイトレス パーフェクティング コンシーラー
表面に超薄膜のメッシュを形成し、肌に“なりすます”独自のカラーテクノロジーを採用。ファンデーション代わりになるほど広範囲に優しくのび広がり、ピュアな素肌を演出。1N1 ¥4730/ローラ メルシエ ジャパン
《BEFORE》ファンデーションのみ
肌の色はキレイだが不要な影&晴れない顔色でお疲れぎみに見えてしまう……
《AFTER》+コンシーラー
目まわりを中心にトーンアップ! フレッシュな印象にチェンジ
クマ
目頭下のクマ&くすみは消すが涙袋の影は適度に生かすのがコツ
ほうれい線
影が薄くなることで頰骨がキュッと上がってリフトアップ効果が!
肌トーン&立体感
モヤモヤっとしたシミやくすみが整理され清潔感のある均一肌に
塗り方POINT
上の線は短く、下の線は長く、が基本
顔の立体感を生かすため強弱をつけながら塗布。光をできる限り高い位置に集め、リフト効果を狙う
スポンジ使いで密着度を高める
指先でなじませるのもいいが、スポンジを使えば余分な油分がオフでき、フィット感がさらにアップ
〈ちなみに〉+下地でワンマイルメイク完成
ディエム クルール カラートリック プライマー
点描画の立体効果に着目。肌の上を滑らせるとカラーカプセルがはじけ、ブルーのクリームがピンクベージュへと変化。光を生かす処方でツヤ感を与えながら、透明感とカバー力を両立する。SPF40・PA+++ 25g ¥4950/ポーラ
ヘア&メイクアップアーティスト
イワタユイナさん
心地いい抜け感を演出しながらまろやかな魅力を引き出すメイクでモデル、俳優の支持を獲得。元看護師さんという経歴の持ち主。
「カバー力はあるのに厚塗り感はなく、むしろ肌が潤って光を集める効果まで。一本あるだけで多様な肌悩みを解決してくれる頼もしいコンシーラーを使わない手はない!」イワタユイナさん
撮影/ITCHY ヘア&メイク/イワタユイナ モデル/平井綾菜(スーパーバイラーズ) 取材・原文/前野さちこ 構成/渡辺敦子 ※BAILA2024年10月号掲載