【2022年上半期ベストコスメ個人賞まとめ】マンネリ・お仕事メイク・エイジング・ストレスに先手必勝！

バイラ世代がつまずきがちな美の悩みに、憧れの美プロたちが「これがあれば乗り切れる！」と賞賛する先手必勝コスメをお届け。

「メイクものは肌やパーツを美しく見せるという点はもちろんですが、結果自体よりも気持ちがふくらむものを優先しています。ローラ メルシエのグロスは、唇がふっくらつやめいて、それだけでなんだか楽しくなりますし、SUQQUのファンデは、軽く生まれ変われたかのような気分になれるのが魅力的。スキンケアは、ランコムの美容液のようにツヤもハリも透明感も見違える感覚があったり、アルビオンの集中美白美容液のように自分の肌が美しく変化を遂げていく過程を目撃できるなど、マンネリした日常や、自分自身の中にまだある可能性を信じることができるものを選ぶのがおすすめです」

「お仕事メイクは、清潔感と、気分が少し高まるような洒落感がポイント。なかなか化粧直しに立てないことも多いと思うので、メイクもちも重視しました。凜とした涼やかな目力を演出できるUZUのダークネイビーのライナーや、つややかで立体感のある眉に仕上がるクレ・ド・ポーの眉マスカラは、きちんと映えしつつほどよい今っぽさも。忙しくて時短したい日は、目もととチークを、ヘルシーな血色感とほどよいメタリック感で彩るRMKのカラースティックが活躍します。また、ジバンシイのフィックスミストがあれば、上質なツヤ肌が終日続くので、お直しがぐっと気楽になるはず」

「エイジングのサインが現れたからといって、焦って美容医療などに飛びつかず、肌力を底上げするコスメの力を借りて変化を定着させないことが大切です。うっすらジミには、大人の乾き肌をもっちりケアしつつブライトアップするクラランスの化粧水を投入。くすみには、こってりしたテクスチャーでマッサージして巡りを上げながら、毛穴や抗酸化ケアもかなえてくれるエストの洗顔料が最適。さらに、マスク生活で目立つほうれい線はニードル効果で引き上げるヤーマンの美容液、初シワは水分だけではなく油分もしっかり与えるSHIROのオイル美容液で先回りケアしましょう」

「長引くコロナ禍で家で過ごす時間が多くなり、毎日が単調になりがち。室内にいても自然を感じさせる香りのアイテムの助けを借りて、オンオフを切り替えてリフレッシュできるように、テクスチャーも肌触りも心から気持ちいいものを選びたいですね。モヤモヤしたときは、幸せホルモンともいわれるドーパミンに着目した、ITRIM オーデコロンで心をスッキリ整え、汗ばんで不快なときはひんやり快適で、爽やかな精油の香りのアスレティアのボディミストを。眠りにつけない夜は、リラックスを促すCBDオイル配合のリップオイルを唇にすっとひと塗り。おまじない感覚で気に入っています」

撮影／西原秀岳〈TENT〉　スタイリスト／郡山雅代〈Stash〉　取材・原文／中島 彩　※BAILA2022年8月号掲載