ムズムズやほてりを感じたら、いつものスキンケアをゆらぎ肌対応に切り替え、回復に向けて万全のケアをすることが必要不可欠! ここで立て直さないと、本格的に炎症化の恐れあり。皮膚科医、内科医の友利 新先生が、「鎮静」&「バリア力強化」の美容液・乳液を厳選ピックアップ!
短期集中! ブレない肌へは美容液でチューニング
「本格ゆらぎを長引かせないためにも、保湿と鎮静力の高い美容液を投入。当然、ゆらぎ肌、敏感肌に特化したものを」(友利先生)
《1》美肌菌を味方につけて、肌を強化
美肌菌を育てる酵母エキスを配合。肌に備わる力を伸ばし打たれ強い肌に。d プログラム 薬用 濃密美容液(医薬部外品) 45㎖ ¥4400/資生堂インターナショナル(4月21日発売)
《2》毛細血管を強化することで肌が生き生きと
たけのこ皮エキスが巡りのいい肌に。フラルネ ビビッドチューナー HK 40㎖ ¥5500/アルビオン
《3》希少な植物成分がトラブルに負けない肌をつくる
ナツメや冬虫夏草など生薬にも使われる植物成分がゆらぎを回復へ。ソヴァタージュ ケア セラム コンセントレ N 20㎖ ¥5500/インフィオレ
《4》ナイアシンアミドが肌を穏やかに
10%という高濃度に配合されたナイアシンアミドがバリア機能をサポート。N10セラム 30㎖ ¥6050/ラ ロッシュ ポゼ
Q.美容液ってそもそも+αの攻めのケアですよね?
A.目的と配合成分によって守りのケアにもなります
エイジングケア美容液にはアグレッシブな成分が配合されていることもあり、ゆらぎ肌にはハード。でもゆらぎや敏感肌用の美容液は鎮静とバリア強化のための穏やかな成分を配合。守りのケアができますよ。(友利先生)
化粧水や美容液で立て直した肌を乳液・クリームでキープ
「潤いが逃げやすいゆらぎ肌は、乳液やクリームのシールドがマスト。抗炎症作用やバリアを後押しするものでしっかりふたを」(友利先生)
《1》たっぷりの保湿成分で肌の土台を維持
Wヒト型ナノセラミドがバリアを強化。クレスク by アスタリフト モイスチュア リッチミルク 55g ¥3960/富士フイルム
《2》炎症の暴走をストップ! 迷ったらこれひとつでケア
抗炎症成分グリチルリチン酸ジカリウム配合。シワ改善、美白まで。カナデル プレミアバリアフィックス(医薬部外品) 58g ¥4180/プレミアアンチエイジング
《3》厳選した植物成分で水分を肌につなぎとめる
炎症成分グリチルリチン酸2K配合。ふっくらとしたなめらか肌に。スキン バリア クリーム 35g ¥6050/ドクター津田コスメラボ
《4》ゆらぎ肌特有のハリ不足をただちに救う
抗炎症成分グリチルリチン酸ジカリウム配合。明るいハリ肌に。dプログラム バイタライジングクリーム(医薬部外品) 45g ¥6490/資生堂インターナショナル
Q.ゆらぎ中はいつもよりたっぷりクリームをつけたほうが治りは早い?
A.クリームがなじむ量には限界が。適量プラスαくらいで充分
製品の箱などに記載がある適量は、肌にちょうどなじむ量。多すぎると肌にのっかっているだけで浸透はしないので、もったいないかも(笑)。特に気になる部分に少し重ねるくらいがちょうどいいのでは?(友利先生)
友利 新先生
皮膚科医、内科医。医学的な見地からの肌トラブル対策やコスメ選び指南が好評。
撮影/ケビン・チャン スタイリスト/山本瑶奈 取材・原文/小田ユイコ ※BAILA2023年5月号掲載