スキンケアの力に半信半疑なあなたにおすすめしたい肌を変えてくれる名品を、使う人に忠実な“忠犬コスメ”としてご紹介。今回は、DECORTÉ、ELIXIRの乳液をピックアップ。ブランド担当者(=ブリーダー)がその子のすごさ・よさについて語ります!
DECORTÉ イドラクラリティ コンディショニング トリートメント ソフナー
DECORTÉ PR
吉成里沙さん
肌のキメをふっくらやわらげる細やかで気のきく、なつっこい子
角層を正しく育てる美肌糖を配合。肌をほぐしながらハリを与え、すべすべに。200㎖ ¥5500/コスメデコルテ
Q.乳液を使う意味は何ですか?
コスメデコルテでは、基本のステップとして、洗顔後すぐに乳液、そのあと化粧水をつける、「乳液先行」を推奨しています。それは、乳液をコットンでマッサージしながらなじませることで、潤いを補いながら、古い角質をオフできるから。硬くなった肌をやわらげキメが整うので透明感がアップ。次に使う化粧水の浸透が格段に違います!
Q.透明感を放つ肌になる秘密は?
まず角層の細胞一つひとつが潤いを抱えてふっくらすることで、細胞同士がしっかり密着します。また、肌表面の古い角質が取り除かれて小ジワなどの肌の凹凸がなめらかになることで、光をキレイに反射するように。この二つの要素がそろって、まるで自ら透明感を放っているような肌になるんです。
正しいつ飼(か)い方
香りを楽しむスピードでふき取り
コットンに2プッシュとり、弧を描くようにゆっくりとしたスピードでなじませる。「香りを楽しみながらだと自然と手の動きがゆっくりになり、優しいタッチに」(吉成さん)
つ飼(か)ってみたらこんなにいい子!
細胞同士が密着するのは細胞の形が整うから!
今まで考えたこともなかったけれど、肌表面の細胞の正体は、ケルビン14面体という立体なのだそう。細胞同士、面と面がピタッと隙なくくっつくことで、光をパーンと反射する肌に。そんな細胞に育てる乳液って、奥が深すぎ。可愛い顔して、超優秀なデキる子だったんですね。
by編集バタコ
ELIXIR ブライトニング エマルジョン WT
ELIXIR マーケティング
越間美布さん
化粧水の美容成分までも一緒に深く広く届ける、けなげないい子
テクスチャーの違いでI~Ⅲまであるが、保湿力は同じ。純粋に好みで選べる。130㎖ ¥4290/エリクシール
Q.乳液を使う意味は何ですか?
肌なじみに優れた乳液は、化粧水や美容液の美容成分を肌の中へとグイッと引き込むのが得意中の得意。美容成分をじっくりしみ込ませる“落としぶた”のような存在です。また、乳液には、肌のバリア機能の要、細胞間脂質を整える働きが。乳液を使わないなんて、あまりにもったいないんですよ!
Q.乳液で肌が輝くって、どういう仕組み?
肌に当たる光は、いったん肌内の奥まで入って、反射します。この“内部散乱光”に着目し、透明感をアップするのがこの乳液です。そのために、キメを整え、角層のにごりを防いで、肌の水分量を高めてと大活躍。また美白有効成分4MSKを配合しているので、メラニンのケアも。とってもけなげな働きものなんです!
正しいつ飼(か)い方
脈拍のテンポで圧をかける
軽圧式塗布法でなじませるのがおすすめ。「頰は4指をそろえて、あごからスタート。指の腹でかるく圧をかけながら斜め上へ引き上げます。脈拍のテンポでゆっくりと」(越間さん)
つ飼(か)ってみたらこんなにいい子!
肌のレフ板を育てて透明感を引き出す技術も!
資生堂では「化乳」という言い方があるほど、化粧水と乳液はワンセット。乳液に化粧水を肌へと引き込む力があるなんて、思ってもみませんでした。しかもこの乳液にはコラーゲン密度をアップし、肌をレフ板のようにしてしまう新テクノロジーも。がぜん使いたくなりました!
by編集バタコ
撮影/西原秀岳〈TENT〉(物、犬)、藤澤由加、細谷悠美(人) モデル/鈴ちゃん 取材・原文/小田ユイコ ※BAILA2023年4月号掲載