スキンケアの力に半信半疑なあなたにおすすめしたい肌を変えてくれる名品を、使う人に忠実な“忠犬コスメ”としてご紹介。今回は、CHANEL、Obagiののクリームをピックアップ。ブランド担当者(=ブリーダー)がその子のすごさ・よさについて語ります!
CHANEL ル ブラン クリーム HLCC
CHANEL PR
鷲尾ありささん
鎮静しながらブライトニングがかなう、守りも攻めもできる子
ベタつかずみずみずしい使用感が、クリームが苦手な人にも評判。(医薬部外品)50g ¥17600/シャネル
Q.ほかのクリームとは何が違うんですか?
保湿はもちろん、ブライトニングも肌あれ防止もできるところ。ブライトニング有効成分のTXC、肌あれ防止有効成分のアラントイン、ビタミンE誘導体と、3つの有効成分が配合されています。目指したのは、ノイズのない血色感あふれる肌。これひとつでヘルシー ロージー グロウな肌がかないます!
Q.仏ブランドなのにブライトニング?
実はシャネルは日本にも研究所があり、ブライトニングには長年力を注いできました。2011年には、外資系メーカーとして初めてブライトニング有効成分が承認され、ル ブランがデビュー。このクリームに配合されているTXCもシャネルが独自に開発。ブライトニングの技術力には自信があります!!
正しいつ飼(か)い方
微小循環の巡りをアップ
「クリームを塗りながらマッサージすることで、細かい血管の血流を高め、明るく輝く肌に」(鷲尾さん)。顔の中心から外側に向かって、「手を滑らせ→パッと放す」を両手で交互に繰り返す。
つ飼(か)ってみたらこんなにいい子!
こんなにも日本人に寄り添ってくれていたなんて
血色感のキー成分、ガーデニア フルーツ エキスは、なんと屋久島産のガーデニアが原料。京都大学と共同研究をしていたりと、シャネルはすごく日本人に寄り添ってくれているブランドだったんですね。憧れのブランドが、この子のおかげでとても身近に感じられるようになりました。
by編集バタコ
Obagi オバジX ダーマアドバンスドリフト
Obagi PR
髙田ひかりさん
ピン!とハリを与えてくれるたるみと威勢よく戦う元気な子
形状維持処方を搭載。引き上げながら塗ると、ゆるみのない肌がキープされる。50g ¥11000/ロート製薬 オバジコール
Q.ほかのクリームとは何が違うんですか?
「形状維持クリーム」と言われるほど、ピンと引き上がったハリ感が得られるところ。注目したのは張力。人間の皮膚は、いうなればちょっときつめの全身タイツのようなイメージ。常に横向きに引っぱられていることでハリを保てます。この子はその横の引っぱり感を肌に経験させられるんです。
Q.肌のハリは鍛えられるってホント?
皮膚を引っぱる張力は、筋肉のようにもともと人間の体に備わっている力。このクリームをメソッド塗りすることで、その張力に働きかけることができます。鍛えるのをやめると筋肉も衰えるように、肌も日々テンションをかけてあげることが大事。継続ケアでピンとしたハリ肌をキープできるようになります。
正しいつ飼(か)い方
テンションをかけながら塗る
摩擦とは異なり、張力を引き出す塗り方、リフトテンションメソッドがおすすめ。「額の場合、指4本を眉上に当て、テンションをかけながら生えぎわに向かって滑らせます。詳しくはオバジHPに! 「https://www.obagi.co.jp/derma-powerx/dermaadvancedlift/」(髙田さん)
つ飼(か)ってみたらこんなにいい子!
肌の生きている力にアプローチしてくれる
真皮の線維芽細胞が適度に引っぱられていると、コラーゲンやエラスチンを生み出すという事実を発見したロート製薬。ほうれい線などを招くハリのなさは、年齢を重ねるにしたがって深刻に。美容医療もいいけれど、まずはこの子を頼りに、自力で張力を高めたいと思いました。
by編集バタコ
撮影/西原秀岳〈TENT〉(物、犬)、藤澤由加、細谷悠美(人) モデル/鈴ちゃん 取材・原文/小田ユイコ ※BAILA2023年4月号掲載