【美プロのエイジングケア】紫外線予防からヘアケア、保湿、美容医療まで

日々のエイジングの対策として。心地よく毎日を過ごすために。自分に自信を持つために。先輩方がリアルに実践しているコト・モノとは？　紫外線予防から、ヘアケア、保湿、美容医療まで、健やかに年を重ねるためのケアテクを聞いた！

取材をした全員が、老化予防としてマストと答えたのがUVケア。「紫外線の中でも気をつけるべきはA波。肌の奥のハリや弾力をつかさどるコラーゲンやエラスチンを破壊するので、顔のフォルムのゆるみやたるみに直結」（医師 友利 新先生）、「長時間つけていても心地よい、スキンケア成分配合のものがおすすめ」（ヘア＆メイク 岡田知子さん）

大人にとってマストな清潔感は、実は末端に宿るもの。中でも髪の豊かさ＆つややかさは大人の美しさの要だという。「どうしてもパサつくと老けた印象になってしまうので、オイル系配合のヘアケアでツヤ足し」（友利先生）、「血流が悪いと髪の成長が鈍るので、朝ブラ＆夜ブラ（ッシング）は欠かせません」（美容ジャーナリスト 鵜飼香子さん）

年齢を重ねるごとに“天然の保湿クリーム”と呼ばれる皮脂や、肌の潤いを保つセラミドが減少。バリア機能も低下するため、保湿ケアの見直しを。「代謝が落ちたせいか、リッチなものを使うとプツプツができるように（お釣りと呼んでいます）。結果、30代の頃よりシンプルな保湿ケアに落ち着きました」（美容ライター 長田杏奈さん）

「光治療は複数な光の波長を肌に照射し、肌の表層と深層部にアプローチ。継続することで細胞が活性化され、透明感のある美肌をキープできます。たるみ予防に肌を引き締める効果のあるRFや、シミやくすみに特化したフォトシルクプラスも効果的」（友利先生）

「ナノ＆マイクロカレント（微弱電流）を各細胞の深部まで届け、細胞一つひとつを活性化する画期的なトリートメント。レーザーや注入などを使わずに、シミやシワ、たるみ、くすみなど老化現象にアプローチ」（医師 山﨑まいこ先生）

撮影／さとうしんすけ　イラスト／中村千春　取材・原文／谷口絵美　構成／渡辺敦子　※BAILA2024年2・3月合併号掲載