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【老ける準備】犬山紙子さんの“老化への備え方”とは? 誰しもに訪れる加齢とどう向き合えばいい?

30代。今までは“なんとなく”程度だったけれど、そろそろ現実になり始める老化現象。少なからずショックを受けたり、あらがったり、受け入れたりと価値観は多種多様。誰しもに訪れる加齢による変化とどう向き合えばいい? イラストエッセイスト、コラムニストの犬山紙子さんにお話を伺いました。

もがく、許す、愛すの繰り返し

犬山紙子

シワがあることに「ゲッ」と思う自分ごと許したい。
自分の老化を受け入れることって難しいけど、友達の老化は愛しい。
そこから呪いを解いていければ。


世の中の風潮的に“セルフラブ”をすることが美徳とされているけれど、そんな簡単なことではないし、すぐには無理だよねって思うんです。なぜなら、私たちは今まで、男性中心の世界で生まれた価値観で生きてきたわけで。

テレビを観ても、女性は若手アイドルかきれいな女優さん、もしくは“おばちゃん”を自虐する役の人が目に入ります。常に若さは価値だと刷り込まれていたからこそ、今更“老化を受け入れろ”とか“自分を愛そう”と言われたところで、その方法がわからなかったりする。

だから、まずはその呪いを解くことが大事かなって思うんです。正直、老けていく自分を目の当たりにすると、一人で抱え込むのはしんどい。

だから私は、インスタグラムの別アカで自己開示をするようになりました。シワの溝に入り込んだファンデとか、染める前の白髪とか今の自分のリアルをアップしています。これは自虐ではなく、誰かにシェアをして認め合うことで、少しだけ素直に自分を受け入れられる気がするんですよね。

求めてないアドバイスをしてきたり、“劣化”とか茶化す人の話は聞かなくていい。気の合う友人たちと「だよね!」って分かち合うだけで充分なんです。

たとえ、すぐに自分の老化は受け入れられなくても、大切な友人や尊敬している先輩が年を重ねている姿は気にならないし、素直に受け入れられる。生きてきた証だもんねって、シミもシワまでもいとおしい。完璧じゃなくていいんです。

だから、シワがあって「ゲッ」と思う自分のことも否定せず、もがいていい。受け入れるまでに時間がかかるのは当たり前。もがいてもがいて、自分を許すことができるようになったら、ほうれい線も目の横のシワも、ともに歩きし戦友になる。その“許す”ことこそ、自分を愛することにつながるのかなって思うんです。

犬山さんの老化への備え方

自分の快・不快を知り素直に従って行動する

“30代だから、40代だからこうあるべき”みたいな固定観念ではなく、自分が心地いいと感じることに素直に従う。運動はまったくしてこなかったけど、最近は運動をしたほうがスッキリするので続けています。

血色とツヤさえあれば肌に自信が持てる

友人の間で流行っているディオールのパレット。これひとつで血色とツヤがかなうので、どんなときでも“元気そう”な顔が手に入ります。大人の顔に必須!

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ボディ・ニュートラルに自分の体と生きていく

“ボディ・ポジティブ”という言葉もあるけれど、私は見た目うんぬんではない“ボディ・ニュートラル”の考えのほうがしっくり。働き者な自分の体に感謝しながらケア。

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犬山紙子

イラストエッセイスト、コラムニスト

犬山紙子


子どもの権利、女性の生き方などを発信。

撮影/nae.、さとうしんすけ(物)ヘア&メイク/廣瀬浩介 取材・原文/谷口絵美 構成/渡辺敦子 ※BAILA2024年2・3月合併号掲載

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