白い服が以前と比べ似合わなくなってきた、と思ったら。石井美保さんがお薦めする「糖化ケア」アイテム5選

ワンピース・ピアス／スタイリスト私物

カリスマ的人気を誇る美容家・石井美保さん。彼女の美しい肌や圧倒的な透明感は、数々のトライ＆エラーを重ねてきたからこそ築き上げることのできた、努力の賜物。そんな石井さんを先生に招いた、美肌において「するといいこと（Do）」、「してはダメなこと（Don’t）」を学ぶ連載第2回。第1回に引き続き、今回のテーマは“糖化”。意外と気づかない糖化サインに加え、毎日のスキンケアで取り入れられるおすすめの“糖化”アイテムにフィーチャー。

黄ぐすみやハリ不足、たるみ、硬くなった肌など、エイジングサインの中でももっとも手強いといわれる“糖化”悩み。体の中でタンパク質や脂肪が余分な糖と結びついて変性し、“AGEs”という悪玉物質が発生。この“AGEs”が蓄積されることが肌や体を老化させる“糖化”の原因に。第1回で、食べ物が大きな影響を与えることはわかったけれど、実際に肌が糖化の影響を受けているかどうか、どうやって判断すればいいの？

「私が実際に、肌の糖化を感じたのは30代半ば。美容クリニックでレーザーを定期的に当てているのに、全くくすみが晴れなくて。美白スキンケアに投資して入念にケアしても変化がない。そんなとき、たまたま行った血液検査で中性脂肪が高いことが判明。体重の変化があまりなかったので気づかなかったのですが、そこで砂糖の摂りすぎを指摘されました。そこから白砂糖を全てカットしてみたら、半年ほどでくすみが抜けて、あんなに苦労しても得られなかった透明感が誕生。自分のくすみの原因が糖化だったことに気がついたんです。だからもし、ホワイトニングをいくら頑張っていても、なかなかくすみが晴れない人は糖化が原因かもしれないので、糖化ケアを始めるひとつのチェック要素として覚えておいてください。また最近、白いお洋服を着たときに以前と比べて似合わなくなったと感じたら、糖化サインかもしれません。真っ白な服は、かえってくすみなどの肌のアラを目立たせてしまう場合も。バロメーターにもなるので、私はいつまでも白が似合う肌でいられるよう、糖化ケアを続けながら意識して白い服を積極的に着るようにしています」（石井さん）

「糖化による黄ぐすみケアはもちろん、ふっくらとしたハリや透明感をサポート。少々お値段は張りますが、美容液レベルの機能を持つ化粧水の最高峰。他アイテムと組み合わせなくても十分なので、かえってコスパはいいのかも!?」。全てのシリーズが糖化ケアを叶える、糖化ケアのパイオニア的存在のB.A。AGEsを取り除く、オリジナル保湿成分「YACエキス」を配合。120ml ￥22000／ポーラ

「ブースタータイプのオイルで糖化ケアできるのが珍しい。しっかり保湿効果がありながらも、オイルなのに軽やかなテクスチャー。こわばった肌が柔らかくほぐれていくのを感じます。再生医療のエキスパートである、製薬会社発なのも心強い！」。脂肪幹細胞の老化ダメージをケアし、スキンケアの効果を最大限に発揮。糖化はもちろん、光老化、酸化、加齢などの老化原因にアプローチ。26ml ¥12100／ロート製薬

「糖化、メラニン、睡眠不足など、肌をくすませるあらゆる要素をケア。塗った瞬間から、フィルターをかけたように透明感がアップ。美白アイテムの中で今年、一番手が伸びたアイテムかも。朝晩のケアで取り入れれば、肌に影を落とす隙を与えません」。瞬時に肌を明るくしつつ、使うほどにシミを根本からケア。くすみや黄ぐすみの原因となるメラニン色素やビリルビン色素をコントロール。[医薬部外品］ 40ml ￥8800／アルビオン

透明感のある肌を目指すなら、日頃の食生活を見直すことが大前提。そこにスキンケアとインナーケアを取り入れて多角的にアプローチするのが、さらにスピーディかつ効果を高める秘訣！ 石井さんが日頃から愛飲しているインナーケアアイテムとは？

「エイジングケアの最重要課題、抗酸化と抗糖化を叶えるサプリメントを探しても見つからなかったため、自ら開発しました。ビタミンCが酸化、４種のハーブが糖化を予防します」。石井さんが開発したサプリメント。効かせたい箇所にしっかりと響かせるため、ビタミンCはリポソーム型に。そこにドクダミ、ローマカミツレ、セイヨウサンザシ、ブドウ葉といった4種のハーブを組み合わせて抽出した成分、AGハーブMIXを贅沢に配合し、美肌環境はパーフェクト。3g×30包 ￥10800／エール