【この秋、化粧水が革命です！】成分も処方も進化した自信作5選

この秋は化粧水が大豊作！ ブランドが積み重ねてきた知見や長年の研究の成果を結集。情熱が詰まった話題の化粧水を、各ブランドのPR担当が熱烈解説！

新次元のハリを育む国民的ローション
40年以上にわたってコラーゲン研究を続ける資生堂。今回焦点を当てたのはコラーゲンの“育成”。コラーゲンの産生、分解、消化に対応していた前世代に加え、太く丈夫なコラーゲンを“育成”するアプローチをプラス。これら4つのサイクルを後押しする独自の成分コラジェネシスⓇを搭載し、新次元のハリを育む。バイラ世代がリアルに気になり始める小ジワやたるみ毛穴といったエイジング悩みには、この名品ローションさえあれば！

【配合成分】
約14万通りの組み合わせから厳選したコラジェネシスⓇのほか、トラネキサム酸も配合
【テクスチャーの工夫】
イオンの力で保湿成分の浸透ルートを確保する新技術を搭載。肌に負担をかけず、保湿成分を肌の奥までデリバリー

世界一乾燥している砂漠でも乾かない！
昨年からブランドデザインが一新されたエスト。新ローションは、砂漠でも生き抜くブランドの看板成分、エクトインによる貯水力がさらに進化。干からびても生き続ける極限環境生物に着想を得たMYCOSE（トレハロース）や30年を超える保水研究によって生まれた独自開発原料HP-50をブレンドして誕生した新成分エクトビオシスが、過酷な環境下でも水をとどめて潤い＆ハリが満タンな肌へと導く。

【配合成分】
エクトビオシスのほか、独自の植物工場内で栽培したSG ローマカミツレなどを配合
【テクスチャーの工夫】
液膜形成処方を採用し、製剤のくずれやすさをアップ。柔軟性の高いポリマーによって肌との接着面が増え、成分が均一に角層へ浸透する仕様に

毛細血管を強化してきちんと“届く”肌に
ロート製薬が取り組む再生医療研究とともに進化を遂げてきたエピステーム。今回は脂肪幹細胞が持つ毛細血管の再生力に注目。加齢とともに密度＆機能が低下してしまう毛細血管をサポートしてよみがえらせ、必要な栄養がすみずみまできちんと届く肌を目指す。失ったものを再生しながら、減少も抑えるという2段構えで、根源的なエイジングケアがかなう。上質なとろみがほどけるテクスチャーも特徴的。

【配合成分】
ローヤルゼリーエキスなどからなる複合成分ステムジェネシスコンプレックスを新配合
【テクスチャーの工夫】
独自の浸透技術により、リッチなとろみがありながらも肌にスッとなじむ感触を実現。化粧水だけでもまるで美容液で仕上げたような充足感が

時間の概念すら揺るがす圧倒的なハリ感
様々なスキンケアのムーブメントを牽引してきたB.Aが7代目となるアップデートでフォーカスしたのが、毛の根元周辺の再生力。毛が抜け落ちても空洞ができることなく素早く肌が再生する現象を研究し、メカニズムを解明。その驚異の再生力を肌全域に展開しよう！というのが新シリーズのコンセプト。老化に抗うアプローチとはまた違い、今の自分がいちばん最高！と素直に思えるような肌を実現。

【配合成分】
注目は組織再生のカギとなるタンパク質を真皮全域で増やす複合成分BAコアエキス
【テクスチャーの工夫】
触れた途端、肌に浸透ハリベールを形成。潤いを抱え込んだような引き締まったハリ＆弾力を実感。また脳内の感性のスイッチを活性化する設計

潤いが角質層を巡る無敵の“好潤感”肌に
スキンピールでおなじみのタカミから待望の4代目化粧水がお目見え。着目したのは、老化サイクルを引き起こす角質硬化。真皮の環境が乱れてコラーゲンの分解が進むという悪循環を、潤いを巡らせることで好循環へとスイッチ。モイスチャーとコラゲニックというダブルの複合成分によるアプローチで、潤いを生む力をグイッとサポート。スキンピールと併用で肌なじみがアップするという結果も。

【配合成分】
ヒアルロン酸や天然保湿成分NMF、グリシンなどのアミノ酸を独自のブレンドで処方
【テクスチャーの工夫】
独自の処方バランスを追求することで、しっかり潤うのにベタつきを感じない質感に。また、肌なじみのよさを実現するための設計にも配慮

撮影／田村伊吹（人）、恩田はるみ（物）　スタイリスト／鈴木美智恵（物）　イラスト／本田佳世　取材・原文／前野さちこ　※BAILA2025年11月号掲載