(BAILA)スーパーバイラーズの今越さくらです。
本格的なかき氷シーズンが到来しましたね。
週末はどこもかしこも予約でいっぱい。
炎天下の中、数時間待ちもザラになってきました。
盛り上がるかき氷商戦の中、検索では出てこない穴場を探して都内を散策していたところ、浅草で「本当は教えたくない」素敵なお店に巡り合いました。
浅草の老舗 茶寮一松
浅草にある会席料理の名店・茶寮 一松。
政治家の接待に使われていそうな趣のある外観に惹かれ、「いつかランチで入ってみようかな」とお店のウェブサイトを検索したら、かき氷のメニューを発見!
しかも1000円前後とお手頃でびっくり。
「もしや、かき氷だけの利用もできたりして…?」と淡い期待を胸に、恐る恐る門をくぐりました。
お手入れの行き届いたお庭や、錦鯉が優雅に泳ぐ池を眺めながら石畳を進んでいくと、薄く透き通った紺色の絽のお着物を召した中居さんがお出迎え。
かき氷だけでも利用できますか?と伺うと「結構でございますよ」とにっこり。
安心して下足番を上がると、目の前には鹿鳴館のような和洋折衷の待合室が…!
重厚感のある立派なお部屋で、歴史を感じました。
高級旅館のような個室にわくわく
お部屋にご案内いただくと、まさかの完全個室!
黄金色の畳や、掛軸、季節のお花に彩られ、まるで高級旅館のような趣に感動しました。
わたしが通していただいたお部屋には、岩庭まで付いていて、本当に驚きました。
中居さん曰く、お部屋は完全個室で6つしかご用意がないそうです。なんて贅沢…
小旅行気分を味わいながら、メニューを見ると1000円前後でいちごや抹茶など5種類ほどのかき氷が用意されていました。
一番高いメニューが宇治金時(ミルク付き)で1300円。美味しそうだったのでこちらを注文しました。
待っている間も人目を気にせずのんびり過ごせて、最高のリフレッシュになりました。
お待ちかねのミルク付き宇治金時♡
涼しげなガラスの器に、羽毛のようにふんわりとした氷で作られた小さな雪山が盛られて出てきました。
氷の下にはふっくらと炊き上がった小豆が敷かれています。
器の横にはお抹茶とミルク、蜜のシロップが添えられていました。
天然水を使って作られた氷は舌の上にのせると、するする溶けていきます。お抹茶の風味と、ミルクの甘さの相性がぴったり。「日本に生まれてよかった」と思えます。
もう少し甘さが欲しい方には蜜を掛けるのもオススメ。昔懐かしい味わいになります。
「こんなに立派なお部屋でかき氷をいただけて1500円未満って何事!?…並ばずに入れたのは、ラッキーだったのかな?」と思い、中居さんに休日の混雑具合伺ったところ、
お休みの日でも20〜30食ほどの注文だそう。とんでもない穴場を見つけてしまったと思いました。
本当に本当に本ッッッ当に、オススメです。
ぜひ行ってみてください!
おわりに…
新型コロナウイルス感染症第7波が来ており、県外への旅行を控える方も多いと思います。
いつになったら旅行にいけるの!?とストレスに感じることもありますが、一松さんとの巡り合わせで「自分の住む街の良いところを見つめ直すいい機会なのかも」と考え直しました。
都内の非日常的な空間が楽しめるお店を発掘して、またお伝えできたらいいなと思います!
以上、今越さくらでした!