今越さくらです。
今回は一度食べたらやみつきになるホテルオークラのフレンチトーストをご紹介します。
▶︎ホテルオークラのフレンチトーストは何が違う?
みなさんには忘れられない味ってありますか?「死ぬまでにもう一度食べたい味」と言い換えても差し支えないかもしれません。
私にとってその一つがホテルオークラのフレンチトースト(2ピース3000円、税・サービス料込み)です。
使っているのは、たまごとバター、パン生地、砂糖、牛乳、バニラエッセンス、サラダ油。ご家庭で作るフレンチトーストの材料となんら変わりません。
生クリームやフルーツなどの飾り付けもなく、ホテルの一品料理としては珍しいほどシンプルです。
むしろそこに、料理人の自信が透けて見えます。
オーダーから10〜15分ほどで出来立てが運ばれてきます。厚みのある長方形のパン生地は、こがね色に染まり、きつね色の美しい焦げ目が付いています。
口に含むと少し重たいバターの香りが鼻を抜けます。パン生地に歯を立てると、表面のカリッとした食感のあとに、とろりとした舌触りと、たまごのやさしい甘さが広がります。
計24時間たまごに浸されたパン生地は、そのすみずみまで卵液が行き渡り、形状を保つのがギリギリだったと言わんばかりに口の中でほどけていきます。料理人に対し、心からの敬意を込めて「ごちそうさまでした」と言いたくなる一皿です。
米国のブッシュ大統領も「世界一のフレンチトースト」と絶賛したそう。
気になる方はぜひ行ってみてください。
▶︎提供場所や提供時間、オススメの食べ方
フレンチトーストをいただけるのはオークラ内の「オーキッド」というダイニング。朝食時とティータイムに提供されています。
1ピースのオーダーも可能です。個人的には1ピースでも充分な量。2人で行ってシェアするのもオススメです。
お好みでメープルシロップや、ブルーベリージャムなどを付けて楽しんでください。食後の紅茶も忘れずに。
以上、今越さくらでした!