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【読書帖】“有益な時間”だけを追わない。『第3の時間』を読んで考えたこと

こんにちは、スーパーバイラーズの栗原蒼です。

あけましておめでとうございます!
いよいよ2026年が動き出しましたね。

バタバタと忙しい年末年始を過ごしたからか、
最近は特に、仕事や家事育児と、毎日があっという間に過ぎていきます。

特別に忙しい日じゃなくても、「もうこんな時間か」「今日は何ができたっけ?」と思うこともしばしば。
子どもが生まれてから尚更、時間の感覚が以前とはかなり変わったと感じています。

そんな最近、読んでよかった一冊が、「第3の時間」 。
今日はその内容をかいつまみつつ、感想をシェアしたいと思います。

CONTENTS

  1. 『第3の時間』基本情報
  2. この本で語られていること(ざっくり要約)
  3. 子育て中の今、この本が刺さった理由
  4. 「あなたと仕事はイコールじゃない」
  5. 「第3の時間」は、特別な時間じゃない
  6. 終わりに:『第3の時間』は気合いやモチベーションを上げる本ではない

『第3の時間』基本情報

著者:井上陽子
出版社:ダイヤモンド社
発売:2025年12月

デンマークでの暮らしや取材、自身の経験をもとに、
「短く働いても、人生を豊かにできる理由」
「仕事とそれ以外の時間をどう考えるか」を掘り下げた一冊。
いわゆる時間術や働き方ハウツー本ではなく、時間に対する価値観そのものを見直す本という印象です。

【読書帖】“有益な時間”だけを追わない。『第3の時間』を読んで考えたこと_1

この本で語られていること(ざっくり要約)

本の内容を細かく書くつもりはないので、簡単な要約と結論だけ。


この本は、
「なぜ私たちは、こんなに「忙しい」と感じるのか」
「なぜ仕事が人生の中心になりやすいのか」
「仕事以外の時間を、どう位置づけているのか」
という問いを中心に展開していきます。

この本で日本と比較されているデンマークでは、多くの人が夕方4時台に仕事を終えます。
(一般的な会社員はもちろん、医師など定時上がりが難しそうな職種の人まで!)
それでも経済は成り立ち、幸福度は世界トップ水準。
短時間労働でも競争力は世界No.1で、1人あたりGDPは日本の2倍だそう。

その理由として語られているのが、以下。
・働いた「時間」ではなく、生み出した「価値」を重視すること
・仕事とプライベートを切り分ける前提が社会全体にあること
・仕事以外の時間を「余った時間」ではなく、最初から大切な時間として確保していること(むしろ仕事より自由時間のほうが優先度が高い)

要するに、「時間の使い方」を見直すことが、
人生や社会をより豊かにする土台になるというメッセージです。


そして著者自身も最初は、
日本的な「長時間働きすぎな人」でしたが、
そんな「仕事中心の価値観」から抜け出す過程が描かれます。

子育て中の今、この本が刺さった理由

最近、時間について考えることが増えました。

というのも、子どもが生まれてから、1日の使い方が以前とはまったく違うものになって焦っていたから。

仕事においても、私は個人事業主なので、働かなければ収入は減る。
休めば、売上も止まる。
時間は選択そのものであり、資本です。

でも子どもとは一緒にいたいし、貴重な時間を大切に見守りたい。

そんな、育児と仕事を両立しているようで本当の意味ではできていなかった私なので、
「いい働き方とは何か」「いい人生とは何か」を考えさせてくれるこの本はとっても刺さりました。

私もデンマークのように時間を豊かに使いたいし、ゆるいけど合理的な生活ができたらなぁと読みながら何度思ったことか・・・(笑)

【読書帖】“有益な時間”だけを追わない。『第3の時間』を読んで考えたこと_2

「あなたと仕事はイコールじゃない」

本の中で紹介されていた言葉のひとつに、
「あなたと仕事はイコールじゃない」というものがあります。

すごくシンプルで当たり前のようだけど、
キャリアを大切にしてきた人ほど、少し耳が痛い言葉かもしれません。

「仕事の内容や成果=自分の価値」
そう考えて走ってきた人ほど、この言葉は簡単には受け取れないもの。

筆者も友人から、「同僚が自分より優秀だったら、自分の価値は下がるの?」と問われ、
仮に仕事を失ったり成果が出せなくなった時、自分の存在意義まで失われかねないこの考え方はとても危険だと諭されていました。


これを読んで私自身も、仕事中心・もしくは育児中心の価値観は、
自分を狭いものさしで縛っているようなもので、
常に同じペースで走り続ける必要はなく、人生の局面・タイミングに応じて何を大切にするか変わっていいんだなぁと、当たり前のことに気づきました。

【読書帖】“有益な時間”だけを追わない。『第3の時間』を読んで考えたこと_3

「第3の時間」は、特別な時間じゃない

この本で語られる「第3の時間」は、
新しい趣味を持とうという話でも、
これまでできなかった貴重な体験をたくさんしようという話でもありません。

繰り返しになりますが「第3の時間」とは、
仕事とは切り離して、評価しない前提で存在する自由時間を、
「確保すべき大事な時間として扱う」という考え方です。

例えば家族との時間は、余裕ができたら確保するものではなく、最初から人生に含まれている大事な時間。

仕事や将来の役に立つかどうかだけで時間の価値を判断するのではなく、何もしない自由な時間も含めて大事なものとして扱う。

この『第3の時間』は、日本的な「長時間働くことが当たり前」という前提に静かに疑問を投げかける一冊でした。

【読書帖】“有益な時間”だけを追わない。『第3の時間』を読んで考えたこと_4

終わりに:『第3の時間』は気合いやモチベーションを上げる本ではない

この本は、これまでちゃんと働いてきた人が、
これからも無理なく幸せに続けていくために、時間との向き合い方を少し調整するための本、という印象。

今自分に必要な時間は何か?と立ち返りたい方には、特におすすめの一冊です。
みなさんもぜひ読んでみてください!

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