こんにちは、スーパーバイラーズの前川はるなです。先日行ってきた「デザインあ展 neo」がGWの家族連れのお出かけにぴったりな展示だったので紹介します。
帰ってきた!「デザインあ展 neo」とは
東京をはじめ、全国6つの美術館で開催され、のべ116万人の来場者を記録した「デザインあ展」。日常的なモノをデザインの観点から見つめ直すNHK Eテレの番組「デザインあ」のコンセプトはそのまま、インスタレーションや参加型展示を通して五感で体験する展覧会として人気を集めています。

今回の展示は、人間の「行為(動詞)」がテーマ。「みる(観察)」「かんがえる(考察)」「つくる・あそぶ(体験)」のステップを通して、デザイン思考を身近に感じられました。
子供から大人まで楽しめる「デザインマインド」の発見
出迎えてくれるのは、巨大な「あ」と「動詞の庭」。動詞の通りに動くプロダクトが目を惹きます。動くスリッパがとってもかわいい!


「たべる」をテーマにした展示では、自分好みのごはん、ハンバーグ、サンドイッチ、プリンが作れるコーナーが人気でした。 私はサンドイッチに挑戦。パンの厚さや具の多さなどを選択し、自分だけのサンドイッチを完成させます。

できあがった一皿には、その仕上がりから連想される短い文が添えられます。「おいしそう」を分解して、「どんな要素を選べば何を伝えられるのか」がわかる仕組みが面白かったです。

オノマトペの球体を使って食べ物を表す「オノマトピース」も大人気。普段私たちがみている食べ物がオノマトペで見つめ直してみる体験ができます。

続いては「すわる」エリア。さまざまな「すわる」が私たちの生活の中でどれだけ馴染んでいるかわかります。
他にも「みんなのあ」や「デッサンあ」などの体験型コーナーには長蛇の列が。今回は眺めるだけで、次の部屋へ進みました。

映像の部屋では、360度の大画面に囲まれて座り、さまざまな短編ムービーを見ることができます。まさにEテレの世界でした!※大きな音が出たり暗くなったりするので、苦手なお子さんは要注意です。
最後の部屋では、道具を持っている感覚を体験しながら、文字や映像に合わせて身体を動かせる体験型の映像作品が楽しめます。写真は撮りませんでしたが、子供たちがたくさんいて、とても楽しそうでした!

そして出口に恒例の「あ」になれる展示。実は私、最初の東京展(12年前)では混雑のため「あ」になるのを諦めたので、とても嬉しかったです。笑顔で棒立ちはシュールですね。白トップスを選んだ自分が悔やまれます。全身黒い服だとしっかり「あ」になれます!
いかがでしたか。また、チケットは日時•時間指定の前売り券と、当日会場で購入できる当日券がありますが、早い段階で売り切れることも多いので前売り券をおすすめします。お出かけの参考になれば嬉しいです!
【デザインあ展neo】
会期:2025年4月18日 (金) ~ 9月23日 (火祝)
開館時間:10:00~19:00 (入場は閉館の30分前まで)
会場:虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE」
住所:東京都港区虎ノ門二丁目6番2号TOKYO NODE GALLERY A/B/C 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F