皆さん、こんにちは。スーパーバイラーズの中谷汐里です。
2025年7月にオーストリアのウィーンへ旅行に。
今回のウィーン旅のテーマは、美術館でも音楽でもなく、「ザッハトルテ」!🇦🇹
ウィーン発祥、世界的に有名なこのチョコレートケーキを本場で味わうことが、旅のいちばんの目的でした。
しかも、ザッハトルテには“2大名店”があるって知ってましたか?
ひとつは観光の王道「カフェ・ザッハー」、もうひとつは上品な老舗「デメル」。
せっかくなので、どちらも巡って食べ比べてきました♡
CONTENTS
王道のカフェ・ザッハー♡ 深紅の店内と贅沢な“じゃりじゃり”チョコ
カフェ・ザッハー(Sacher)
「ザッハトルテ」といえば、誰もが思い浮かべるのがこの店——ホテル・ザッハーに併設されたカフェ・ザッハー。
クラシカルな赤い看板の前には、平日でも行列がずらり。

私が訪れたのは、水曜の15時ごろ。
20分ほど外で並びました。日差しが強い日は日傘やサングラス必須かも。
雨の日は折りたたみ傘をお忘れなく!
店内に一歩足を踏み入れると、美術館のような赤くて美しい店内に目を奪われます。(深紅の壁、金の額縁、ふかふかのソファ...)
カフェ・ザッハー:ザッハトルテ レポ
さて、主役のザッハトルテはというと——
見た目はツヤツヤのチョコレートグレーズに覆われ、断面はしっかりとした層構造。
口に入れると…「じゃりっ」とする砂糖の食感と濃厚な甘さが広がります。
一口食べて、人気の理由に納得です。
コーヒーではなく、ホットチョコレートと合わせたらさらにリッチな気分に!
📌ポイント:
⚫︎甘さはかなり強め。
⚫︎砂糖の粒感があるので、好みが分かれるかも。
⚫︎お土産ショップも併設されていて、缶入りザッハトルテはおしゃれで持ち帰りにも◎!

隠れた名店・デメル♡ 上品で滑らかな“本家の風格”
Demel デメル
もうひとつのザッハトルテの名店が、「デメル」。
実は、ザッハトルテの“元祖”をめぐる裁判で話題になったお店でもあります。
(最終的にはカフェ・ザッハーが「オリジナル・ザッハトルテ」の商標を獲得)

(写真は一階入ってすぐのショーケース)
そんな歴史もロマンも詰まったデメルですが、観光客でごった返すこともなく、静かな大人の雰囲気が漂っています。
1階がショーケースとお土産売り場、2階がカフェスペースになっています。
土曜日の13時頃で10分ほど並びましたが、こちらは室内の2階へ向かう階段で待つ形なので涼しく待つことができました。
こちらは店内もグッと落ち着いた雰囲気。淡いアイボリーや金を基調にしたクラシックな内装。天井が高く、インテリアも洗練されていて、大人のティータイムにぴったり。

デメル:ザッハトルテ レポ
こちらの見た目もシックで美しいツヤ感がありながら、カフェ・ザッハーと比べてチョコの層がやや薄め。
口に入れると……しっとり、なめらか。
ザッハーのような「じゃりっ」とした砂糖感はほとんどなく、優しく溶けていくような口どけ。
甘さも控えめで、カカオの香りがふんわりと広がります。
「濃厚なのに重くない」
そんな矛盾すら感じさせない、計算された上品な一皿。
甘党というより、“チョコ好き”の心をがっちり掴む味わいでした♡
ザッハーも美味しいので悩みますが、私はデメルの方が好みでした!
「甘さより、香りと口どけ重視」な方に、おすすめです🍰
📌ポイント:
⚫︎並ばずに入れる穴場感が嬉しい
⚫︎甘さ控えめで、なめらか&しっとり
落ち着いた店内で、ゆっくりカフェタイムに◎
⚫︎お土産のチョコや焼き菓子も可愛くて上品♡

◎おまけ情報◎
ザッハトルテの他に、カイザーシュマーレン(Kaiserschmarrn)も食べました!
「オーストリア皇帝のちぎりパンケーキ」と呼ばれる伝統的なデザートで、こちらも絶品です。
ふわふわな食感で、付け合わせのコンポートと一緒に食べると酸味が合わさって最高のバランス。
訪れる際には是非食べてみてほしいです!
どっちのザッハトルテ派?甘党女子のための味比べ比較
🍰カフェ・ザッハー
⚫︎並び時間:約20分(平日15時)
⚫︎店内の雰囲気:ゴージャスで華やか
⚫︎甘さ:濃厚で"じゃりじゃり"感あり
⚫︎オススメ層:甘党、映え重視の女子旅
⚫︎お土産:缶入りのザッハトルテあり
🍰デメル
⚫︎並び時間:約10分(土曜日13時)
⚫︎店内の雰囲気:高級感&落ち着いた雰囲気
⚫︎甘さ:控えめで滑らかな甘さ
⚫︎オススメ層:上品な味わいを楽しみたい人
⚫︎お土産:チョコや焼き菓子も豊富
ウィーン旅の甘い記憶に、ザッハトルテを。
クラシカルなカフェで味わう、濃厚なチョコレートケーキ。
甘い香りに包まれて過ごす午後は、ウィーンならではの贅沢な体験です。
観光スポットの合間に、少しだけ自分にご褒美を。
お気に入りのカフェで、お気に入りのスイーツを味わう時間は、きっとあなたの旅を特別なものにしてくれるはずです。
是非訪れてみてください!



























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