こんにちは!バイラーズの坂本愛です。
もうすぐ始まるNISAの拡充や、昨今の不動産価格の急上昇など、最近は金融資産や不動産に関する話題が多いですよね。
もちろん、お金や不動産、株といった目に見える資産(有形資産)は、私たちの選択肢を広げてくれたり将来の安心に繋がったりすると思います。
こうした有形資産よりも、ずっと大事だと思っている無形資産について、今日はブログで書いていきたいと思います。
無形資産とは
一般的にはビジネスの世界で使われることが多く、無形資産とは企業が保有する資産の中で可視化が難しいもののことを指します。例えば研究開発や従業員のスキルなど含む人的資本、ブランドなどがあたります。
これは個人に対しても同じ様に当てはめることができ、個人における無形資産とは、スキルや能力、経験、知識、健康、ネットワーク(人間関係)、家族など幅広いものが該当します。
意識することなく当たり前の事柄として捉えがちですが、実はこれらは有形資産に変わりお金を生み出すことができる資産でもあります。
無形資産は長い人生を豊かに過ごす上で欠かせない
この個人における無形資産という点に着目し、言語化したのが、リンダ・グラットン教授とアンドリュー・スコット教授です。心理学と経済学の専門家である2人が書いた「ライフシフト:100年時代の人生戦略」は大ベストセラーになり、ご存知の方も多いかと思います。
本書では、無形資産が有形の金融資産の形成を助け、人生100年時代を豊かに過ごすために欠かせない資産運用であると提起しています。
普段何となく大事だなと思っている、
◎継続的学びスキルや能力を高めること
◎心身ともに健康な状態を維持すること
◎友人や家族を大切にすること
は、長い人生を豊かに過ごす上で欠かせない資産運用といえます。
無形資産にこそ投資を
老後2000万円問題や金融教育など、どうやって将来のために貯蓄を増やすか、自分の財布の中を増やしていくかばかりに目がいきがちになっているなぁと感じます。
有形資産ばかり気にして、将来の心配をして貯め込むというのは、本当に豊かな人生なのか疑問です。
それよりは、自分の無形資産に着目して、自分という何にも変えられない資産に気づき、投資をし、きちんと運用してあげるというのが大事なのではと感じます。
実際にやっていること
私個人の例にはなってしまいますが、ある程度のコストや労力を投下している3つを紹介します。
◎自分のスキル、能力向上に役立つものへの投資
英語の勉強だったり、大学院の学び直しがここにあたります。
やってみて、ベースインカムは圧倒的に上がりましたし、自分への自信もつきました。
やみくもに取り組んでも意味がないですが、ある程度の計画性があれば、努力とお金、時間を割いた以上にリターンがある分野だと感じます。
◎家族へのケア
家族は、自分というプレーヤーが良いパフォーマンスを発揮するための基盤であり、土台です。
家族関係が上手くいってないと、何かチャレンジしても今ひとつ成果が得られなかったり、精神的に不安定だったりと、足元がぐらついてるなという感覚があると思います。
こうした力を発揮するための基盤は、ある程度のお金や時間、労力を割くべきだと思っているので、優先度高く私の中で持っています。
家族へのケアというのは、自分の親や姉妹はもちろん、夫、義理の親、義理兄妹へのケア、ペットのお世話、そして日々の家事を含みます。
家族って不思議で、大好きだし大切だけど、面倒だなと思うこともあると思います。そんな時ほど、この家族ケアは私が良いパフォーマンス発揮するために必要な基盤投資!と思ってやっています。
やりすぎ注意ですが、家族がハッピーで気持ちよく過ごせて、自分に良い影響が返ってくるなら最高です。
(我が家の猫ちゃんは野良の気質が抜けず抱っこが嫌そうですが・・・笑)
◎健康への投資
ここはまだまだ改善の余地ありですが、、
特に不可逆なものへ優先的に投資をするというのが持論です。
不可逆とは、一度その状態になると全く同じ状態に戻すことができないことを指します。
具体的には肌、心と体の健康、そして歯は不可逆なものだと思っています。
時々美容医療や審美歯科に頼って補正をしつつも、基本は悪くならないための予防と維持のためのコスト配分を心がけています。
人生は長いですから、力を入れるところ、抜くところ。育てるところ、やめるところ。をライフステージに合わせて柔軟に変化させていきたいなぁと思っています!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!