こんにちは☺️
ここ数日、寒かったり、暖かくなったり、三寒四温の気候が続いてましたが、そろそろ春本番になってくれそうで、衣替えもやっとできると思っているところです🌸
今回は、以前もブログで紹介した事がありますが、バレエの鑑賞レポブログです🩰
私は、7歳から17歳までクラシックバレエを習っていたこともあり、今はバレエ鑑賞が趣味の一つになっています♫
是非、バレエを観たことがない方にも魅力が伝わればいいなと思います🤍
●【K ballet company 】ロミオとジュリエットストーリー

Act1
舞台はルネサンス期のイタリア・ヴェローナ。
名門モンタギュー家とキャピュレット家の間では、長年に渡り敵対関係が続いていた。
モンタギュー家の一人息子ロミオは、友人達とキャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込み、
キャピュレット家の一人娘ジュリエットに出会う。
強く惹かれあった二人は、その夜、ジュリエットの部屋のバルコニーでお互いの愛を告白する。
Act2
ロミオはジュリエットから、2人で密かに結婚式を挙げたいという手紙をもらい2人は、ロレンス神父のもとで秘密の結婚式を挙げる。
しかし、ロミオの友人たちとジュリエットの従兄ティボルトの抗争で、マキューシオがティボルトに殺されてしまう。親友の死の衝撃に理性を失ったロミオは剣を取り、ティボルトを殺して、街から追放となってしまう。
ジュリエットと一夜を共に過ごしたロミオは旅立ちの時を迎える。
パリスと無理矢理結婚させられそうになったジュリエットは、ロレンス神父に相談して、仮死状態になる薬を授けてもらう。神父は彼女が死んだことにして、ロミオとともに逃がそうという計画だった。
ロレンス神父の伝言を受け取れなかったロミオは、ジュリエットが本当に死んでしまったと思い込んで毒薬を飲み干す。目を覚ましたジュリエットはロミオが死んでいるのを見つけ、短剣で自らの胸を刺し、そのあとを追うのだった。
参考: K ballet company ロミオとジュリエットパンフレット、新国立劇場バレエ団ロミオとジュリエットHP
●私的、Kバレエロミオとジュリエット見どころ
■舞台装飾
■音楽
■ダンサーたちの演技、リフト
舞台装飾
Kバレエの舞台装飾は、毎回楽しみにしている見どころの一つです✨
最初の場面では、両脇に大きな階段があり、特にロミオとジュリエットが出会う瞬間、階段の上にいるロミオを見つめるジュリエットと、踊るジュリエットを見つめ、見下ろすロミオがロマンチックな場面です。
そして、あの有名なバルコニーのシーン。ロミオとジュリエットがお互いの愛を確かめるシーンは、胸が熱くなります。
バルコニーもお城の一角であることがわかる豪華なバルコニーです。
この後の結末を知っているからこそ、情熱的なシーンは心打たれます。
バルコニーの2階にいるジュリエットに手を伸ばすシーンでは、届きそうで届かない手が、切なさと愛おしさを感じさせます。
音楽
音楽は、舞台の世界観を表現してくれる大切な要素です。幕が上がる前の音楽から、これから壮絶な切ない2人の物語が始まることを想像させる臨場感のある演奏でした。
毎回、オーケストラの方の生演奏を聴けるのもプロバレエ団ならではの演出だと思います✨
私が特に印象的なシーンは、ロミオが死んでしまった事に目を覚ましたジュリエットが気づき、泣き叫ぶシーンです。
ジュリエットの声にならない叫びを音で表現し、観客に、より哀しみを伝える、そんな曲調になっているシーンだと感じます。
この記事を書いている時でさえ、そのシーンを思い出すだけで、ロミオとジュリエットの世界に誘なわれます。
ダンサーたちの演技、リフト
私が見た回は、飯島望未さん、山本雅也さんが主演の回でした。
このお二人は、今回のチラシのモデルにもなっているお二人で、私は望未さんのジュリエットが見たくて、この回を選びました♡
ジュリエットは原作では13歳の少女の設定で、その少女が愛、哀しみを経験し、大人の女性になっていくのも物語の見どころだと思います。
最初はあどけなさが残る少女という演技、そしてロミオに出会ってから、女性として目覚めていくという難しい演技をしなければいけません。
その世界観が2人の中で形成され、言葉のないバレエで、体全体で表現する。
シーンひとつひとつ、舞台から声が聞こえてきそうな、そんな引き込まれる演技でした😭
そして、演技だけではない高度な技術とリフト。特にバルコニーでのシーンでは、リフトが多く、2人の高まる感情を表現するため、一つ一つの踊りも激しいです。
そんな感情が爆発するシーンでは、ロミオにジュリエットが飛び込んでいくシーンがあり、お互いパートナーを信頼していないとできないリフトだと感じます。
前のめりになりながら観ていましたが、本当に情熱的なシーンでのめり込んでしまいます。
ジュリエットが仮死状態になる為に薬を飲むシーンは、怖さとロミオを愛おしむ気持ちが交錯しているという感情を表現しているのが伝わり、ハラハラするシーンです。
そして、ロミオが仮死状態のジュリエットを見つけるシーンでは、ジュリエットをリフトしながら、溢れる感情を表情と踊りで表現しています。その時のロミオは、悲壮感に溢れ、ジュリエットへの愛がどれほど大きいものなのかが、感じ取れました。
ジュリエットがロミオが死んでしまった事に気づくシーンは、1番涙を誘われるシーンでした。ダンサーの皆さんが物語の役柄になりきり、その世界を生きている事で、熱量がヒシヒシと伝わってきます。
パンフレットなどでダンサーの方たちの今回のロミオとジュリエットにかける想いなどを読ませて頂くと、それぞれの作品に対する解釈や、日々の努力、表現することへの向き合い方が分かり、そういったダンサー達の熱い想いを感じることができる舞台は、格別です!
●当日キャストと千秋楽
2022年3月21日(月)のキャスト
・ロミオ 山本雅也さん
・ジュリエット 飯島望未さん
・マキューシオ 吉田周平さん
・ティボルト 杉野慧さん
・ベンヴォーリオ 奥田祥智さん
・ロザライン 日髙世菜さん
・パリス 堀内將平さん
豪華なキャストの千秋楽でした!舞台が終了すると、芸術監督の熊川哲也さんが舞台上に現れ、観客は大盛り上がりでした。
そして、なんと熊川さんから、ジュリエット役の飯島望未さんへ、プリンシパル昇格の発表がありました!こんな素敵なタイミングにその場に居合わせることができて、感無量です。望未さん本当におめでとうございます!!
●Bunkamuraオーチャードホールとロビー

ロビーには、熊川ディレクターの大きなパネルが現れました!観客達がここに並んで写真撮影スポットになってました。毎回Kballetの舞台のロビーは写真スポットになる場所があり、それも楽しみにひとつですね♪

私もちゃっかりバレエポーズで記念撮影をしました🩰✨
嬉しくてニヤけてます😂

会場に入ると、豪華な舞台と客席があります。千秋楽の今回は、満員御礼だったらしく、盛り上がりが感じられました!思わず写真を撮りたくなります。
●次回のKバレエ作品
カルメン

公演日程
2022年6月1日(水)~6月5日(日)
次回は、愛と情熱のカルメンですね🌹
また、ダンサーの皆さんの新たな一面を観れると思うと、ワクワクしますね!
5月に大阪に引っ越すので、今回は観れないのですが、是非大阪公演も頻繁にやってくれる事を願っています😭
カルメンの衣装


会場には、カルメンの衣装の展示があり、次の舞台への盛り上がりを感じます!
これは、実際の衣装なので、当日ダンサー達が着る衣装です。間近に見ると刺繍が細かくほどこしてあり、衣装へのこだわりも感じられます✨
カルメン生演奏
会場の出口では、カルメンの生演奏が行われていました!最後の最後まで楽しませてくれる演出が、さすがKバレエだなと思います。
バイオリニストの方も気品があり、思わず音色に聞き入ってしまいました。
●ファッション

ポイント
◎スカーフ
◎バレエシューズ
◎皮ジャケット
バレエ鑑賞なので、華やかさを出す為にスカーフを巻いてみました。
そして、ワンピースにしたのですが、ボブヘアになったこともあり、甘すぎないコーデにしたかったので、皮ジャケットを合わせました。
足元は、バレエシューズです🩰
一緒に鑑賞した友達もスカーフを巻いていたので、リンクコーデで嬉しかったです♡
ファッションも、舞台鑑賞の際には楽しめる要素の一つです✨
●さいごに
いかがでしたでしょうか。
バレエ熱が盛り上がり、長いブログになってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます😊
また、バレエの舞台鑑賞レポブログは書きたいと思っているので、お楽しみに🩰
大阪でもたくさん観たいなぁ。
大阪に引っ越したら、バレエももちろんですが、宝塚の鑑賞も楽しみにしているので、そちらもブログで紹介できたらと思います!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう◡̈♥︎