まあ実際には私は助手席で車窓を眺めながら興奮しているだけですが。
ネットで予約して日本と国際免許の両方を提示すれば車が借りれて直ぐに出かけられるレンタカーサービスって凄いですね。
行く国の道路交通法を調べて、ウィーンから4時間のドライブへ。
大手の外車メーカーはこういう道路用に生産されているから日本だとポテンシャルが発揮できないんだろうなーと行き交う車を見る。
童話に出てきそうな可愛い道なのに信号ないから90キロくらい出す。遅い車がいたら対向来てなかったら追い越す。
申し訳ないけど、わたしには無理さー
着いたのは【ヘレンド村】
ヘレンドってなに?
ドイツには有名なマイセンがあるように、ハンガリーにはヘレンドがある。
簡単に言うと陶器です。
最近、この陶器の絵柄を描く資格取得を目指しているから工房に足を運んでみたかったんです。
そんな気持ちになり、ついに訪れる事ができました。
(はたから見たら完全な熱狂ファンである。。)
陶器の作り方から絵の書き方から、ヘレンド学院たるものに入学して職人になるまで数年かかる。
なんならここに置いて行ってもらって構わないよ。と言いたいほど好きです。
ツアーに参加するとカフェテリアでヘレンド食器でコーヒーを頂けるのだ!
うーん。
ここに住みたい。
マイセンほど高くは無いけど、カップアンドソーサーで数万円だから安くは無い。
こういう食器にあった生活がしたい。
ではなくて、普段使いしたい。
なんのこだわりもなく、ただ紅茶やコーヒーを飲むのでは無くて。
自分の時間を自分の好きなもので楽しむ。
多忙な毎日に目で癒される。
ヘレンドはハンガリー王室にも愛された名窯です。
当時は特権階級の貴族しか使えなかったものが庶民の私にも手が届く。同じ食器を愛でる事ができる。ハンガリーに来て歴史を知り背景を見る。
この経験が私のヘレンド食器を使うときの愛情に変わるからこの旅は非常に有意義な時間でした。
大切な人に寛いで欲しいから。
特別な時間を一緒に過ごしたいから。
私はずっとヘレンドのファンです。
ブログの更新が遅れてしまったことお詫びいたします。
次回は絶品フォアグラの巻
ザルツブルク音楽祭とエミレーツ航空堪能
などの記事が控えております!