
ご覧いただきありがとうございます。バイラーズの登内(とのうち)です😊
美食の街、香港。
今回は香港在住時に日本の友人を連れて行って大好評だった朝食についてご紹介したいと思います!
どこも予約は不要で入れることが多いので、早起きした朝はぜひお立ち寄りください!
香港の朝食文化について豆知識
香港の朝食といえば、広東料理の伝統とイギリス植民地時代の影響が融合したユニークなスタイルが特徴です。西洋×東洋、食の多様性があることが、いつになっても香港の食事が飽きない理由かもしれません。
私が住んでいて感じた特徴は以下の3点です。
【特徴】
・朝食は外食をする人が多い(実際には朝食に限らず食事は外でされる家庭が多いです)
・朝早くからやっているお店が多い
・茶餐廳(チャーチャーテン)という大衆食堂がたくさん。朝食メニューも豊富
今回は、香港粥・飲茶・菠蘿包(ポーローバウ)※通称パイナップルパンについてご紹介します。
香港粥(Congee)

長時間煮込むことでクリーミーに仕上がったお粥です。ピータンや豚肉、魚など、様々な具材が入ったメニューがあります。
今回は忠記粥品(Chung Kee Congee)を訪問し、私が注文したのはMinced Beef Congee(22HKD/現在のレートで400円くらい)。大き目の具材が苦手な方にはとても食べやすくておすすめです。
【注文時のポイント】
・通常のご飯茶碗1.5倍くらいの量。(私の場合、1杯でかなりお腹一杯です)
・複数人の場合は人数分orマイナス1で違う味をオーダーし、シェアもOK
・細長い揚げパンと一緒に食べるのがオススメ
基本的にメニューには英語の記載があるので、指さしで注文するとスムーズです。右上のDeep Frid Foodが揚げパン。
今回訪れたのは湾仔駅C出口から徒歩7分のこちら。
飲茶(Dim sum)

飲茶といえば昼や夜のイメージがあるかもしれませんが、香港では朝から楽しむ文化が根付いています。点心と中国茶とを一緒に堪能します。
今回は陸羽茶室(中環駅から徒歩5分)を訪問しました。日本の観光雑誌に載っているようで、日本人のお客さんを見かけることも何度かありましたが、こちらは飲茶を食べるならぜひ行っていただきたいお店です!
現地の友人によると香港の中でも歴史が長い、高級飲茶屋さんだそうで、お店の中のレトロな雰囲気もオススメな点。
今回オーダーしたのは以下の3種類(320HKD/5900円)ですが、今回ひとりで訪問したので食べきれず。どれも量が多い&大きいので注文時にはご注意を!お値段もそれなりにします。
・海老ワンタンのスープ仕立て
・叉焼包(チャーシューバオ) 甘辛いチャーシューを詰めた蒸しパン
・牛肉焼売
【注文&飲食時のポイント】
・オーダーシートに個数を書いて注文
・分からない時にはGooglemap上のお店の写真に載っている食べ物を見せて注文してもOK
・点心オーダー時に中国茶を1種類以上オーダー必要
・お茶がなくなったらポットの蓋を少しずらして開けておくと、お湯を足してくれます
私のオーダーシート

レトロな雰囲気の店内
菠蘿包(Pineapple bun)

パンの上部に甘くサクサクしたクッキー生地をのせて焼き上げた菠蘿包(ポーローバウ)は、焼き上がりの表面がパイナップルの皮のような模様になることから「パイナップルパン」と呼ばれています。実際にはパイナップルは使用されていません。
このパンは、香港のパン屋さんや茶餐廳(チャーチャンテン)で広く販売されており、街を歩いていると、ショーケースに並んでいるのをよく見かけます。お店によって味や食感が少しずつ異なるため、食べ比べを楽しむのもおすすめです。
今回はRed City Cafeでテイクアウト(8HKD/150円)。食べ歩きにもぴったりです。
今回訪れたのは湾仔駅D出口から徒歩3分のこちら。
番外編

鶏蛋仔(ガイダンジャイ)は香港発祥のストリートフードで、卵を使用した甘い生地を半球状のくぼみが並んだ専用の焼き型で焼き上げたもの。外側がカリっと香ばしく、内側はふんわりとした触感が特徴です。
未だに香港訪問時はつい、街中で買ってしまうほど大好きな一品。ぜひ、食べてみて!
以上、香港の朝食事情でした!
Reine