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【働く女性の必読本!「好き」を言語化する技術:三宅香帆著】読んで実践してみたら自己理解が深まった話

【働く女性の必読本!「好き」を言語化する技術:三宅香帆著】読んで実践してみたら自己理解が深まった話_1

CONTENTS

  1. なぜ今、手に取るのか?
  2. 『好きを言語化する技術』を超えてーーーその先にある深い気づき
  3. 具体的な技術とは?
  4. 最後に

なぜ今、手に取るのか?

こんにちは!バイラーズのReineです。
今回は、本好きの私の最近のヒット本をご紹介させてください。

ちょうど昨年の秋ごろ、大きな話題になっていた三宅香帆さんの『好きを言語化する技術』
気になって近所の図書館で予約してみたところ、なんと50人待ち!ーーその注目度の高さに驚かされたのを、今でもよく覚えています。

もともと文章を書くことが好きな私ですが、バイラーズでブログを書くようになってからは、「多くの人の目に触れるからこそ、ちゃんと伝わる言葉で書きたい」と、半年ぶりに本棚から手に取りました。

今回は読むだけでなく、本書で紹介されている”言語化の技術”を実践してみました。
その実践を通して、「これは多くの人にこそ読んでいただいたい一冊だ」と強く感じたので、ご紹介させていただきます。

ちなみに本記事も本書を片手に書いてみました。

『好きを言語化する技術』を超えてーーーその先にある深い気づき

【働く女性の必読本!「好き」を言語化する技術:三宅香帆著】読んで実践してみたら自己理解が深まった話_2

今回私は、街や国、韓国ドラマや仕事についてなど、
自分が「好き」と感じるものについて、本書で紹介されている技術を使ってみました。

具体的な技術の一部は後述しますが、取り組んでみると自分が「好き」、つまりココロオドル瞬間を作り出すものの共通点がぼんやりと浮かび上がってくるのです。

中には、「確かにそこれが私のツボかも」と納得できる発見もある一方で、「え、私ってそんなところに惹かれてたの?」と、自分も気づいていなかった「好きの根源」に出会う瞬間もありました。

ふと思い出したのは、もはやだいぶ前のことですが、就職活動の時に「自己理解・自己分析が大切」と言われて苦戦した記憶。
けれど今なら思います。『好きを言語化する』という努力自体が、自己理解に近づくヒントになるのではないか、と。

つまり、自分の推しや趣味を語る場面が少ない方にも、この本の技術は十分役立つはずです。“自分ってこんなことが好きだったんだ”――そんな小さな発見を、あなたもこの技術を通じて見つけてみませんか?

具体的な技術とは?

【働く女性の必読本!「好き」を言語化する技術:三宅香帆著】読んで実践してみたら自己理解が深まった話_3

詳細はぜひ本書を読んでいただきたいと思うので控えますが、私が読んでいて思わず「なるほど!」と声が出てしまった印象的なポイントを1点だけ。

それは人が良いと感じるとき、それは”共感”か”驚き”のどちらかであるという視点です。この考え方を知ったことで、自分が何かを好きと感じる瞬間に「なぜそう思ったのか?」を瞬時にたどるクセがつきました。

たとえば、ある韓国ドラマを観て「最高だった・・・!」と心を動かされたとき。
それは、自分の過去の感情や経験に、「わかる、わかる!」と深く共鳴したからなのか。
それとも、展開やキャラクターの行動が自分の想像を超えてきて驚かされたからなのか。
この2軸で整理するだけで、「好き」の理由がぐっと明確になり、それを言語にしやすくなるのです。

さらにこの視点は、何か書く時だけでなく、読む・観る・聴くといった日常のあらゆる体験に応用ができるのです。

ただ「なんとなく良かった」と感じるだけだった世界が、「なぜそう感じたのか」を誰かに共有できる世界へと変わっていく。

その小さな変化が日々の「好き」をもっと豊かにしてくれるのだと感じました。




最後に

本書のなかで「基本のキ」として紹介されていたのが他人の言葉に支配されないこと
インターネットを開けば、感想やレビューがあふれている今、自分の言葉だと思っていたものが、いつの間にか誰かの言葉に影響されていた——そんな経験、私にも思い当たる節があります。

だからこそ今回は、他人の感想は、自分の感想を書き終えてから見るという三宅さんのアドバイスを意識して、あえて何も見ずに書いてみました。

少しドキドキはするけれど、自分だけの言葉で素直に感想を綴るこの感覚は、今の時代だからこそ新鮮で、かけがえのない体験だったように思います。

ぜひ本書を手に取ってみてください。


Reine

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