こんにちは!
バイラーズのヤマダです。
仕事と育児の両立は本当に大変ですよね。
「もっと子どもとの時間を大切にしたい」という気持ちがある一方で、「仕事に集中したいし、もっと頑張りたい」という気持ちもある。
どちらも大切にしたいのに、結局どちらも中途半端になってしまったような気がして、そんな自分に少し落ち込んでしまったり。
そんなときに出会ったのが、佐々木正美さんの『子どもへのまなざし』という本でした。
今回は、育児に一生懸命だからこそ心に余裕がなくなってしまう方におすすめしたい一冊をご紹介します☺︎
CONTENTS
『子どもへのまなざし』ってどんな本?

| 書名 | 子どもへのまなざし |
| 著者/絵 | 佐々木正美 / 山脇百合子 |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 価格 | 2,090円(税込) |
| ISBN | 9784834014730 |
児童精神科医の佐々木正美さんが、乳幼児期の子育てで本当に大切なことを、やさしい語り口で伝えてくれる一冊です。
著者・佐々木正美さんについて
1935年前橋市生まれの児童精神科医。
新潟大学医学部を卒業後カナダで児童精神医学を学び、横浜市の小児療育センターなどで長く子どもと家族に向き合ってきました。
自閉症療育プログラム「TEACCH」を日本に紹介した第一人者でもあります。
主な内容
・乳幼児期は人の基礎がつくられる、いちばん大切な時期であること
・子どもの欲求に応えることが、自立への近道であること
・子どもは人との関わりの中で育つこと、そして親自身も人とつながることの大切さ
印象に残った3つのメッセージ
1. 子どもの望むことは、満たしてあげていい
「抱っこして」と言われたら抱っこする。
「見て」と言われたら見る。
「聞いて」と言われたら話を聞く。
佐々木さんは、子どもが望むことに応えてもらった経験こそが、その子の安心感や自信の根っこになると繰り返し伝えています。
よく抱っこばかりすると「抱き癖がつく」と耳にしますが、求められる限りこれからも抱っこしたいと思いましたし、子どもから「だっこ!」と言われると嬉しい気持ちになるようになりました。
2. 「過保護」より気をつけたいのは「過干渉」
佐々木さん曰く「子どもが求めることをしてあげる=保護、子どもが求めていないことを親がさせる=干渉」とのこと。
子どもを守り、望みに応える「保護」はいくらしても多すぎることはない、反対に先回りして「あれしなさい」「これはダメ」と親の思い通りに動かそうとするほうが、子どもの自立を遠ざけてしまう。
耳が痛いけれど、毎日の声かけを見直すきっかけになりました。
3. 乳幼児期の安心感が、その子の土台になる
本書では、心理学者エリクソンの発達理論をもとに、乳児期に「自分は大切にされている」「人は信頼できる」と感じることが、その後の人間関係や自立の土台になると説明されています。
そしてその土台は親ひとりで抱え込んでつくるものではなく、家族や保育者、地域など、たくさんの人との関わりの中で育つもの。親自身が孤立しないことも大切というメッセージに、保育園に預ける際にあった罪悪感がとても軽くなりました。
留意したい点

本書が書かれたのが1990年代のため、家族のかたちや働き方の前提に少しギャップを感じる部分もあります。
主に「母親」への語りかけが多く感じますが、親は母親だけではないのでパートナーと一緒に読むのがおすすめです!笑
また、読み始める前は本書の厚さに少し怯みます(笑)
ですが読みやすいため、あっという間に読破していました。
まとめ

『子どもへのまなざし』は、「もっと頑張って」ではなく「そのままで大丈夫だから子どもの声に応えてあげて」と言ってくれる本でした。
一緒にいる時間の「長さ」は変えられなくても、関わり方は変えられる。
そう思えただけで、朝の「いってらっしゃい」が少し明るくなった気がします。



















































