組織に属しながら、自分らしくしなやかに働くバイラ世代。通勤スタイルも、プライベートも、バッグの中身を通して見えてくる! 今回は、ニューユニークスで働く北村知美さんのバッグとその中身をご紹介。
ニューユニークス インテリアコーディネーター
北村知美さん(34歳)
リノベーション会社で産休を取得後、時短勤務中
【MY BAG】ZUCCaワンショルダー
10〜17時の時短勤務中。子どものお迎えグッズもしっかり入り、仕事場ではきちんと見えるフレキシブルなレザーバッグ
What's in my bag?
1iPadでは、主に仕事の資料作り 外ではiPadを使うことが多い 2携帯ストラップがお財布代わり 「ajew」のカードケースつき携帯ストラップ。「SAGAN VIENNA」の小銭ケースと一緒にお財布として使用 3長財布は10年前に父からもらったもの。電子マネーがほとんどなので、お守りとしてバッグの中に 4サブバッグは家具メーカーのノベルティ PCを持ち歩くときのサブバッグ。ソファの張り地を使っているので丈夫 5ランチにはお弁当を持参しています 「stojo」の折りたたみ式お弁当ボックス。ひとつには家からご飯とおかずを詰めて。もうひとつにはコンビニのサラダのパックを移し替えてランチに
シンプルにこの会社と働く人たちが好きだから、長く働き続けたいと考えている
北村さんが働く「ニューユニークス」は、リノベーションブランド「nuリノベーション」を運営。1名が育休、北村さんを含め2名が育児時短勤務中だ。
「社員数30名なのでみんなの顔がわかります。デザインなどのセンスのよさに刺激を受けるのはもちろん、子どもがいる働き方に関しても経験者に気軽に聞くことができます」と語る。インテリアコーディネーターやアドバイザーに従事していたセンスのよさは、すっきりしたカラートーンで統一したバッグの中身に表れている。
2021年に約1年の産休を経ての復帰後は、積算業務などのオフィスワーク中心に変えた。「子どもの体調不良などで、お客さまとのアポイントがずれてしまうのは申し訳ないので、しばらく内勤の働き方にして、様子を見ることにしました。社内の距離が近く、トップと直接相談できるのもありがたかったです」。
暮らし方の広い提案を行うという仕事なので、長い目で見て、今の業務や生活の経験がこれからに生かせると考えている。「人の役に立つ人でありたい、という目標が昔からあるんです。この先も、会社の中で、それを基準に働けたらいいなと考えています」
わが社のご自慢
センスを磨ける手当や、図書資料室も
おしゃれな空間を提供する会社として、社員が自身のセンスを磨くために投資できる「おしゃれ手当」が。また仕事に生かせるデザイン書などを注文できる「NU図書」のシステムも
社内コミュニケーションが活発、仲よし
月初に1回「スタート会」として、チームで食事に行く会費を会社が負担してくれる。社員たちの年も近く、コミュニケーションが活発。社内表彰のイベントも年4回開催されている
撮影/木村 敦 取材・原文/久保田梓美 ※BAILA2023年5月号掲載