【DIANA 読む試着室】雨でもおしゃれを楽しめるデザイン性に惚れた！「オールウェザー対応ローファー」をライターが徹底レビュー！

ライターが「今使える！」と思った優秀アイテムを紹介する連載「読む試着室」。読者が実物を手に取ったのと同じくらいにアイテムのよさやディテールが伝わるよう、サイズなどを編集部独自に調べ、細部の写真多めでご紹介します！　

今回は、連載番外編。梅雨〜夏に快適な足元で過ごすためにおすすめの、今注目する３ブランドより、計12足のシューズ・サンダルをご紹介！　ここではDIANA（ダイアナ）のローファーに注目。実際に試着し、魅力をくわしくレビューします！

DIANAは、日本の老舗レディースシューズブランド。パンプスなどの定番アイテムはもちろん、トレンドを押さえたデザイン性の高いシューズも豊富。とくにキレイめで女性らしいデザインに定評があり、働く女性やフォーマルシーンにも人気です。

ローファーもブランドを代表する人気アイテムで、日本生まれのブランドを強みとし、日本女性の足を研究し尽くして作られる今回のローファーも、足元の不快指数が上がる梅雨も女性をサポートしてくれます！

梅雨の靴に求めるもの。それは、涼しさ、快適さ、そしてスタイルのよさ。そのどれもを叶えるおすすめのパンプスが、DIANAにあるんです。ということで今回は「オールウェザー対応ローファー」（￥17600）をご紹介します。

「長靴タイプじゃないけど、防水性はちゃんとあるの？」「雨対応ってことは、重そう……」という声も聞こえてきそうですが、実際のところは？　早速見てみましょう。

今回レビューするのは、オールウェザー対応ローファーのクロ／ジンコウエナメル、24.5cm。オーソドックスで使いやすいのに、雨天でもはける靴に注目しました。

まず惹かれたのは、エナメルのつやっとした質感。上品なのに、どこかモード感もあるこの光沢は、コーデを引き締めるアクセントとして優秀です。これが長靴だとツヤ感が“いかにも雨具”となりがちですが、ローファータイプなのでむしろデザインとしていきます。

オールウェザー対応だから水をしっかりはじいてくれて、うっかり水たまりに入っても安心。足元が濡れないという安心感があります。雨天対応でエナメルのため多少の硬さはあるものの、そのぶん型崩れしにくく、しっかりとした印象をキープできるのもうれしいポイント。

一見ベーシックな黒のローファーですが、ディテールにひねりが効いていて“DIANAらしさ”がしっかり。ソールの周り、縁のキラッと目をひくスタッズが派手すぎず、でもほんのり華やかで、通勤スタイルにも休日コーデにも自然になじみます。

ローファーってかっちりしすぎて見えることもありますが、光沢とこの雨具に見えない細身のフォルムで、ほどよく抜け感が出せるのが最高。パンツにもスカートにも合わせやすく、玄関でつい手に取ってしまう「頼れる一足」になります。

ちなみにこの「クロ/ジンコウエナメル」以外にも、合皮のしっとりとした質感が上品な「クロ/ＰＵスムース」もありますよ！

普段は24cm、靴によっては23.5cmのものをはく私ですが、24.5cmでもブカブカになりませんでした。ソックスやタイツを合わせてもはけるくらいの余裕があったので、冬場でもはけそうなサイズ感。ただ、エナメル素材で最初こそ少し硬めに感じますが、徐々になじんでくるかも。ということで、普段より少し大きめを買ってもいいかも？　サイズ選びは慎重にするのが吉です。

ローファーって窮屈で歩きにくいイメージがありましたが、これは違いました！　インソールのクッションが効いていて、衝撃を吸収してくれる感じ。足裏が痛くなりがちな固めの靴が苦手な人にもかなりおすすめです。

雨にも対応しているので重さを覚悟していましたが、予想以上に軽い！　“ずっしり感”が苦手な人にもおすすめ。長靴の場合「オフィスについたらはき替えなきゃ」なんてことも多いですが、雨靴っぽくない＆長時間はいていても軽くて疲れにくいこのローファーなら、終日はいていても問題ありません。

店頭ではかずとも手持ちのアイテムと比較できるよう、気になるサイズをメジャーで測ってみました！　この後のコーディネートでも提案時にはいている24.5cmのものの数値なので、写真と合わせてチェックしてみてくださいね。

※サイズは編集部調べ。ブランドが提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね！

つま先が尖ったデザインなので、その分表記より大きめ。ですがフィット感があるのと細身のデザインのおかげで足を大きく見せません。

長靴の場合大きめの作りが多い気がしますが、同じ雨靴でもこちらは一般的な靴と同じくらいの幅です。だからこそ雨具っぽく見えない、スッキリしたシルエットではけるんですね。

しっかり厚さのあるソールは、水っぽい場所を歩くのにも安心。かかとをしっかり覆う高さなので、歩いていても脱げにくそうです。

アイテムのスペックがわかったということで、続いてははいてみるとどんな感じか？　ボトムスに合わせてお見せします。

梅雨も快適にはけるこのローファー。ということで、ボトムスでどう印象が変わるか、スラックスと合わせてはいてみました。

普段靴は基本的に23.5〜24cmをはいているライターが、24.5cmを着用。サイズ感も参考にしてみてくださいね。

雨天時、長靴をはくとどうしても重たい印象になるのがネックですが、雨も対応できるこのローファーならこの通り、パンツに合わせてもチラッと肌が見えるので軽やかにはけます。ブーツだとインできる細いパンツをはくか、ワイドパンツを上からはいてしまうかくらいの選択肢しかないところ、これならどんなシルエットのパンツもOK。「雨だから」と好きなコーデを我慢しなくていいのもうれしいですね。

DIANAのオールウェザー対応ローファーは、エナメルの上品さと実用性を両立した理想的な一足。雨の日にも頼れて、見た目もきちんと感があるから、オフィスからカジュアルな外出まで幅広く対応できます。軽く、見た目以上になじむはき心地で、歩きやすさも◎。特に「キレイめローファーを探しているけど、天気に左右されたくない」という人には全力でおすすめしたいアイテムです！