きれいめ派でも、ワードローブにスニーカーは欠かせない！　この連載【きれいめ派の通勤・休日スニーカー】では、ブランドのプレスが選ぶ“きれいめ派におすすめしたい歩きやすいスニーカー”を、週2回更新でご紹介していきます。

今回は通勤におすすめしたいコンバースのスニーカー、オールスター HIをピックアップ。

サイズ選びは実寸値+0.5cm余裕を持たせて
普段はいている靴のサイズではなく、実際の足の大きさ+0.5〜1cm余裕を持たせたサイズがおすすめ。

柔らかめor硬め、自分の好みを把握する
ソールのやわらかさやクッション性の高さは、人それぞれ好みがあるもの。自分の好みを知っておきましょう。

靴紐ははくたびにしっかり結ぶ！
かかとと土踏まずが固定されているかどうかが、歩きやすさを左右するポイント。

コンバースは1908年にアメリカのマサチューセッツ州で生まれたシューズブランド。降雪量が多いマサチューセッツ州でで、雨や雪の中でも作業できるラバーシューズの製造からスタートしました。1917年にはバスケットボール専用のキャンバス オールスター、1935年にはジャックパーセル、1974年にはレザーのワンスターが誕生。いずれのモデルも、ほぼ変わらない姿で今に至るまで愛され続けています。

言わずと知れたコンバースを代表するモデル「オールスター」。完成されたビジュアルはそのままに、はき心地が25年ぶりにアップデート。ローテクな外観と相反する進化を実現しました。

「オフィスにはいていくスニーカーなら、コンバースを代表するオールスターが一押しです。2025年10月、約四半世紀ぶりに大幅リニューアルしました。何年もの開発期間を経て、はき心地が大きくアップデート。にもかかわらず価格はほぼ変わらず、110円の値上がりに留めたという企業努力も必見です」（コンバース プレス担当者）

「今回選んだホワイトは、オフィスでもキレイめにはけるクリーンなカラー。今回のリニューアルを経て、自然なホワイトのテープとシューレースを採用したり、アッパーの色味などディテールが調整されています。さらにハイカットは、ブーツのようにはく事ができるので、これからの季節におすすめです」（コンバース プレス担当者）

外側からは見えませんが、最も大きな変化は内部。へたりにくく通気性とクッション性に優れたウレタンフォームを、インソール全体とヒール内部にも搭載！　着用時の快適性を大幅に向上させました。

さらにソールの素材や構造を徹底的に見直し、片足で約60g軽量化。新たな木型を使用し、シルエットを変えずに甲周りにゆとりも持たせています。アウトソールに傾斜を設け、はいた時の後傾感を改善。安定感もアップするなど、とにかく「はきやすさ・歩きやすさ」が大幅にアップしました。

コンバースのオールスターは私も大好きでよくはきますが、正直なところ「ローテクだからはき心地は……デザインが好きだからいいんです！」と思っていました。それがビジュアルはそのままにはき心地をアップデートだなんて、夢のような話です。足を入れた瞬間にわかるインソールのふかふか具合、シューズ自体の軽さ、甲を締め付けないフィット感、素晴らしい。これからは胸を張って「はき心地もデザインも最高です！」と伝えていきます。

ぜひスニーカーコーデの参考にしてみて！

撮影／原田凌佑　取材・文／堀越美香子　構成／横溝桃子