1. BAILA TOP
  2. FASHION
  3. ニュース
  4. 着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる…

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】

浴衣シーズン到来! 花火大会や夏祭り以外にも、最近は浴衣で行くとサービスがあるレストランや施設もあるので、日本の夏を浴衣でめいっぱい楽しみたいですね。今回は、着くずれがおきにくく、なおかつシワのないピシッとした美しい着付けの基本をお教えします。ひとりでもきれいにできるので、記事の最後に動画を参考にしてみて。

【用意するもの】

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_1
浴衣と帯のほか、浴衣スリップや腰紐、帯板と伊達締めを準備。補正が必要な体型の場合は、浴衣に透けない色柄の手ぬぐいやタオルも用意しておくと便利。どれも呉服店や百貨店の浴衣売り場などで、まとめて購入が可能。A浴衣¥35000/伊勢丹新宿店(古今) B下駄¥11500/辻屋本店 C浴衣スリップ¥6000/伊勢丹新宿店(さんび(荒川)) D半幅帯¥15000/井登美 E帯板¥1100・F伊達締め¥5500/伊勢丹新宿店(さんび(荒川)) G補正用タオル/スタイリスト私物 H腰紐(並)¥700/伊勢丹新宿店(さんび(荒川)) I補正用手ぬぐい/スタイリスト私物

1.丈を決める

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_2
背中心が背中の真ん中にくるように羽織ったら、左右の襟先を持って裾を上げ丈決め。右手は外側に引っぱり、左のわき線が体のわきの中心にくるよう合わせる

2.裾がずれないよう合わせる

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_3
上前(浴衣を着たときに上になる部分)のわき位置がずれないよう床と平行に開いて右側を体に巻きつけ、つま先(上前の裾の端)が少し上がるよう上前をかぶせる

3.腰紐を結ぶ

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_4
腰骨に引っかけるイメージで前から後ろに。背中で交差させ前で蝶結びか片輪結び。紐の端は巻きつけた紐の内側に平らになるよう挟み込む

4.おはしょりを整える

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_5
身八つ口(身ごろのわきのあき部分)から前身ごろに手を差し入れ、おなか部分のおはしょり(腰紐でたくし上げた部分)をきれいに整える

5.後ろも整える

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_6
背中側も前と同様に、身八つ口から手をまっすぐ入れ、平たくなるようきれいに整える。このとき、手のひらを平らにするのがポイント

6.衣紋を抜く

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_7
左右の襟を正面で持って、背中心を合わせたら、左手で襟を持ち、右手で背中心をつまんで前後に引っぱりながら衣紋の抜き加減を調整

7.下前を折り上げる

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_8
下前のおはしょりがでこぼこにならないよう、左の身八つ口から手を入れ、胸の下で平たい三角形になるよう折りたたむ
着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_9

8.伊達締めを結ぶ

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_10
伊達締めを前から後ろに回し、後ろで交差。上側になっている部分を折り下げ前に戻したら、前で蝶結びか片輪結び。表面をなるべく平らに
着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_11

9.シワを取り整える

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_12
身八つ口に親指を入れて背中のシワをのばす。背中とわき腹のおはしょりをつまみ下に引き、余分なおはしょりは伊達締めの中に収めて整えて

10.完成!

着くずれ知らず!ひとりでもきれいにできる【浴衣着付けの基本】_13

全プロセスを動画でチェック!

帯の結び方はこちらから
撮影/加藤ゆき(人)、坂田幸一(物) ヘア&メイク/桑野泰成〈ilumini.〉 スタイリスト/秋月洋子 モデル/松原麻衣(スーパーバイラーズ) 取材・原文/道端舞子 米BAILA2019年7月号掲載

Feature特集

Feature特集

Rankingランキング

  • ALL
  • FASHION
  • BEAUTY
  • LIFESTYLE
  • EDITOR'S PICK

当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookieを利用する場合があります。詳しくはこちら