パリ発シューズブランド「both （ボース）」チャンキーラバーソールローファー＆スニーカーで秋おしゃれスタート！【エディターのおうち私物 #142】

エディター沖島がこの秋購入し、毎日コーデに絶賛ヘビロテ中の「both（ボース）」シューズ「GAO LOAFER-WHITE」は、ベーシックなレザーローファーとチャンキーソールが合体したハイブリッドデザイン。かかと部分の横にあしらわれているのは、ラバーの化学式がプリントされたタグなんです。ローファー部分のアッパーはカーフレザー製なのですが、つま先からかかとまで360°ぐるりと取り囲むライニングと、それと一体化している構築的なアウトソール（＝GAO）はすべて天然ゴム製。ヒールの高さは約7㎝ほどあり、はくと脚を長〜く見せてくれるのも◎。
ローファー「GAO LOAFER-WHITE」￥54000（税込）／both

ここ数年トレンドとなっている機能素材を用いたダッドスニーカーも、「both（ボース）」の手にかかるとこのとおり（↑）。チャンキーで構築的な「GAO」ソールと高機能スニーカーアッパーが一体化したハイブリッドデザインが、これまでなかなかありそうでなかった新鮮な印象を足もとへもたらしてくれます。「both（ボース）」のチームは中国に自社工場を持っていて、ラック（ひび割れ）やディップ（彩色）加工など、ラバー素材でさまざまなテクスチャーを表現し、商品化することが可能なのだとか。丈夫で弾力性が高く、バリエーション豊かな成形加工が可能なラバーは近年、服飾商品に使用されるマテリアルとしてとても注目されているので、ラバー素材を用いてさまざまな商品開発にチャレンジする「both（ボース）」のアプローチは実に現代的といったところです。
スニーカー「GAO RUNNER-WHITE/WHITE」￥70000（税込）／both

「大人世代に売れている！」というのがこちらのサイドゴアブーツ。編み上げシューレースがないので足を突っ込んでスポンとはきやすく、足首をしっかりホールドしてくれるので、脚にぴったりフィットして歩きやすいんです。
ブーツ「GAO CHELSEA-BLACK」￥62000（税込）／both

ブーツ「GAO CHELSEA-BLACK」は靴底にボリュームがあるうえ、足首がキュッとくびれたフォルムなので、信じられないほど脚が細く見えるんですよね（* "q'）。ソックスやタイツなどレッグウェアとのコーディネートも楽しめそうです。

「both（ボース）」のスニーカーにはもっとスッキリしたデザインでキャンバス地を使用したローテクタイプもあって、キャンバス素材のアッパー×チャンキーラバーソールのコンビネーションが特徴。ホワイト×ミントグリーンでインソールがオレンジの配色スニーカーは2020秋冬の新作で、サイズによっては早くも在庫わずかな状態に...さまざまな配色のデザインがあるので、ローテクスニーカー好きはぜひチェックしてみてください。
スニーカー「GAO CLASSIC PLATEFORM LOW-GREEN/WHITE/GLOW」￥24000（税込）／both

「both（ボース）」の数ある魅力的なラインナップからエディター沖島が選んだ「GAO LOAFER-WHITE」は、ジャケットやセットアップなどのかっちり服にはなじみ、逆にふんわりしたワンピースやスカートなどのフェミニン服は引き締めてくれそう...と、どんなワードローブにも似合いそうだったから。ホワイトなら抜け感も出せますしね◎。あと、接地面から約7㎝程度ゴムでおおわれているので、雨に濡れた路面も比較的ちゅうちょなく歩くことができます。

9月18日（金）に発売されたばかりの「ユニクロ ユー（Uniqlo U）」2020秋冬最新コレクション（過去記事参照）のひとつ、「クルーネックT」（￥1000）＆「スウェットパンツ」（￥2990）の、上下で合計￥4000程度しかしない超プチプラセットアップに合わせてはいてみました。ローファーのきちんと感＆スニーカーのカジュアル感を両方備えたいいとこ取りなシューズなので、コーデ全体の高見え印象づくりにばっちり貢献、しかもフラットなのでなかなか歩きやすいんです。

「both（ボース）」のアイテムが購入できるのは公式オンラインストア（英語）および一部百貨店やセレクトショップのみでしたが、2019年11月に、世界初の旗艦店を東京・表参道にオープンしました。「both（ボース）」のクリエイションに心酔するモード好きの若者が客層の中心かと思いきや、場所柄、自分に似合うファッションスタイルを知りつくしたうえ、他人と被らない個性的なデザインとはき心地のよいシューズを求める大人勢も数多く訪れるとのこと。機会を見てアジア・アメリカ・ヨーロッパにも店舗を拡大していきたいとのことなので、ぜひ世界中にラバーフットウェア旋風を巻き起こしていただきたいところ。

さまざまなクリエイターが所属する「both（ボース）」チームなので、コラボプロジェクトもさかんに行われています。2020秋冬のコラボレーションシューズは、NYをベースに活動するラグジュアリーブランド「MONSE（モンス）」で、9月にローンチしたばかり。阪急うめだ本店に期間限定でオープンしたポップアップストアで先行発売し大好評、現在は東京・表参道の旗艦店で発売中です。2019年9月（ちょうど一年前ですね）に開催された「New York Fashion Week 2020FW」の「MONSE（モンス）」ランウェイにも登場した待望の新作コラボ、ぜひチェックしてみてください。

（左）ブーツ「both X MONSE GAO HIGH BOOTS-ARMYGREEN/BLACK」￥92500（税込）・（右）ブーツ「BOTH X MONSE GAO HIGH BOOTS-BLACK/RED」￥92500（税込）／both

マニッシュなブラックパンツスーツのハズし役になるカーフレザーのレースアップブーツ（ソールはもちろんラバー製のチャンキーヒール！　グリーンとブラックの配色もたまらん）など、唯一無二のクールな足もとが楽しめます。ひざから下の脚の長さをグーンと底上げして見せられるのも地味にうれしいポイント◎。いつものスニーカーやフラットシューズに飽きてきたら、ちょっぴりパンチのきいた主張の強いデザインのシューズを足もとに取り入れてみると、シンプル服もグーンと着映えます。ぜひお試しあれ〜（エディター沖島）。
（左）ブーツ「both X MONSE GAO HIGH BOOTS-ARMYGREEN/BLACK」￥92500（税込）・（右）ブーツ（参考商品）／both