今回はユニクロの「軽めショートアウター」5型を、身長162cmのライターが実際に着比べて徹底比較!
「服が欲しいけれど、同じアイテムでも種類が多くて違いが分からない……」。売り場やオンラインストアで、そんなふうに迷ったことはありませんか? 一見よく似たアイテムでも、比べてみると素材やシルエット、着こなしの印象は意外なほど違います。
そこで「比べる試着室」では、似ている人気アイテムを実際に着比べながら、それぞれの魅力や違いを検証。「どれが一番」という視点ではなく、「どんな人に合う一枚なのか」をレビューします。
厚手のコートを着るほどではない季節に頼れる、軽めショートアウター。今季のユニクロには、チェック柄のジャケットからメンズのカバーオールまで多彩なデザインがそろいます。今回は5型を着比べ、働く30代のキレイめコーデに取り入れやすい一枚を、素材やシルエット、着回しやすさから比較します。
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コートの前にあると便利! ユニクロの軽めショートアウター5型を比較
今回比較するのは、写真左から「ジップアップショートジャケット」(¥4990)、「ユーティリティコットンブレンドパーカ」(¥5990)、「コーティングリラックスシャツジャケット」(¥7990)、「カバーオール」(¥5990)、「ハリントンジャケット」(¥6990)の5型。

すべて、ダウンを手に取る前の時季にぴったりな軽めのアウターですが、並べてみると印象はかなり違います。レザー調の素材、ワークテイストのカバーオール、チェック柄が目を引くジャケット、スポーティなパーカなど、デザインもテイストも様々です。
今回はウィメンズの3型をMサイズ、メンズの「カバーオール」と「ハリントンジャケット」はLサイズです。
まずは結論を一覧でチェック! ユニクロの軽めショートアウター5型はどう違う?
5型は素材やシルエットだけでなく、キレイめコーデに加えるニュアンスも様々。トラッド、メンズライク、カジュアルなど、それぞれの特徴と得意な着こなしを一覧でチェック!
| 商品名 | 素材・カラーの印象 | 丈・シルエット | デザインの特徴 | 得意な着こなし | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| ジップアップショートジャケット | ガンクラブチェック×コーデュロイ/トラッド | 短丈×ゆったり/上半身にボリューム | 大きめの襟・胸ポケット | キレイめ服に柄を効かせる | 着こなしにアクセントが欲しい人 |
| ユーティリティコットンブレンドパーカ | 深みのあるワイン/カジュアル | 中間的な丈/フードつき | フード・大きなフラップポケット | 休日コーデ・スポーティなハズし | カジュアルさや差し色を加えたい人 |
| コーティングリラックスシャツジャケット | ダークブラウンのレザー調/シャープ | 中間的な丈/リラックス感 | シャツ型・コーティング素材 | シンプルな服に素材感でメリハリ | キレのある着こなしが好きな人 |
| カバーオール | ベージュのキャンバス×コーデュロイ/ワーク調 | やや長め/メンズLのゆったり感 | コーデュロイ襟・大きなポケット | キレイめパンツ・休日のジーンズ | メンズライクなゆるさを楽しみたい人 |
| ハリントンジャケット | 無地ダークブラウン/落ち着いた印象 | 短め丈/リブですっきり | スタンドカラー・リブ仕様 | 通勤から休日まで幅広く | キレイめ服になじむ一枚が欲しい人 |
ここからは、素材やシルエットの違いをくわしく比較します。
【素材を比較】ブラウン系だけでも印象が違う! 素材×秋色で選ぶなら?

5型の印象を大きく左右するのが、素材とカラー。今回はブラウン系を中心に、ベージュやワインなど秋冬らしい色をピックアップしました。同じブラウン系でも、素材や柄によって見え方は大きく変わります。
「ジップアップショートジャケット」は、細かなガンクラブチェックにブラウンのコーデュロイ襟と袖口を組み合わせたトラッドなデザイン。一枚羽織るだけで着こなしのポイントになるので、黒やグレー、ネイビーなどベーシックカラーの服が多い人にも取り入れやすそうです。

下写真左の「ハリントンジャケット」は無地のダークブラウン。秋らしい深みがありながら主張は強すぎず、今回の5型では手持ちのキレイめ服になじませやすいタイプです。柄の裏地でさりげないアクセントがあるのも好印象です。同じダークブラウンでも、右の「コーティングリラックスシャツジャケット」はレザー調の質感によってぐっとシャープ。色で目立たせるというより、素材で着こなしにメリハリをつけられます。

ブラウン系以外の2型も秋らしいカラー。下写真左の「カバーオール」はベージュのコットンキャンバス素材に、襟と袖口のコーデュロイがアクセント。ワークテイストのデザインですが、淡いワントーンなので、秋冬に増えるダークカラーのコーデに抜け感を出したいときにも使えます。右の「ユーティリティコットンブレンドパーカ」は深みのあるワイン。黒やグレーなどベーシックカラーの服に羽織るだけでも色が効くので、アウターで秋らしさを取り入れたい人に向くタイプです。

ブラウンを選ぶ場合も、トラッド、ベーシック、シャープと方向性は様々。さらに淡色で軽さを出すベージュ、さし色になるワインまで、「何色を選ぶか」だけでなく「その色がどんな素材にのっているか」まで見ると、手持ち服に合う一枚を絞り込みやすくなります。
【丈とシルエットを比較】全部ショート丈。でもとくに短めの2型は?

5型とも足を隠すロング丈ではなく、軽快に羽織れる短めのアウター。その中でも丈が短めなのが「ジップアップショートジャケット」と「ハリントンジャケット」です。
「ジップアップショートジャケット」は名前のとおり短めの着丈に、ゆったりとした身幅を組み合わせたシルエット。コンパクトにまとまりすぎず、大きめの襟も相まって上半身にほどよくボリュームが出ます。
メンズLサイズを着用した「ハリントンジャケット」も、着丈は短め。裾と袖口にリブが効いているため、全体の輪郭はすっきりまとまります。今回はLサイズを選ぶことで身幅にはゆとりを持たせつつ、ショート丈ならではの軽快さを生かして着られます。

ショート丈と言っても、この2型はボリュームの出方が違うのがポイント。左の「ジップアップショートジャケット」の丈は、ぷつっと切れたようなしっかりめの短さによって上半身に存在感が出るのに対し、「ハリントンジャケット」は裾のリブによって丸みのあるシルエットでまとまります。また、メンズLサイズを着用しているため、短めのデザインながら腰下まで丈があり、全身で見たときのバランスも異なります。
対して「カバーオール」は、同じ軽めアウターの中ではやや長さがあり、腰まわりを覆うバランス。メンズLサイズということもあり、短めの2型とはまた違う、ゆったりとしたシルエットを楽しめます。
残る「コーティングリラックスシャツジャケット」と「ユーティリティコットンブレンドパーカ」は、極端な短丈ではなく、短め2型とカバーオールの中間的なバランス。レザー調素材やフードなどそれぞれデザインには存在感がありますが、丈だけが強く主張するタイプではありません。
同じ軽めアウターでも、短丈×ゆったり、短丈×裾が締まる、やや長め×オーバーサイズなどシルエットは様々。着丈だけでなく、身幅や裾の形まで見ることが、自分に合う一枚を選ぶポイントです。
【デザインを比較】キレイめ服に合わせるなら、襟やポケットにも注目!

いつものキレイめコーデに羽織ることを考えると、意外と見逃せないのが襟やポケットなどのディテールです。
上写真左の「ハリントンジャケット」は、すっきりとしたスタンドカラーにシンプルなフロント。インナーを見せても顔まわりがごちゃつきにくく、センタープレス入りのパンツなど端正なアイテムとも合わせやすいデザインです。
対照的なのが中央の「ジップアップショートジャケット」。大きめのコーデュロイ襟や胸もとのポケットなど、ジャケット自体に存在感があります。だからこそ中は今回のようなハイゲージニットなどシンプルなアイテムにすると、カジュアルになりすぎず大人っぽくまとまります。
左の「カバーオール」はコーデュロイ襟と大きなポケットでワーク感がありますが、ベージュのワントーンなので印象は比較的穏やか。キレイめパンツなど、あえてテイストの異なる服を合わせることで大人っぽく取り入れられます。

袖口にもそれぞれの個性が。上写真左の「ジップアップショートジャケット」はメタリックなボタンが効き、対して「ハリントンジャケット」はリブ仕様ですっきり。襟やポケットだけでなく、手もとに近いディテールまで見ると、着たときの印象の違いがより分かります。
フードと大きなフラップポケットが目を引く「ユーティリティコットンブレンドパーカ」は、この中ではよりカジュアル。休日中心で使いたい人や、ふだんのキレイめコーデをスポーティにハズしたい人に向くタイプです。
襟やポケットに存在感のあるタイプは、インナーをシンプルにするだけでもアウターのデザインが引き立ちます。反対に「ハリントンジャケット」のようにすっきりしたデザインなら、シャツの襟をのぞかせたり、柄トップスを重ねたりしてもまとまりやすそう。手持ちのトップスがシンプルか、デザイン性のあるものが多いかも、アウター選びのヒントになります。
【着回しを比較】休日コーデまで考えるなら? ジーンズとの相性もチェック
5型とも、センタープレス入りのキレイめパンツと好相性。カジュアルな印象のアウターも、端正なボトムを合わせれば、働く30代の普段のコーデに取り入れやすくなります。
その中でも、通勤まで考えるなら特に使いやすそうなのが「ハリントンジャケット」。無地のダークブラウンにすっきりとしたデザインで、キレイめなパンツの印象を大きく変えずに羽織れます。一方、「ジップアップショートジャケット」はガンクラブチェックが効くぶん、いつものキレイめコーデにトラッドなアクセントを加えたいときにぴったりです。
では、休日まで着回すなら? オフの日の定番・ジーンズとの相性で特に気になったのが「カバーオール」です。

コーデュロイ襟や大きなポケットなど、もともとワークテイストのディテールを持つ「カバーオール」は、ジーンズとの相性も抜群。キレイめパンツに合わせたときはテイストミックスを楽しめましたが、ジーンズならメンズLのゆったりしたシルエットやカジュアルな雰囲気をより素直に生かせます。
とはいえ、全身をカジュアルに振り切らないのが大人っぽく着るポイント。インナーはTシャツやスウェットではなく、ここでもハイゲージニットをキープ。足もともローファーなど少し端正なものを選べば、ジーンズスタイルでもラフになりすぎません。
もちろん、どのアウターもキレイめパンツやジーンズに合わせられますが、得意な着こなしには違いが。通勤まで視野に入れるなら「ハリントンジャケット」、柄で変化をつけたいなら「ジップアップショートジャケット」、休日のジーンズスタイルを楽しむなら「カバーオール」が候補です。
ユニクロの軽めショートアウター5型、どんな人におすすめ?
ここまで比べてみると、同じ軽めショートアウターでも選ぶポイントはかなり明確。最後に5型それぞれを、「キレイめ服にどう取り入れたいか」という視点でまとめます。

秋冬コーデの主役になる一枚が欲しいなら「ジップアップショートジャケット」(¥4990)

細かなガンクラブチェックにコーデュロイ襟を組み合わせた、5型の中でも着こなしのポイントになる一枚。シンプルなハイゲージニットやキレイめボトムに羽織るだけでコーデに奥行きが出るので、ベーシック服が多い人にもおすすめです。
通勤から休日まで着回したいなら「ハリントンジャケット」(¥6990)

短め丈とすっきりしたスタンドカラー、無地のダークブラウンで、メンズアイテムながら今回の5型ではとくに手持ちのキレイめ服になじませやすいタイプ。シャツやキレイめパンツなら通勤に、ニットやデニムなら休日にと、オン・オフをまたいで使いたい人にぴったりです。
メンズならではのゆるさを楽しみたいなら「カバーオール」(¥5990)

ワークテイストのデザインを、キレイめな服のハズしとして取り入れたい人に。今回は身長162cmでメンズLを着用することで、ゆったりとしたシルエットを生かします。淡いベージュなら重たく見えにくく、秋冬に増えるダークカラーのパンツとも合わせやすいのが魅力です。
レザー調の質感でキレよく見せたいなら「コーティングリラックスシャツジャケット」(¥7990)

レザー調のコーティング素材が目を引く、5型の中でも特にシャープな印象の一枚。ダークブラウンなのでハードになりすぎず、黒やグレーなどベーシックカラーが多い秋冬コーデにも自然になじみます。シンプルな着こなしに素材感でメリハリをつけたい人におすすめです。
スポーティなデザインと色を楽しみたいなら「ユーティリティコットンブレンドパーカ」(¥5990)

フードや大きなフラップポケットなど、5型の中でもカジュアルな要素が強い一枚。深みのあるワインカラーなら、黒やグレーなどダークカラーが増える秋冬コーデのアクセントにも。休日を中心に使いたい人や、いつものキレイめ服をスポーティにハズしたい人におすすめです。
コートを着るほどではない日や、日中の気温が上がる日、車移動が中心の日など、冬直前まで意外と出番が多い軽めショートアウター。キレイめコーデになじませるのか、柄で変化をつけるのか、あえてカジュアルな一枚でハズすのか。いつもの服に「何を足したいか」から考えると、自分に合う一枚が見つけやすくなります。



















































