「体がキレイに見えること」を絶対条件にコーディネートを組むという、サトカナことスタイリスト佐藤佳菜子さん。ベーシックながら洒落感たっぷりで、しかも自然なメリハリを演出する着こなしは、どんな理論のもと生まれているのか? スタイルアップのための“戦略”を語ってもらいました。ワントーンコーデは、明暗のギャップで緩急をつけて。
“劇団・ひとりで光と影”作戦。
ワントーンコーデのなかに、明るさと暗さのギャップをつくるだけで自然と緩急がつく
やわらかなライトグリーンとシックなオリーブ。濃淡がメリハリに直結
「モノって光と影をつくることで立体的に、メリハリがついて見えるでしょ? それを自分ひとりでやってみようという話。色の濃淡でギャップをつくるだけでなく、ニットは柔らかなカシミヤ、パンツはハリのあるウール、靴はツヤっとしたエナメルと素材感でも差をつけて。もちろんどんな色みでも応用可能」。ニット¥55000/エスケーパーズオンライン(ポステレガント) パンツ¥39600/ポステレガント ピアス¥63800・ネックレス¥58300/ショールーム セッション(コールムーン) バッグ¥5500/コス 青山店(コス) 靴¥35200/ベイジュ(ピッピシック)
スタイリスト
佐藤佳菜子さん
ベーシック服をベースにしたモダンなスタイリングが得意で、BAILAをはじめ様々な女性誌で活躍中。ブランドとのコラボアイテムも数多く手掛けていて、「小柄さん」むけの商品プロデュースも。
撮影/赤尾昌則〈whiteSTOUT〉 ヘア&メイク/川添カユミ〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/佐藤栞里 ※BAILA2024年2・3月合併号掲載