「30代、“憧れ”が似合う私に――」。そう願う佐藤晴美の胸の内をひもとく連載。第6回は「トム フォード」のアイウェアにフォーカス。あるときはスタイリングを完成させるアクセントとして、またあるときは自分らしさを語るツールとして。アイウェア愛あふれる晴美が、この夏の相棒をピックアップ。
「TOM FORD(トム フォード)」のアイウェアでつくる佐藤晴美の最新2ルック
ラグジュアリーな太セルの代名詞といえば「トムフォード」。1950年〜’60年のアイウェアからインスピレーションを受けていて、そのどれもが、そこはかとなくクラシカル。存在感はありつつ上品に楽しめるところに、晴美もグッときているよう。

「これまで黒縁メガネはモノトーンスタイルに合わせることがほとんどだったけれど、ベージュを加えるとこんなにもしなやかに見えるなんて! こういう品のあるモード感がこれからの理想です」。
メガネ¥60500/トム フォード アイウエア カスタマーサービス(トム フォード アイウエア) ジャケット¥99000(ボタン仕様変更あり)/カオス表参道 タンクトップ¥12100/アルアバイル パンツ¥26400/リンク・セオリー・ジャパン(セオリー) チョーカー¥51700/エルディスト ショールーム(バー ジュエリー) ヘアバンド¥7590/ル タロン グリーズ ルミネ新宿店(ヘイップ) 靴¥39600/トゥモローランド(ピッピシック)
今日はどんな自分でいたい? その答えをくれる小さなピース

「やっぱり可愛い服も永遠に好きなので、甘さの調整役としてサングラスはハズせません。なじみやすいべっこう柄フレーム×アンバーカラーのレンズをチョイス」。
サングラス¥69300/トム フォード アイウエア カスタマーサービス(トム フォード アイウエア) キャミソール¥28600・スカート¥46200/リンク・セオリー・ジャパン(セオリー) リング(人さし指)¥19800・(中指)¥28600/マリア ブラック 表参道店(マリア ブラック) バングル¥107800/ショールーム セッション(コール ムーン) ピアス¥39600(リエ スタジオ)・靴¥66000(ネブローニ)/トゥモローランド
佐藤晴美×「TOM FORD」アイウェア Q&A
Q 晴美にとって、アイウェアとは?
「ほとんど“メイク”と同じような感覚です。パッと顔の印象を変えてくれるし、気分を切り替えるスイッチでもあります。自分にとっての定番であるシンプルスタイルを物足りなく見せないためのツールとしても手放せません。気づけば、メガネとサングラス合わせて20本近く持っています。今は特に黒のセルフレームがお気に入り!」
Q アイウェアに目覚めたきっかけは?
「10代の頃、古着屋さんやこだわりのある小さなメガネ店をよく巡ってたんです。店主のセンスがしっかり反映された空間がなんだか心地よくて、自然と引き寄せられていました。そういうお店で、だいぶ背伸びして高価なメガネを買ったりして(笑)。当時から“アイウェアって、自分のムードをつくるアイテムなんだ”という感覚を持っていた気がするんです。オールドムービーの中でサングラスを素敵につけこなす俳優の姿や、海外セレブのスタイリングからもずっとインスパイアされています」
Q メガネを選ぶときのこだわりを教えて
「顔の形に合うことは絶対条件。丸顔なので、丸いフレームだと甘く見えがちなんです。だからシャープなスクエア型や少しゴツめのデザインを選んで、メリハリを加えています。実用性だけじゃなく“ファッション性+自分らしさ”が大事なんです。今憧れているのは『トムフォード』。圧倒的な風格とハンサムなオーラに惹かれます」
Q スタイリングの私的ポイントは?
「メガネはアクセント、サングラスは引き締め役っていう感じかな。メガネはシンプル服のモードなスパイスとして、サングラスはカジュアルや甘いアイテムをキリッと見せたいときに投入することが多いです」
Q アイウェアならではの魅力ってなんだと思う?
「顔の中心にくる分、第一印象をガラッと変えてくれるのがアイウェアの強みじゃないかな。アクセサリーの中でも特に存在感が強いからか、アイウェアをつけてるだけで“今日おしゃれだね”って褒められることが多いんです。しかも、ひとつプラスするだけでスタイリッシュに仕上がって、ジュエリーなしでも成立するのが嬉しい」
撮影/後藤啓太〈W〉 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/加藤かすみ モデル/佐藤晴美 取材・原文/榎本洋子〈TENT〉 ※BAILA2025年7月号掲載

























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