特別感のあるムードが演出できる「肌見せ服」。どうせ着るなら自信を持って着たいから、みんなの肌見せ失敗談から、合わせるメイク、ボディのお手入れまで、肌見せで失敗しないテクニックを徹底アンサー!
CONTENTS
“出しすぎない余韻”が大人の肌見せを特別にする

スタイリスト
福田亜矢子さん
本誌をはじめ数多くのファッション誌で活躍。ジュエリーブランド『AFFECT』ではディレクターを務める人気スタイリスト。
「30代の肌見せはただ見せればいい、というわけではなく計算された『清潔感』と『ヘルシー感』が重要だと思います。“あの人素敵だな”と思わせてくれる人って、こちら側にもっと知りたい、という好奇心を抱かせるような“隙”や“素”が垣間見える人だと思うんです。それは肌見せでも同じ。きれいなパーツでも、すべてを見せるのではなく“パーツがいちばんきれいに見える部分だけを少しだけ”。そのくらいのさじ加減にすることで、主張しすぎないのに気づいたらふと思い出してしまう、そんな印象を醸し出せると思います」(福田さん)
Q.本当にあったみんなの肌見せ失敗談、教えて!
「盛り上がったデート、彼と別れたあとに肩ひもがずっと垂れていたことを発見!目線がずっとあるなと思っていたのはそこだった(涙)」(30歳・旅行代理店)
「オフショルトップスを着たときにはりきってヌーブラをつけていったら汗でずれまくりはがれるか不安で不安で予定が楽しめなかった」(35歳・教育)
「短め丈トップスを着た日、インナーのほうが長く見えてしまった。よりによってベージュでオバ感が……トップスの可愛さが台なしに」(35歳・医療系)
「ざっくりオフショルを着ていたらデート中何回もずれ落ちてしまい常に肩を持っている女に……」(32歳・公務員)
「バックシャンアイテムを着ようとした朝背中の毛の処理忘れに気づき泣く泣く着るのを断念。それから面倒になってタンスにしまったまま……」(34歳・メディア)
Q.やりすぎ感の出ないメイクとのバランスの正解は?
「肌見せ服を着る日=ちょっと特別な日。気合を入れるとなんだか老ける気が」(31歳・営業)
A.色で盛らずに“質感”で盛るべし

ヘア&メイクアップアーティスト
笹本恭平さん
数多くの俳優やモデルからラブコールを受けファッション誌でも活躍。ファッションに合わせた、“主張しすぎないのに記憶に残る”ヘアを即座につくり出す技は圧巻。スタッフの誰もが頼る人気ヘア&メイクアップアーティスト。
「肌見せ服で色気が出る分、顔は引き算が重要。色で華やかさを出すのではなく、ラメ感を目もとに足したり、ほんのり血色感を感じるツヤ肌にしたり、唇はマットにしたり……。質感で遊ぶことで大人の余裕をまとえます」(笹本さん)

おすすめアイテム

大粒パールでぬれたようなまなざしに。肌なじみのいいカッパーオレンジで、やわらかな華やかさを手に入れて。「インフィニシェイド シングル アイシャドウ 22」 ¥2530/RMK Division

つける人の肌のpHレベルに反応して色づくから、究極に自然体な血色感をゲット。「バックステージ ロージー グロウ 103」 ¥6380/パルファン・クリスチャン・ディオール

ひと塗りでふんわりマットな唇に。一見難しそうなトレンドのブラウンも優しい印象でつけられる。「カラーグラム ヌーディーブラーティント 08」 ¥1210/PLAZA
Q.ボディの乾燥を一発逆転するなら!?
「せっかく出したのによく見たら肌がカサカサ(涙)」(34歳・事務)
A.目的別で効率よくリカバーを!
今季は人気ブランドの新作ボディケアアイテムが豊富。だからこそ自分のお悩みに合わせてセレクトし最短距離で自信の持てる肌へ!

【肌のハリ】コクがあるのになめらかで塗りやすい
5つの植物種子由来成分配合で、もっちり肌に。精油100%の深呼吸したくなるような香り。「THREE エッセンシャルセンツ トリートメント フルボディ エマルジョン 01」100㎖ ¥5500/THREE

【透明感・肌あれ】金木犀ベースの気品ある香り
美白有効成分と肌荒れ防止有効成分を贅沢に。一日中潤い効果が持続。「コスメデコルテ AQ ラディアンス スムース ブライトニング ボディミルク」(医薬部外品) 200㎖ ¥9900/コスメデコルテ

【乾燥・UV】古い角質をやわらげる効果で触りたくなるふんわり肌へ
肌に潤いを与えながら、紫外線からも守る働きを備えた成分をIN。すぐ服が着られるベタつきにくさも◎。「FAS ザ ドレープ ボディミルク HA TSUNONE」250ml ¥6930/シロク
Q.玄関で最終チェックすべきポイントは?
「これなら肌見せOK、な指針があれば楽しめそう」(32歳・メディア)
A.BAILA的大人の肌見せチェックリスト
□相手の視線を困らせない肌見せか
□そのパーツがいちばんきれいに見えるシルエットになっているか
□ヘアは自分的にちょっと物足りないくらいに
□メイクは色を抑えて質感重視
□インナーは見えていないか
まずは相手との距離やシチュエーション的に合っているか、パーツを生かす肌見せ具合になっているかをチェック。その上でヘアとメイクは頑張りたい気持ちを抑え、控えめに。最後にインナーがチラ見えしていないかをチェックして、いってらっしゃい!

撮影/金谷章平(人)、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/福田亜矢子 モデル/土屋巴瑞季 ※BAILA2026年1月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。








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