発売中のBAILA2月号では、「帽子」がテーマ。
「かぶられているかも??」「なんだか、ぎょうぎょうしい??」と思うこともある帽子を、自分の一部にする方法をたっぷりお届けしています。
撮影後に、取材をかねて訪れたのが西麻布にある帽子店「ブティック サロン ココ」。
40年以上の歴史をもつこちらのお店。創始者の平田暁夫さんがパリで学んで来た技術を、長女である現在のデザイナーさんが受け継ぎ、帽子を作り続けています。
お客さまの頭の形にあわせて、もしくは、作りたいデザインのイメージにあわせて帽子の「型から」作る技術は、日本で唯一であるとともに、本場パリでも現在ではほとんど見られなくなっているそう。
(パリでも今主流になっているのは、帽子の型は決まっていて、その上の装飾、つまりリボンやコサージュのつけ方などでデザインを変えていく作り方なんですって。)
店内には、本当に様々なデザインの帽子がたくさん。入るだけでわくわくします。
実際に手にとってかぶらせてもらうと、まず驚くのはその柔らかさと、軽さ。
頭をふわっと心地よいものが包んでくれる、という感覚なんです。
辻さんが、「これは、”かぶりたくなる”帽子なんです」と言っていたのがすごくわかりました。
頭にのせたあと、少し斜めにずらしてみたり、髪を出す分量を変えてみたり……。そういうことでも雰囲気が変わって、すごく楽しいんですよね。
私も近いうちに、1つほしい!!そしてずっと大事にしてみたい。。と思いました。