【理由その1 冒険心が錆びついているから】
長年のおしゃれ失敗体験や、「悪目立ちするくらいなら、おしゃれじゃなくていい」というファッションへのチャレンジ精神の低下で、流行に慎重になってしまうのがアラサー世代の特徴。そんなさびついたおしゃれ心が、あなたのクローゼットを「似合うと自分が信じている狭い範囲の服」だらけにしているんです。
たとえば今季一大トレンドの花柄ワンピースとサッシュベルトも、「本当にこれ、似合うの?」と疑心暗鬼になる前に、「やってみよう」という好奇心を思い出して。シックな黒&ブラウン系でまとめれば、実は大人もちゃんと似合うトレンドアイテム。
ワンピース¥13000/シティーヒル(ルクールブラン) ベルト¥9200/エミ ニュウマン新宿店(エミ アトリエ)
【理由その2 体型カバーのマイルールにとらわれているから】
上半身はそうでもないのに、腰回りや下腹がぽっちゃりしてきたり。夕方になればなるほど、足のむくみがひどくなったり。歳を重ねるにつれ、一辺倒ではいかない体型悩み。
その悩みを隠そうとするばかりに、いつの間にか決まったバランスの着こなしや、アイテムばかりに偏っていませんか?たとえば、ビッグトップスにスキニーデニムの組み合わせや、ブラウスにひざ丈のスカート。
昔はそれもアリだったかもしれないけど、バランスだって流行とともに変わっていくもの。
たとえば今季人気のベルテッドワイドパンツは、トレンドの腰高バランスを作りつつ、足の悩みはロングスカート感覚でまるっと隠してくれる優れもの。
自分で固めた「バランスルール」にとらわれず、新しいアイテムも積極的に取り入れてクロゼットの偏りを打破!
パンツ¥30000/クリップ クロップ(オーラリー)
【理由その3 可愛げに照れがあるから】
「大人っぽく見られたい」「年相応に落ち着きたい」。おしゃれに揺れ動くアラサー世代には、こんな思いから可愛げやほどよい色気から距離を置いてしまう人も。ベーシックでシンプルなものに憧れて揃えたつもりが、気づけばなんだか同じような色、形の服ばかり、なんてことも。
そんなときは思いっきりキャラを変える「可愛げ」アイテムを投入して。今年なら、ヘルシーな色気のあるイエローの肌見せトップスもあり!
トップス¥10000/ロンハーマン(ブルーバード ブルバード)
【理由その4 変化球がないから】
クロゼットのなかが同じようなものばかりの人は、「予定調和」なアイテムを選びがち。たとえば、ふつうのレザーバッグを遊び心のあるカゴに変えてみたり、あえての違和感を投入してみて。
かごバッグが今っぽい抜け感を与えてくれるように、手持ちの服も新鮮な気分で着こなせるはず!
スカート¥14000/ティアラ(ティアラ) バッグ¥13300/ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店(ヴィトラス シェトヴィラス)