今が旬のスカーフを、大げさにならず、さらっと上手にアレンジできたら素敵。頑張りすぎないさじ加減が女子会で褒められる、7つのテクニックを中村アンさんとともにご紹介! 下の「スカーフの巻き方講座」で詳しい巻き方を説明しているので、気になるテクを試してみて。
女子会スカーフ7つのアレンジ術
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ヘアバンド巻き
シンプル服が見違える、即効こなれテクニック。顔の近くで印象的にきかせるスカーフは、定番色ベースのグラデーションなど悪目立ちしない色と柄を選びたい。
スカーフ「アニマポリス」(90×90)¥52000・リング¥80000・ブレスレット(手首側から)¥175000・¥146000(すべて予価)/エルメスジャポン(エルメス) ニット¥29000/スローン コート¥65000/エーピー ストゥディオ ニュウマン シンジュク(エーピーストゥディオ) バッグ¥47000/イーストランド(マンサー・ガブリエル)
90㎝のカレは、ヘアバンドとして巻くのにも最適なサイズ。モダンな柄、そしてブルー系メインの色使いが、ベーシックな着こなしをクリーンに洗練させて見せる。スカーフ「アニマポリス」(90×90)¥52000/エルメスジャポン(エルメス)
パレオ巻き
スカーフ柄を服で取り入れるスタイルも旬。そんな気分で、たっぷり大判のスカーフをシンプルなワンピースやパンツスタイルにオン。気負わず、腰巻き感覚で楽しもう。
スカーフ(140×140)¥79000・バッグ¥265000/ロエベジャパン カスタマーサービス(ロエベ) ニット¥38000(カトリーヌ ハメル)・パンツ¥46000(コルタナ)/カオス丸の内
ショールとしても使える140㎝四方の大判。大きく広げて使うパレオ巻きには、あまりうるさい柄よりも、こんなクラシカルさのある柄をあしらって、品よく仕上げるのがいい。上質なシルクスカーフのなめらかな風合いが、着こなしを格上げしてくれる。そして、実は腰まわりの体型カバーにも有効なアレンジ。スカーフ(140×140)¥79000/ロエベジャパン カスタマーサービス(ロエベ)
ベルト巻き
ベルト代わりにスカーフを通すだけでほんのりレトロなムードが香る。ボトムと反対色のスカーフをきかせるのが洒脱でキャッチーな着こなしのカギ。
スカーフ(88×88)¥16000/フラッパーズ(マニプリ) ニット(2月入荷予定)¥15000/リエス ジャケット¥79000/サード マガジン(AVN) スカート¥7800/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店(ミラ オーウェン) バッグ¥36000/コード(ヴァジック) イヤリング¥2000・バングル(上から)¥3400・¥2300・¥3600/ジューシーロック 靴下¥2600/真下商事(パンセレラ) 靴¥59000/スタニングルアー 青山店(スタニングルアー)
深みのある赤×ネイビー配色、そして大きめの柄が、どこかヴィンテージライクな雰囲気。カジュアルなデニムスカートも、これ一枚でシックに見違える。スカーフ(88×88)¥16000/フラッパーズ(マニプリ)
ヘア編み込み
思わずはっとする、後ろ姿美人なヘアアレンジ。まずは髪色となじむ、ダークトーンのスカーフでトライして。薄手で柔らかい素材が、編み込み向き。
スカーフ(70×70)¥15000/エッセンス オブ アナイ(マンテロ) プルオーバー¥64000/マディソンブルー パンツ¥25000/ヴェルメイユ パー イエナ 日本橋店(ヴェルメイユ パー イエナ) ピアス(1個)¥38000/ショールーム セッション(ヒロタカ)
スカーフ外側のチェック部分がヘアの下からひらりとたれて、鮮度の高いバックスタイルが完成。パープル系カラーにパンツをリンクさせ、色の印象を楽しむコーディネートに。ほのかに透ける軽やかな素材は、編み込むときも扱いやすいはず。スカーフ(70×70)¥15000/エッセンス オブ アナイ(マンテロ)
ハイネック巻き
首にきゅっと小さく結んで、シャツやタートルニットの中にしまう端正なスタイル。見える分量が少ないからスカーフは、サイズも柄も小さめを選ぶのがポイント。
スカーフ(53×53)¥7800/フラッパーズ(マニプリ) シャツ¥126000/マディソンブルー ピアス¥4040/ジューシーロック
小さく結んで襟の中にしまうのが可愛いハイネック巻きは、50㎝前後の小ぶりスカーフがちょうどいい。そして、大柄だとほとんど見えないので、細かい柄のものを。服の色となじませてもいいし、こんなふうに反対色できかせても、少量なので悪目立ちすることなくチャーミング。ただし、顔に近い位置なので、自分の肌映りを考慮した色選びを意識したい。スカーフ(53×53)¥7800/フラッパーズ(マニプリ)
ショルダー結び
ストラップとしてスカーフを使うという新発想。バッグと同色をベースにしたスカーフを使えば合わせる服を選ばず、幅広くコーディネートしやすいはず。
スカーフ(88×88)¥16000/フラッパーズ(マニプリ) バッグ¥109000/イーストランド(マンサー・ガブリエル) シャツ¥24000/チェルシーフィルムズ(シンメ) スカート¥36000/ラルフ ローレン(ポロ ラルフ ローレン) ピアス¥25000・リング¥210000/ステディ スタディ(トムウッド)
コロンと愛らしい赤いバッグに、赤ベースのスカーフをショルダー結び。バッグを主役にした着こなしも、一歩先の新鮮さ。ちょうどいちばん上の部分に結び目を作っておくのが、持ちやすさの秘訣。スカーフ(88×88)¥16000/フラッパーズ(マニプリ)
シェフ巻き
古くさくなりがちな定番の襟元アレンジは、しゅっとハンサムなシェフ巻きなら失敗なし。大げさに広がらず、スマートに決まるほどよいサイズ選びも大事。
スカーフ(65×65)¥11000/ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店(マニプリ) ニット¥68000・ジャケット¥80000・パンツ¥18000/ラルフ ローレン(ポロ ラルフ ローレン) バッグ¥54000/マイケル・コース カスタマーサービス(マイケル マイケル・コース) ピアス(1個)¥19000/ショールーム セッション(マリア ブラック) 靴下¥2700/真下商事(パンセレラ) 靴¥40000/ザ・グランドインク(ロランス)
襟元は、エレガントになりすぎない巻き方が今のルール。縁取りのあるデザインが、シェフ巻きのキリリとした印象を引き立てて。スカーフ(65×65)¥11000/ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店(マニプリ)
撮影/白川青史(人)、ケビン・チャン(物) ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/中村アン 取材・原文/東原妙子 ※( )内の数字は(縦×横)で単位は㎝です ※BAILA2019年2月号掲載