迷える読者のリアルな悩みに、スタイリスト加藤かすみさん&エディター伊藤真知さんがアンサー。「おしゃれのモチベーション低下」という悩みに二人はどう答える…? 大人も楽しめるトレンドスタイルをあわせてお届け!
《お悩み》ファッションへのモチベーション低下
圧倒的に多かったのが「着ていく場所がなくなり、服を買いたい気持ちがなくなった」という声。ラク以外の“決め手”が見当たらないという人も。
《KASUMI's Comment》
「私なら、どう着る?」
想像力を働かせて、自分に合ったトレンドを。
「秋はシックな色が増える分、甘いデザインも甘すぎず、着こなしの幅も広がってコーディネートが楽しくなるはず。直球でいくなら袖コンシャス、重ねても楽しみたいなら襟コンシャスなど、どう着たいかのイメージも大切」
![トレンドの大きな襟のブラウスコーデの桐谷美玲](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/cd/cd0ce109-e478-4bbe-95f5-eebc5d83c6be.jpg)
一枚で、重ねて…おしゃれが広がる“大きめ襟”に注目!
今季、大人ブランドからも続々と登場している大きな襟のブラウスは、一枚は手にしておきたいトレンド。「そのままでもいいし、上にニットやスウェットを重ねても可愛いし、中にタートルを合わせればまた全然違う印象に……。“いろんなことができる”汎用性の高さも、推しの理由です」(加藤さん)。ブラウス¥28600/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ゲミニー) ピアス(1個)¥26400/アルティーダ ウード
《MACHI's Comment》
この秋だったら、袖コンシャスや襟コンシャス。
せっかくなら“買った感”が味わえる一枚で、テンションを上げてみても。
「お出かけする機会は減ってしまったけれど、だからこそ一回一回のおしゃれを大切にしたいと思うようになった今。実用的なシンプル服だけでなく、ときには着ていてワクワクするような“アがる”トレンドに投資してみても!」
![ボリューム袖のブラウス桐谷美玲](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/9b/9b3883d6-cf0d-49a8-845f-2109bdb411a9.jpg)
大胆なボリューム袖も黒ならぐっと身近な存在に
ブラウス一枚で充分存在感があるからこそ、コーディネートは基本、引き算。でもそぎ落としすぎるとモード色が強くなって、現実離れしてしまうことも。「切りっぱなしのデニムや可愛げのある小物でお茶目を足すくらいが、普段使いにはいいバランス」(伊藤さん)。ブラウス¥41800/イエナ ラ ブークル ニュウマン新宿店(ウラ ジョンソン) パンツ¥36300/サザビーリーグ(マザー) バッグ¥43450/エディット フォー ルル(マージシャーウッド) ピアス(1個)¥18700・リング(左手)¥26400・(右手)¥19800/アルティーダ ウード 靴¥38500/ベイジュ(ピッピシック)
![加藤かすみさん](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/70/7023448d-782d-407a-85fd-303d10fba057.jpg)
スタイリスト
加藤かすみさん
本誌をはじめ多くの表紙や特集、広告を手がける人気スタイリスト。仕事柄いち早くトレンドを把握しつつも、最近はECブランドにも注目。
![伊藤真知さん](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/87/87ac6fd7-6f31-4ce0-b353-ac596100f635.jpg)
エディター
伊藤真知さん
本誌のほか、世代を問わず幅広い女性誌で活躍するエディター。最近ブログを始めたこともあり、大人のプチプラを探しまくりの日々。
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/加藤かすみ モデル/桐谷美玲 取材・原文/伊藤真知 構成/内海七恵〈BAILA〉 撮影協力/タイトルズ ※BAILA2021年9月号掲載