多彩なカラーとデザインが人気の、ユニクロ(UNIQLO)のニット。しかしニットはよく着るものだからこそ、「選ぶのに悩む」「自分に似合うものをちゃんと選びたい」なんて人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、特別に試着会でプロの方にパーソナルカラーを診断してもらい、自分に合ったニットを選ぶためのアドバイスをいただきました! 着方次第でチャレンジカラーを似合わせられるコツも伺ったので、是非最後まで読んでくださいね!
カラー、デザイン、機能性まで充実。「ユニクロのニット」ならぴったりの1枚が見つかる!
今やユニセックスなものも多く、メンズとあわせると数え切れないほどあるユニクロのニット。同じ色でも素材や編み方などで表情が違ったりと、微妙な差でどれを買ったらいいか悩む人も多いでしょう。逆に言えば、どんなニュアンスのものが自分に似合うかが分かれば、種類豊富なユニクロのニットの中から自分にぴったりのものを見つけることができるはず。
ということで今回は、ファッション迷子の筆者が試着会で特別に開催されていたパーソナルカラー診断を体験。プロの方に、自分に似合う方向性を教えてもらい、それに沿ってユニクロのニットの中から自分に合うアイテムを探してみました。
パーソナルカラーがわかると、肌ツヤが映える色がわかる!
実は数年前に一度、診断を受けたことがある筆者。茶髪&カラコンでブイブイ言わせていたその頃は、四季で表される4パターンのうち「オータム」と診断されました。数年たった今回、いろんな“装飾”をやめてミドサーになった筆者の診断結果は…「ウィンター」! ブルベ・イエベさえも変わってしまいました。聞くと「日焼けや年齢でもパーソナルカラーは変化する」とのこと。
ウィンターは、青みがかった「ブルーベース」の肌で、コントラストが強めの色が似合うのだそう。逆にニュアンスのある中間色を身につけると、肌の美しさが損なわれるようです。
強い色味…。似合わない気がしていて、むしろ避けていました。でもユニクロってみんなが使いやすいベーシックな色を多く出している印象。私に似合うカラーは本当に、あるのでしょうか?
結論:めちゃくちゃありました!
「プレミアムラムタートルネックセーター」(メンズ・ブルー)¥2990
スタートからメンズアイテムですが、それにしてもこんな鮮やかなカラー、ユニクロにもあったんですね。普段通りすぎていたようです。「ブルーベース」というだけに、寒色に得意な色が多いウィンター。目が覚めるような鮮やかな青は確かに、こころなしか肌をスッキリみせてくれ、透明感が出た気が。
アイテム自体も、超着やすい。筆者はメンズのLを着用したのですが、肩が落ちた感じが逆に華奢に見せてくれています。また、サイズが大きいからこそ首周りもゆったり確保され、肌が弱い筆者には嬉しいポイント。腰回りで裾のリブが止まり、お腹周りをふわっとしたシルエットにしてくれるので、お尻周りのお肉の存在を拾わず着られるのも最高です。
「スフレヤーンモックネックセーター」(ダークグレー)¥2990
こちらはウィメンズのもの。ウィンターの筆者の場合、パステルのような淡い色は着こなすのには工夫がいるので、グレーの中でも濃い目のトーンを選ぶといいとのことでした。顔立ち、たしかにシャープに見えるかも。
こちらは確かに濃いグレーですが、よく見ると白い毛も編み込まれており、ベタッと重い印象になりすぎないのが好印象。丈も少し短めなので、ボトムスには派手色のワイドパンツやスカートをもってきてもかわいいかも。「顔周りさえパーソナルカラーを抑えておけば、肌や輪郭の印象はキレイになります。なのでボトムスはチャレンジしてもOKですよ!」とのことだったので、あえてパステルを持ってきてもいいな。
「メリノブレンドAラインワンピース」(パープル)¥3990
ブルーベースですが、褐色寄りでない赤系なら似合うそうで、こちらはワインレッドにも近い「パープル」を選んでみました。筆者はあまりオレンジっぽくない(イエローベースでない)唇なので、ワンピースの色と唇の色がマッチしていて浮いた印象になりません。重い色でも、髪と眉のはっきりした黒で顔に比較的メリハリが出るので、ワンピースの色に負けない顔、のようです。
ニットのワンピースってちょっと物理的にも重いイメージですが、薄手のメリノ素材は長時間着ていても全然軽い! 薄いさらっとした生地感のおかげで、肩周りもスッキリ見せてくれます。おかげで首も、ちょっと長く見えてくれているかも。そして薄いのに、お腹まわりにはフィットせずラインを逃してくれているのも助かります。
「スフレヤーンハーフジップセーター」(メンズ・オフホワイト)¥2990
そして最後もメンズアイテムより。柔らかい色は苦手なウィンターですが、白だけは実は得意分野。顔をパッと明るく見せてくれます。
ウィメンズではなかなか見ないハーフジップの、ちょっとカジュアルな1枚。襟が立つ仕様なのでより男性らしさのあるデザインなので、あえて白という優しい色を選んで、女性らしさも意識してみました。ジップはシルバー系。これもブルーベースには合う色だそうなので、これによっても取り入れやすさがアップされているのかも。(筆者はLを着用しました。)
「ユニクロ、やっぱり似合うのたくさんあるじゃん!」と感動したものの、「でもハードルが高いカラーも、好きなもの・使い勝手のいいものは着たい!」。ウィンターにはあまり相性がいいとされていない、淡い色のニットを着るときのポイントを効いて実践してみました。
得意カラーを「レイヤード」で見せれば、チャレンジカラーも攻略!
パーソナルカラー的には苦手カラーといわれても、単純に好きな色ってありますよね。そんなチャレンジカラーを着たいときは、「レイヤードコーデ」にすればカバーできるそう!
筆者はウィンターなので、得意の白を中に着て、淡いカラーのニットに挑戦。どうですか? チラ見えする白がクッションになって、顔のくすみもカバーされている気がします。(着用したのは、左から「プレミアムラムクルーネックセーター」(ベージュ)¥2990、「プレミアムラムVネックカーディガン」(グレー)¥2990。)
診断してくださった方いわく「レイヤードが難しい場合も、得意カラーのアクセサリーを身に着けて目線をそちらに誘うだけでも、雰囲気がなじんで着こなしやすくなりますよ」とのことでした!
いかがでしたか?
似合う色、好きな色のニットがきっと必ず見つかるユニクロ。いろいろ試着して、自分にぴったりのものを探してみてくださいね!
構成・文/菅原麻葉
※価格は記事作成時点のものです。