【UNIQLO（ユニクロ）新作も！】代表ニット4種比較レビュー！質感・扱いやすさなど、それぞれによさがありました

先日、ユニクロの代表ニットの展示会にお邪魔しました！　スフレヤーン、カシミヤ、メリノ、ウォッシャブルミラノリブ……それぞれの生地のよさとユニクロのこだわりをあらためて再確認。それを使った新作をメインに、コーデと合わせてその魅力をくわしくご紹介します！

スフレヤーンは、その名のとおり“スフレ”のようにふんわり軽やかな質感が特徴の、ユニクロ独自の糸で編まれたニットです。空気を含んだような糸で編まれているため、厚みがあるのに重さを感じにくく、包み込まれるような着心地を実現。柔らかな肌ざわりでチクチクしにくく、素肌に着ても快適です！　軽さと保温性のバランスに優れているので、秋から春先までロングシーズン活躍。ゆったりとリラックス感のあるスタイルにぴったりなニット素材です。そして手洗い可能で自宅ケアができるのも嬉しい！

＜こんなシーンにおすすめ＞
ふんわり軽くてリラックス感があるので、休日のおうち時間や近所へのお出かけにぴったり。カジュアルな秋冬コーデにおすすめ！

スフレヤーンのアイテム自体は過去にも展開していますが、“ハイネック未満”な首元が可愛いモックネックタイプのものは今季初登場。トレンド継続中のこっくりブラウンをチョイスしてみました。合わせたのはバレルレッグパンツのオフホワイト。襟が高すぎず首が少し見えるモックネックは、ハイネックより肌が見えることにより厚着の時期でもコーデのバランスがとりやすいです。なのに首にフィット感もあるから、隙間風が入りにくく防寒性も高い！　個人的には、首が短いのがコンプレックスなためハイネックに少し抵抗があるのですが、その意味でこのモックネックは使いやすくて嬉しいポイントでした。

リブ編みで生地自体に表情があるので、ダークカラーでも重くなりすぎないのも高ポイント！　ダークブラウンの他にもグレーやオフホワイト、ピンクやブルーもありと、好みで選べるカラバリの多さも◎。

ユニクロのカシミヤニットは、高級素材ならではのなめらかさと光沢感が魅力。繊維が非常に細いため、しっとりとした肌ざわりでチクチク感が少なく、直接肌に触れても心地よいのが特徴です。薄手ながら保温性が高く、冬でも暖かく過ごせるのも嬉しいポイント。シンプルなデザインでも上質感が引き立ち、オンオフ問わず長く愛用できる一枚に。大切に手入れすれば、長く着続けられるユニクロのプレミアムラインといえます。そしてカシミヤなのに、自宅で手洗いが可能！

＜こんなシーンにおすすめ＞
上質で薄手でも暖かいため、特別なお出かけや仕事の会食、キレイめに見せたいシーンに最適。冬のオンスタイルやフォーマル寄りの場に。

タートルネックとクルーネックのセーターはありましたが、カーディガンがこの度登場！　全６色とカラバリも豊富、カシミヤ100％なのに価格も￥12900とお手頃なのはさすがユニクロ。今回はキレイなピンクをチョイスし、ダークグレーの「ワイドプリーツミディスカート」で甘めにまとめました。名前にあるとおりショート丈なので、ボトムに広がりのあるものを持ってくる今のムードにもフィット。ユニクロのカーディガンにしてはボタンが大きめで、遊び心があるのも好きでした！

先ほど着用したスフレヤーンと比べると、カシミヤの方がよりしっとりとなめらかな印象。比較すると薄手でもあるので、アウターを着てもモコッとしにくそうだなと思いました。ボリュームが欲しいけど軽さも譲れないといった場合は、スフレヤーンの方がマッチしそうです。

メリノは、細くしなやかな繊維が特徴で、ユニクロの定番人気素材のひとつ。なめらかな肌ざわりでチクチクしにくく、ほどよい光沢感があり、大人っぽい上品さを演出してくれます。薄手でも保温性が高いため、秋冬はもちろん、インナーとしても活躍。カラーバリエーションも豊富なものが多く、オンオフ問わず着回せる万能ニットといえそう。そしてこちらは、マシンウォッシャブル！　洗濯機で洗えるニットなんて、秋冬ヘビロテ確実です……！

＜こんなシーンにおすすめ＞
薄手で重ね着しやすく、保温性と光沢感もあるので、通勤や日常使いに万能。秋冬から春先まで、毎日のデイリーシーンに頼れる素材。

この夏ユニクロの「ポロセーター半袖」が大人気だったのは記憶に新しいですが、秋冬むけのポロセーターがメリノウール生地で登場です。試着に選んだのは、トレンドのレッド。クラシカルなデザインなので、あえてカラーで遊んでみました。胸元にボタンのアクセントがあるから、アクセサリーがなくともポイントになって可愛い！　柔らかく薄手なので、秋冬の服で陥りやすい着ぶくれ問題もありません。ボトムには秋色・オリーブの「ワイドプリーツミディスカート」を合わせてみました。

上で着用したカシミヤと比べるとこちらも薄手ですが、触り心地がさらっとしています。また、マシンウォッシャブルな点から考えると、メリノの方が毎日レベルで着るのには向いているかもしれません。

ウォッシャブルミラノリブは、編み地がしっかり詰まっていて、ジャージーのようなハリ感があるのが特徴です。厚みがあり型崩れしにくいため、カジュアルながらもきちんと感を演出できる素材。シルエットが安定するので、ジャケットライクに着られるアイテムや、上品な印象に見せたいニットに多く採用されています。さらっとした肌ざわりで、長時間着ていても快適。オフィススタイルにも対応できる“きちんと見え”ニットとして、持っていればかなり使えます！　そしてこちらもメリノ同様マシンウォッシャブル！

＜こんなシーンにおすすめ＞
ハリがあって型崩れしにくく、長時間着ていてもキレイな印象を保てるので、出張や旅行などのアクティブシーンにおすすめ。オフィスでも活躍。

ウォッシャブルミラノリブは今季ウィメンズでの展開はないということで、メンズのクルーネックLサイズをピックアップ。メンズのLサイズということでなかなか大きいのではと心配になりましたが、ほかの生地より硬さがあるからかブカブカすぎずに着ることができます。パンツには少し細身の「スリムフレアトラウザージーンズ」をチョイス。細身だとお尻周りのシルエットが気になるところですが、メンズ仕様で丈が長めのセーターがうまくカバーしてくれています。コンパクトなセーターだとレイヤードした中のシャツのごわつきが気になることがありますが、大きめのメンズ仕様なのでその心配もなくキレイに着られました！

今回着たのはネイビーですが、カラバリはなんと合計10色！　サイズXSから展開があるので、「この色はレイヤード用に大きめを」「こっちの色はコンパクトに着る用」と用途に合わせてたくさん買いたくなっちゃいました。

ちなみに上で着用したメリノと生地感を比べると、一番違いを感じたのは厚みと硬さ。体に沿うような柔らかさが欲しいならメリノ、体のラインを拾わせたくないならウォッシャブルミラノリブを選ぶのがいいかもしれません。

いかがでしたか？
それぞれにメリットと特徴がある、４つのニット。シーンや気分で自分好みのアイテムを見つけて、ぜひゲットしてくださいね！