夏に向けて気になる、白Tシャツの黄ばみや首元汚れ。Tシャツをきれいに着こなすための正しいお手入れ法を、原因から洗い方、気をつけるポイントまで徹底解説します!

アパレル企業やクリーニング機械メーカーを経て、2007年にクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA」を設立。劇団四季やシルク・ドゥ・ソレイユをはじめ、国内外のアーティストの舞台衣装のクリーニングを数多く手がけている。洗濯のプロ集団「洗濯ブラザーズ」の次男として、プロの知見を生かした家庭で実践できる洗濯術や衣類ケアを発信中。主な著書に『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(アスコム)がある。クリーニング店「LIVRER(リブレ)」は、横浜、三宿(世田谷区)、富ヶ谷(渋谷区)に3店舗ある。
なぜ白Tシャツは黄ばみやすい……?

気になりやすい白Tの黄ばみ。そのまま放置していると、さらに黒ずみが進み、残念な印象になってしまうことも。お気に入りの白Tを長くきれいに着続られるよう、まずは汚れの原因をチェック!
原因①日々のファンデーションや皮脂などの"油汚れ"
黄ばみの主な原因は、水洗いでは落ちにくい「皮脂汚れの蓄積」。首元やわきに付着した皮脂を落としきれず、時間の経過とともに酸化して黄ばみや黒ずみになってしまいます。
原因②正しくない洗い方
洗剤を使いすぎたり、すすぎが不十分だったりすると、洗剤成分が繊維に残り、黄ばみの原因になることがあります。また「白くしたいから」とすぐに漂白剤に頼るのもNG。生地に負担をかける場合があるため、まずは適切な量の洗剤を使い、汚れをしっかり落とすことが先決です。
気になる黄ばみ・首元汚れを落とす正しい方法
洗濯機に入れる前のひと手間や、いつもの洗剤の使い方を少し工夫するだけで、汚れ落ちはぐんとアップ! 忙しい毎日でも自宅で簡単に実践できる、白Tをきれいに保つための正しい洗い方をご紹介します。
黄ばみゼロも夢じゃない! 魔法の「プレウォッシュ液」

特に皮脂汚れに効果的なのが、洗剤と水を1対1の割合で混ぜた「プレウォッシュ液」。洗濯機で洗う前に、黄ばみが気になる部分にスプレーしておくことで、汚れ落ちをサポートしてくれます。

①手持ちの洗剤を霧吹きに入れる

②同じ量の水を霧吹きの中に入れる

③混ぜ合わせるように霧吹きを振る
プレウォッシュ液の作り方は超簡単! 手持ちの霧吹きの中に普段使いの洗剤を入れ、そこへ同量の水を入れるだけ。軽く振ってしっかりと混ぜ合わせれば完成。1週間以内に使い切るようにしましょう。
黄ばみと首元汚れに効く洗い方

①プレウォッシュ液を黄ばみにふきかける

②洗濯ブラシを叩きつける
黄ばみが気になる箇所にプレウォッシュ液をスプレーし、洗濯用ブラシ(なければ歯ブラシでもOK)でしっかり叩くのがおすすめ。ブラシはこするのではなく、下にタオルなどを敷いて上からトントンと叩きつけて。洋服の繊維は摩擦などの横の刺激には弱いですが、縦の衝撃には強い構造なので思っているよりも強く叩きつけてOK!
皮脂の蓄積汚れに効くオススメ洗剤

頑固な黄ばみや汚れには、液体洗剤よりも洗浄力が高い「粉洗剤」が有効。使用する際は、あらかじめ約40°のお湯で溶かしてから洗濯機に入れることで、洗剤残りを防ぐことができます。洗濯ブラザーズ監修の白物衣類専用の粉洗剤なら、白さをキープしながら優しく洗いあげる効果も。
黄ばみを防いでくれる、「着た後」の新習慣
洗う工程だけでなく、着た後のなにげない行動に実は差が出ているんです。黄ばみ対策に効果的な正しい脱ぎ方や、脱いだ後のルーティンをチェック。
脱ぎ方でTシャツの持ちが変わる? 正しい脱ぎ方

肌に触れていた面をしっかり洗うためにも、Tシャツは裏返して脱ぐのが基本。また、首まわりは特に皮脂がつきやすい部分のため、強く引っぱって脱ぐと汚れが広がる原因に。肩から少しずつ丁寧に脱ぐのが理想です。
脱いだ後どうするか、で違いは歴然。当日ケア

皮脂汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。Tシャツを脱いだ後は、洗濯機の中に放置せず、できるだけ早く洗うのがベスト。すぐに洗えない場合は、風通しのよいカゴなどに入れておきましょう。汗を一度乾かしておくことで、汚れの広がりやニオイを防ぐことができます。
まとめ|白Tの黄ばみはケアと洗い方で格段に変わる!
白Tの黄ばみは、特別なケアが必要な汚れというよりも、日々の洗い方で差がつくもの。洗濯前のひと工夫や適切な洗剤量、そして脱いだ後のちょっとした習慣を意識するだけで、仕上がりは大きく変わります。あきらめていたお気に入りの白Tの黄ばみ、今回ご紹介した洗い方を参考に、トライしてみてください!
撮影/倉方真帆 取材・文/浜田麻衣

















































