一生をかけて愛せる“パートナー”に出会うには、歴史や魅力を深く知るのも大切なこと。いつかは手にしたい憧れの腕時計から、世界最高峰の時計メーカーとして君臨し続けるパテック フィリップの「カラトラバ」にフォーカス!
Patek Philippe【パテック フィリップ】カラトラバ
究極にシンプル、ゆえに美しい。誰もが憧れる至高の一本
創業はなんと1839年。スイスのジュネーブで誕生し、世界最高峰の時計メーカーとして185年もの間、トップに君臨し続けるパテック フィリップ。そのシンボルとしてりゅうずなどにも刻印されている十字の紋章、“カラトラバ十字”から命名された「カラトラバ」は、ブランドを最も象徴するドレスウォッチのコレクション。“Less is More=少ないほうが豊か”という引き算の美学に基づき、1932年に発表されたごくミニマルなラウンド型の時計は、ほかとは一線を画す圧倒的な美しさで世界中の腕時計のお手本となっている。2013年にはそれまでの多くの時計に採用されていた手巻きムーブメントに代わり、自動巻きムーブメントが搭載された女性向けの新作がデビュー。繊細なブレゲ針やブレゲ数字によってアンティークな魅力をたたえながらも、ちゃんと実用的。そんな名作中の名作をいつかは手にしてみたい。
ローズゴールド×ベージュのアリゲーターストラップという甘やかな色使いもエレガント。34.6mmの大きめのフェイスでも、女性らしさが満点。時計「カラトラバ」(RGケース、アリゲーターストラップ/自動巻き/34.6mm)¥5260000/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター(パテック フィリップ) コート¥248600/ショールーム セッション(サヤカ デイヴィス) ニット¥49500・パンツ¥75900/ドゥロワー 青山店(ドゥロワー) ピアス¥533500・ネックレス¥1345300・バングル¥1184700・リング(上)¥711700・(下)¥641300/エムアッシュテ(マリーエレーヌ ドゥ タイヤック)
撮影/三瓶康友 ヘア&メイク/林由香里 スタイリスト/池田 敬 モデル/新川優愛 取材・原文/伊藤真知 ※BAILA2024年12月号掲載 ※大特集内、RG=ローズゴールドの略です