少しずつ暖かくなってきて、旅行が楽しくなってくる季節が到来。そこで今、大人が出かけておきたい、運気がよくなる開運旅の行き先を、島田秀平さんがナビゲート! 今回は開運のアドバイスと行くべきパワースポットをご紹介。
「運」は自ら足を運ぶ人に訪れるもの。気のいい場所にどんどん出かけましょう!
手相、数秘術、風水など幾多の占いに通じる。最新刊『島田秀平が5万人の手相を見てわかった!運と不運の正体』が発売中。公式YouTube「お開運巡り」も好評配信中!
いるだけで気分がいい、リフレッシュできる場へ行き運気をさらに底上げしよう!
普段、なにげなく口にしがちな「運」という言葉。これ、漢字を見ると“運ぶ”と読むことができますよね。つまり運がいい人とは、行動力がある人のこと。逆に不運は“運ばず”と、その場にとどまっていて、動かない状態を示すんです。
つまり運気アップをしたいなら、自分から積極的に足を運び、欲しいものをつかみ取りに行く姿勢が重要。そういう意味では“ここ、いいな”と思った場所へ出かける行為こそ、まさに開運旅! それがいわゆるパワースポットと呼ばれる場所ならば、気分もさらにリフレッシュできると思います。
「パワースポットって、一体どういう場所を指すんですか?」「神社やお寺だけがパワースポットなんですか?」、とよく聞かれますが、パワースポットとは、自分がいて居心地がいいと感じられる場所のこと。極端な話、近所の好きなカフェでもOK。バイラ読者の皆さんだったら、“オフィス内のこの場所、なんか落ち着く”なんてこともありそうですよね。そういう生活圏内にあるお気に入り空間もパワースポットになるので、こまめに足を運ぶと、エネルギーチャージになります。
神社に関しては、現代に生きるわれわれよりも、感覚や感性が研ぎ澄まされていた昔の人たちが、人の力を超えた何かを感じた場所に建てられたところが多いです。いわゆる“気の流れがいい”場所になりますね。お寺も、みんなの願い、平和や幸せになるための祈りが集まっていることから、運気を上げてくれる場所とされています。
面白いことにパワースポットと人にも相性があるんです。行ってみて理屈抜きに元気が出る、気持ちがよくなると思えたら、知名度や規模にかかわらず、その人にとって最強の開運場所! 神社はもちろん、いくつかお気に入りのパワースポットを持っておくと、疲れたときに背中を後押し&運気アップになりますよ。
ちなみに今年は、干支の運気で言うと「癸卯(みずのとう)」という年。古い物事の終わりと、新たな始まりを意味する一年です。ピンときたパワースポットに出向き、ぜひその土地の力を感じ、気力をみなぎらせてみてください。
この手相の人は特に効果あり!
手のひらの真ん中あたりにある「神秘十字線」。この線の持ち主は、神秘的な力に守られている強運な人。パワースポットとの相性も抜群なので、ぜひ行ってください。もちろんこの線がない人も、気のいい場所へ赴くことで運気はUP!
イラスト/ツルモトマイ 取材・原文/石井絵里 ※BAILA2023年5月号掲載