気になる本・音楽・TV・コミックをピックアップ! 今月のBAILAおすすめカルチャー!!

2018-06-22 19:30
  • 今月のオススメ書籍は、対照的なのに、いつまでも余韻に浸っていたくなるような、心が揺さぶられる2冊がお目見え。登場人物の四者四様の孤独が見事に描かれた『じっと手を見る』は、読むほどに打ちのめされる閉塞感と窮屈さが漂う恋愛小説。対する『さざなみのよる』は、人気脚本家、木皿泉さんの5年ぶりの書き下ろし作品。43歳で亡くなった女性とその周囲の人々にまつわる、命のまばゆいきらめきが詰まった物語。どちらの作品も、生きていく意味や大切さを教えてくれます。その他、傑作揃いの10年ぶりサードアルバムや食のドキュメンタリー番組、コミック2冊のエンタメ情報も必見です!
  • 閉塞感と切実な恋愛の様態が詰まった『じっと手を見る』
  • 窪 美澄 幻冬舎 1400円
  • 富士山のふもとの町で介護士の仕事につく20代の日奈は、東京から仕事で来た宮澤に惹かれる。地元とそれ以外。体とそれ以外。ままならない人生と仕事に流される人々を丹念に描いた恋愛小説。
  • 生きていることの意味を考えさせられる『さざなみのよる』
  • 木皿 泉 河出書房新社 1400円
  • 43歳で病死したナスミ。その生前の行動や言葉が思いがけない範囲まで影響するさまを、ハートウォーミングに描き出す。死はゴールでないとのメッセージがいい、人気脚本家による待望の短編連作集。
  • 寝かせに寝かせた10年ぶりの傑作アルバム『ザ・プール』
  • ジャザノヴァ ¥2300(国内盤)/SONAR KOLLEKTIV
  • デビュー作のサンプリングナンバー「Now」から幕を明け、たたみかけるようにクロスオーバー、モダンソウル、ヒップホップとありとあらゆるすべてが堪能できる本年度ベスト候補の一作。
  • ユニークで刺激的な食のドキュメンタリー「アグリー・デリシャス:極上の"食"物語」
  • 米ニューヨークを本拠とするレストラン・チェーン、モモフク・グループの創業者で、シェフ兼実業家のデイビッド・チャン。ソウルフードやジャンクフードなどの身近な食べ物のルーツや背景を、チャンの視点で多角的に掘り下げていくユニークなドキュメンタリー。毎回決まった筋書きはなく、チャンの思考のおもむくままに綴る食エッセイのよう。イタリア、日本、メキシコ、中国と、世界各地で食べる料理の数々も見もの。Netflixオリジナル作品。

    シーズン1  Netflixにて独占配信中 製作総指揮・出演/デイビッド・チャン、ピーター・ミーハンほか
  • 読めばお酒が好きになる!? 『ゲコガール』
  • 魚田 南   講談社 1 巻 570円
  • 食べることがだ~い好き♡なグルメ編集・宇佐野はお酒が飲めない下戸(ゲコ)。どうにかお酒を攻略するべく訪れた伏見の酒屋さんで、とある生き物と遭遇するのだが……。

  • 獣医者・正宗とお調子者の佐助が江戸の謎を次々に解決!『獣医者正宗捕物帳』
  • 逢坂みえこ  小学館 1 巻 429円
  • 謎解き、人情、恋愛模様。江戸に暮らす人々の生きざまを、落語のように深く丁寧に描き出す、極上の時代劇ミステリー。
原文/江南亜美子(本)、今 祥枝(TV)、中川 薫(コミック)

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